スタートライン
昨日の公園で話かけられたのが気になって僕は朝から雫のほうばかり見てる。
そのことを林に気づかれてあいつが茶化しにきた。
「お前さっきから雫のことみてばっかだな」
「みてねぇよ」
僕は照れながら下を向いた。
それからは林のいうことを無視していたら授業が始まった。
授業が終わると僕は図書室に向かった。
僕は結構図書室に行くことがある。
特に理由はないけど教室にいててもあんまり楽しい話もないし・・・・・・・・
そうしていつも図書室にいってしまうのだ。
図書室には雫もよく来ている。
あんまり話した記憶はないが目はよくあう。
なぜだろう?雫はこっちをよくみている。
だけどそれは僕も同じことか。
図書室に着いたら僕は適当に本を一冊とって椅子に座り読み始めた。
隣に雫が座り話しかけてきた。
「高山君この前のこと覚えてる?」
僕はうなずいた。
「この前はありがとう」
「えっ?なんのこと?」
僕は公園で会ったことかと思ってたのが違うみたいだ。
雫は頭の上にはてなを出してた。
そのまま雫は話始めた。
「図書室で高い所にある本とってくれたでしょ」
雫は恥ずかしそうに頬赤らめた。
「あぁあのときか」
僕は思いだして両手を叩いた。
そのまま会話は弾み休憩時間はずっと雫と話していた。
雫は帰り際に恥ずかしそうに僕に行ってきた。
「高山君帰り暇なら一緒に帰らない?」
「いいけど・・・・・・」
僕は即答だった。
やっぱり僕は雫のことが気になってるのか?
恋愛をしたことのない僕にとってこの気持ちが何なのかわかるわけがなかった。
授業が全部終わると雫が僕のところまできてじっと待っている。
「じゃあ帰るか」
「うん・・・・・」
この帰り道が僕たち二人のスタートラインだったのかもしれない。