(コント)「おばあちゃんと空き巣」
コント『おばあちゃんと空き巣』
場所…おばあちゃんの家
役… 空き巣(男性)/ おばあちゃん
空き巣「あ〜ボロ儲けだ。ざっと50万か。こんな簡単に金が入るなら空き巣もやめられねぇなぁ。お、こんな所にも金持ちそうな家があるな。今日は調子がいい。入るか。」
空き巣が入り物色中に、おばあちゃんが帰宅する。
おばあちゃん「アンタ!!」
空き巣「ーっ!!これは、その…」
おばあちゃん「幸太郎じゃないか!!」
空き巣「…………幸太郎?」
あばあちゃん「なんだいなんだい。来るなら一声かけてくれよ。丁度帰ってきたところだったからいいけど。おばあちゃんに会いに来てくれたんだろ?」
空き巣「!!あ〜!そう!幸太郎!ばーちゃんに会いにきたんだよ!」
おばあちゃん「なんだい、今思い出したみたいに」
空き巣「あっ、いや、それよりばーちゃん。ちょっと近く寄ったから来たんだ。だから連絡するのもなぁって」
おばあちゃん「そうなのかい?まぁまぁ、ゆっくりしていきなさい。ーあれ?アンタいつアメリカから帰ってきてたんだい?」
空き巣「っ、最近かな。ちょっと日本が恋しくなって。ばーちゃんの顔見れて安心したよ」
おばあちゃん「そうかい?わざわざ悪いねぇ。にしても幸太郎大きくなったねぇ。こんなに立派になって。あぁ、この前もありがとうね。仕事で海外に行って見舞いに行けないからってわざわざ入院費用意してくれたんだろ?」
空き巣「あ、あぁ。当然だよ。元気そうでよかった。」
おばあちゃん「あぁ、それでアンタ次来た時渡すって。わざわざアメリカから来てくれたんだねぇ。」
空き巣「え?」
おばあちゃん「入院費の20万。持ってきてくれたんだろ?」
空き巣「20万!?」
おばあちゃん「ほんと悪いねぇ。でもアンタ、お仕事頑張ってるんだろ?俺からしたら20万なんか小銭と一緒だなんて、ほんとに立派になったんだねぇ。」
空き巣「幸太郎すげぇな!?」
おばあちゃん「アンタ何に驚いてるの?まぁ、アンタからすれば小銭でもおばあちゃんからすると命を救ってくれた大事なお金だよ。本当にありがとうねぇ。」
空き巣「俺からしても小銭じゃなくて大金だよ!?まぁ、丁度前の家の分があるし、逃げ切るためには仕方ないか…」
おばあちゃん「ん?何か言ったかい?」
空き巣「い、いや。なんでもないよ。じゃあ、はいこれ約束の20万円」
おばあちゃん「ありがとうねぇ。アンタは本当に昔から優しい子だねぇ」
空き巣「それじゃあ約束のお金も渡せたし、仕事があるから俺帰るよ!」
おばあちゃん「あ、あぁ。忙しいんだねぇ。頑張ってね。」
空き巣はおばあちゃんの家を出る。
その後おばあちゃん宛に電話がかかってくる
おばあちゃん「もしもし?あ、デイサービスの栗田さん?え?今アタシの家から怪しい男の人が出たけど大丈夫かって?大丈夫よ〜。空き巣だったんだけど息子いる設定で話しかけてみたらお金もらっちゃったわ〜〜。あはははは」
ー終わりー