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久々の夜会は碌なのが入り込まない

お読み頂き有難う御座います。

久々に夜会ですね。ちょっと一波乱ありそうです。

「今日もぉ、面子は代わり映えぇしませんわねぇ」

「まあまあ、愚痴り会……いえ、情報交換は必要ですものね」

「雨でー庭園がー使えないのはー残念でしたけどねー」

「うふふ、お天気には逆らえないですしね。偶にはいいかと思いますわ」


 久々に4人と国内の貴族のみの気兼ねしない夜会だ。親世代も排除してあるからホントに楽。ルーニアの言う通り、愚痴り会とも言う。

 今回は結婚の話無しってお触れ出すと、途端に出席者が跳ね上がるのよね。特に殿方の。

 ふざけんなよ、少子化になりそうな国をガチで憂えよ。


 ……まあ、それは今度の議題にするか。私も疲れてるし。

 だって地味に……いえ派手に忙しかったからな……。

 視察とか…第一王女である私が行かなくてもいいのに、あの馬鹿親が行かなかったからね!!


 だからさああ!!何で!クソ忙しい私が行かなきゃなんないの?!

 腹立つ!!

 ホント、私ってばこの国の国王業務代行してんのよ!?

 そんな働き者で出来る王女の私が視察に行かなきゃなんないの!!

 軟禁されてる妹達がたまには行けよ。家に居て暇なんだからさ!!!

 あー……義理の弟になるであろう、ふたり付きならいいだろうけど…。


 あっ!!そうだ!!

 旅の間不安なら、あいつらが守ればいいのよ。

 そうだ、そうしよう。

 あの双子を外交に回そう。婚約者ごと!!

 あの子らは外に出れる!私の自由時間が出来る!!

 私って素敵!最高!天才!!鬼才!!


「おおあれが荒武者姫!!見た目は妖精の様だな!!」

「………あぁん?」


 誰コイツ。何の新手?何処の誰?

 ニヤけた面のヘニャい男ね。他国人?服すんごい色だし……金色と原色の組み合わせって流行ってんの?

 気に食わない色が他国の流行ってても気にならないけど。

 目に痛いからあの組み合わせは重刑ね。


 しかし、天地を揺るがすような素晴らしい思い付きに酔ってたから気付かなかったけど、滅茶苦茶失礼な発言してるわね。

 酔っぱらい?酔っぱらいならより重刑。素面でも重刑だな。

 大体見た目はって何だよ。

 私は何時だって湖に羽を煌めかせて……綺麗な歌とか歌う妖精のように清らかな魂で生きとるわ。

 妖精見たこと無いけど。

 絶滅危惧種だしなあ。滅多にお目にかかれないわよね。

 でもそんな素敵な私を敬う気はコイツからは感じられないわね。ゼロね。

 うん、重刑だな。


「ルーニア、アレ何?」

「あらあら、オウザッパ共和国の…かつての王弟で、現知事の次男アーパレ殿ですわね」

「うふふ、あそこって、5年前の春の革命で共和制に変わったのに、何で王家が関わってるのかしら」

「革命の最後の方でー上手い事ー乗り込んだんじゃなかったでしたかしらー」

「滑り込みがぁ得意なのぉってぇ居るわよねぇ」


 オウザッパ?…結構遠くの西の国か。珍しいのが来たな。

 ルーニアだけじゃなく、他の皆も口々に色々言うってことは、まーまーウザ系要注意ってことね。

 チラッと後ろを見ると………珍しいわ、ジルが書類を見ている。

 招待客の目録か。……あー、呼んだか呼んでないか確認してんのね。

 このノリと雰囲気だと多分呼んでないな…。

 うーん、この不届き者、どうやって摘まみだすか……。普通にしようか大袈裟にしようか特殊にしようか……。


「リュイジーヌ姫!!」


 人が軽く悩んでると、そいつが酒焼けした声を投げ掛けてきた。

 ホールにダミ声が響く……。

 お祖父様が音響に凝ったからな。ダミ声も差別せずちゃんと響くわね。音楽でなくて残念。


 ピシッ、と時が止まったかのように、空気が凍った。

 私の米神も動いたな。


「ははっ」


 アイツ何つった?

 ……呼んだな?呼んだんだな?

 私のファーストネームを、呼んだな?


 極刑だな。

 階下のサロ卿、眉間に皺寄せて目を逸らすんじゃない。


「うふふ、その軽い頭と首を打ち落としましょうか…」

「舌をー切るわよー?」

「あらあら、薪突っ込むわよ?」

「お花にぃ、埋もれちゃう?」


 4人全員に言われるとか、この頃中々無い光景よね。

 ……うん、私の目もちょっと座ってしまった。

 条件反射だな、いけないいけない。

 私が反応したら、周りが恐れおののいてマジで怖がるから自制しろと…ジルに言われたんだった。

 っていや、姫に言う事?

 ジルったらいつもながらマジで失礼よね。

 私が素晴らしく慈悲と優しさに溢れる上司じゃなきゃ、縛り首で打ち首で王都引き回しよ?


「む?周りも中々の体…美女だな。交代で楽しみ……いや、接待して貰えるのだな?」


 ……おい、何と何処見てんだボケが。皆の声聞こえて無いのか?

 空気が読めて無いのか、脳味噌が酒浸りなのか……。


「あらあら、お引き取り先はどうしますか?」

「そぉの前にぃ、引き取りをぉ望む子はぁ居るのかしらぁ?

 はぁい欲しい子はぁ、お手々を挙ぁげて?」


 あっ、ミーリヤの声に全会一致で首と手を振ってる。珍しいな。

 そっか、うちには不要かー。

 結構下衆好みが居たと思うんだけど……その辺りを見回しても首振ってるな。

 その辺でも好みじゃ無いかー。そりゃそうよね。

 好みでもない下衆を躾けるのって結構大変だもんな。

 誰でもいいとはいえ、誰でも良くないってのが本音よね。

 じゃあ処分……いやお帰り頂くのをお手伝いする役は誰に任せるとしようかなー。


「ふーん、居ないのね。引く手数多の内でも人気無いってよっぽどね」

「慎みの無いエロオヤジは嫌われますからね」

「何だと其処のひょろい騎士!!降りて来い馬鹿者が!!」

「ああ、ご婦人よりも男が言った悪口は聞こえるのか……難儀な奴。はい姫様、持っててください」

「は?何?」


 ジルがひょいっと肩を竦めて、私に冊子を渡して…グルグル腕を回し始めた。

 いや何で姫である私に物持たせてんの。

 この頃人前で不敬が激しいんじゃないのジル。


 ……でも、あれ?珍しいな。

 何時も誰かに上手い事言ってやらせて逃げるのに……。

 基本、荒事が得意じゃないって何時も嘯いて逃げてるしな……。本当にジルはサボり癖が酷いな。


「ジル?」

「お呼びがかかったので俺が行ってきます」

「え?何で?」


 ホントに行くの?


「まあまあ」

「うふふ」

「楽しぃいわぁ」

「見せ場ねー」


 え、何なの?何で4人とも納得ー!!みたいな満足顔なの?

 まあ、笑顔が皆可愛いからいいけどさ。強くて可愛い私の幼馴染最高よね。


 ジルはそいつの……えーっと西の国の知事の息子の傍に行くと、……正直、意外な程の速さで足払いを食らわした。


「やりますね、フランジール卿。でも痛めつけ方が浅いですね」


 どっかの嗜虐加虐併せ持つ趣味の黒猫卿の声が聞こえるな。何を講釈しようとしてんだ。今回は国内だけの集まりだから良いけど、来賓が居たら次来なくなるだろうが。

 あ、ルーニアが回収に行ったみたい……。流石ぁ!

 あのふたりマジで仲良いわよね……。任せとこう。

 滅茶苦茶有能なんだけどね。

 今日も黒づくめで、今日は片眼鏡が胡散臭いし、変人……変猫よね。何も黒猫だからって黒ばっか着なくてもいい気がするけど。ホントに片眼鏡が胡散臭いな。


 って、またガスって音がしてるし!

 や、でも、2回よ。膝蹴って……。

 え、……どうしたジル。そんな喧嘩みたいなやり方…。

 何時も全くやらない子なのにやる気だな、珍しいぞ。

 足払い喰らわされた本人も何が起こったのか分からず、膝抱えてポッカーンってしてるじゃないの。


「ぐあ!?」

「失礼、ですが此処は紳士淑女の集まる場。酔っぱらいは弁えて下さい」

「な、何だと……!?この私を何だと心得る!?」

「だから、他国の機微も知らない、特権階級に凝り固まった、酔っぱらいは即刻退去しろと言ってる」


 ……え、ジルどうしたの。

 何か、とても…とても…何時もと違うわ。

 威厳に満ちていて……普通の近衛騎士みたい!!


「え、ジルが普通に未だ嘗てなく騎士っぽい…」

「姫様ぁ、フランジール卿はぁ、大体ぃいっつもぉ近衛騎士ですわよぉ」


 ……普段突っ込まないミーリヤに突っ込まれてしまった。

 マデルとレトナもうんうん頷かれてしまったわ……。


「いやでもさあ!マトモに忠誠心が有るように見えるわよ!?」

「うふふ、フランジール卿は忠誠心というより……」


 え、何なのレトナ。気になるところで切らんでほしい。


「あれは爪先から頭まで、外から中まで、俺のだ、下衆な視線で見るな」



 ………………。


 え?

 あ、……踏んだ。踏まれてる、あの酔っぱらい。



 じゃない、今、何て言った?ジル…。


 俺のだ、って、言ったの……?

 アレ呼ばわり……いや、今は……こ、心が広い私は置いといてやっても……。



「と言う感じでどうですかね、姫」


 ……振り返ったら、普通のジルだ。

 無害そうに見える…優し気に見えるけど、普通のやる気のないジルだ……。


 ……ど、どう言う事!?

 私、怒っていい事!?


「え、どっちだフランジール?」

「本音……よねぇ?」

「いや、フランジール卿は姫様をおちょくるの趣味だからな…」


 周りも驚いてるな……。

 て言うか姫をおちょくるのが趣味って言った奴、即刻前に出ろ。

 ジルも本気なら後で殴る!!



「………!!」

「……かえよ……」


 ん?何か、騒がしいわね。


「いけません王妃様!!

「どうして?私が来たら皆大喜びでしょ?ねえ皆!!」

「がはは!その通りですな!」

「そうですわ王妃様!!」


 だみ声がする。

 ……この目の前の小物とは比べ物にならない位、昔から蔓延る不用品の声がする。

 嘗ては可愛らしかったらしいが、今は見る影もない、年季の入った酒焼け声が。

 ……何時聞いても、ウザいわね。


「……あぁらぁ……警備責任者は、30分後お話合いね」

「そっちはー任せるわミーリヤー。女官連中は私がお話しましょう」

「何時まで小物に構ってるんですフランジール卿。どうせならど真ん中に蹴り転がして下さい」

「絨毯が汚れるから変な指示は止めろ、黒猫卿。おい其処のボケっとしてる侍従共、連れて行け!」

「サロ卿は頼りになる上に威厳が素晴らしいですね」

「うふふ、フランジール卿、まぜっかえさないの」

「何をやっているの、早く姫様の御座所に幕を引きなさい!!」


 皆有能で泣けてくるわね。素晴らしい臣下達を持ったわ。

 ルーニアの指示で、幕が下りるのをボヤっと聞いていた。

 この幕は織り方が特殊で、此方からは見えるけど、向う側からは見えない。そしてある程度の剣戟と魔術を和らげる。

 危険で不用意な謁見を避ける為に、使われる……んだけど。

 実際引くことになるとは。

 ……こういう場合が来たらって、死ぬ程演習したものね……。

 まさか来るとはなあ。使うとはなあ。


「リュイちゃん、宝物倉開ーけてー!

 ティアラが時代遅れだから売り払……お友達に作り直して貰って、お小遣いにしたいのー」


 ……どうやってこの場に来たのか……。こんな劣化しても信奉者がいるのにはびっくりよね。

 後ろに似たような人だかりが見えるな……。

 あー、取り敢えず幼馴染達の親は居ないか。でもこの場にいる面子の親は居るな。


「紙花の妃、何のご入用で」


 あら、何時も爽やか素敵な私の声だけど、吃驚するぐらい冷たい声が出てしまったな。

 何年ぶりに見た?

 10代に見たか、見ないかだったと思う……。


 吃驚するぐらい青ざめた肌に、油を塗りたくった髪。

 胴体は膨れ上がり、手足は吃驚するぐらい細い。

 宝石と讃えらえたらしい目は、血走っている。

 ……記憶の中とは全く変わっている。

 良かった、今の私と全然似ていないな。


 いかんいかん。


 あれはどう見ても、病を患った女。

 この国に病を植え付けた、この女こそ、この国のリュイジーヌ。

 私と妹達の産みの母だ。


 ああ、何で紙花かって?

 コイツ、初めて宮殿に招かれた時、自作の紙花を大量に持ち込んで宮殿中の家具やらカーテンに張り付けて回ったからですってよ。

 結構強力な糊を持ち込んでな。

 だから、地味に糊跡が残っている家具が有る事実が……ああ嫌な事を思い出した。


「そっちの御座所で座りたいなあ!お母さんよ、リュイちゃん!」


 何がリュイちゃんだよ。

 呼ばれた事無いな、そんな名前。


「……母ぁ?証は?」

「証拠?証拠って何?リュイちゃん、お母さんだってば」


 よく首が折れないなって位傾げている。

 酒焼けした猫なで声が鬱陶しい。

 何がお母さんだってば!だってば。


 お母様、と呼んだ私を無視した癖に。

 幼い日の私を、突き飛ばした癖に。


 あの水の深さは、冷たさは忘れもしない。


「王妃のティアラは、宝物倉には有りません。『王妃』が肌身離さず持っています」

「え?……知らないよ?」


 我が国の王妃のティアラは多少特殊で、事実上ティアラの形をしていない。

 王妃ならば、知らない訳がない。

 ああ、覚えていないんだな……。


「じゃあ、偽物か。……レトナ、ミーリヤ」

「はい姫様、どちらへ?」

「黄金の餐宴の間へ」


 私の言葉に、水を打ったように静かだった会場がざわめく。


「……本気だな、姫様……」

「長かった……長かったわ……!」

「これで終わりか……。ウチのオヤジもいい加減諦めるだろ」

「ウチのババアも一緒に放り込みたいわ……。後で御相談しなきゃ」

「その話私も加わっていい?」


 ……皆苦労してるわね。後日相談に乗ってやんなきゃな。


「リュイちゃん?それ何処?素敵な場所?黄金って、素敵な名前ね?宝物倉?」

「………金は溢れてるわね」

「ご飯?お酒は沢山ね!」


 私は、常に用意していた書状の入った机を撫でた。

 次にコイツが現れたら、使うように、と言われた書状を。


「父上のご招待だから、好きにすれば?」

「王子様!?」


 気持ち悪っ。

 この母親は、都合のいいときだけ、父上のことを王子様と呼ぶ。

 驚くことに、父上の名前を憶えていないんだよな。

 本気で。

 ……この国の人間なら否応なしに知っている位、国を掻き回した茶番恋愛劇だったのに。


「……そんなに黄金がいいの?」

「うん、黄金!黄金!!金大好き!!」


 まあ、タダの黄金じゃないんだけどな……。

 でもさあ、だから何で知らないんだよ。

 知らなくても大体周りのヒソヒソ声でろくでもない部屋だって分かるでしょうが。


 でもあの白目が黒ずんだ目はどうなっているの?

 呪いでも掛かってるのかって位、おかしいわね。

 ……何色だったかしら。


「ご婦人がたを連れて行きなさい、衛兵」

「あら?貴方、イアンサスの息子でイアンサス?可愛らしく育ったわね……ひっ!?」


 ……あ、黒猫卿が片眼鏡握り潰した。アレはもう使えないわね……。

 ……血がボッタボッタ出てるのも気にしてないな。


「その名前で呼ぶな、ご婦人」

「ど、どうしたの……。あら、ディメイラにサラにイーナにマーシャ……大きくなって」


 ……コイツ、どっから何処までアホなの。

 ……黒猫卿はまあ、間違えたとしても、何で私の幼馴染達の……ファーストネーム呼ぶ?

 ……身内なのが恥ずかしいわ。

 あ、偽物だったんだった。しまったしまった。


「聞こえないの衛兵。触りたくないなら、魔術拘束を許可します。10人がかりでもいいわ、連れて行って」

「やだ、乱暴にしないで。ご馳走なんでしょ?」

「連れて行って」


 ……レトナの声が未だ嘗てなく冷えてんな……。

 分かるけど。


「……ジョゼ・ギウェンは出てきた?」

「勅命ですし、喜んで出てきましたわ」

「ジョゼ卿から我が『黄金浸し』を選んでくださり有り難う御座います、だそうですよ。エルジュ卿の『宝石の心臓』でも良かったんでは?」

「黄金がご希望らしいからいいんじゃないの?」


 うーん、流石に茶化さないな、黒猫卿も。


「疲れた」

「姫様」


 あ。ジルだ。

 ……何時の間に寄って来たんだろう。

 ……近いな。

 頭を傾けたらジルの腕に当たった。……文句言わないな、珍しい。


「あの母親のね」

「はい」

「元々の目の色が分からない……。何色だったかしら」

「……ユディト」



 アレと向き合うと、ホントに心が削られる。

 ……父上も、心が大分疲弊していたのね。

 だから、勅書を出したのか……。


 ……もっと早く出して欲しかったけれど。



若干ラブコメの気配の中、お花畑の元凶、登場ですね。


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