登場人物紹介
登場人物です。
短い割に結構出てますね。
メインはユディト姫と素敵な幼馴染達(他称・北の魔王と悪魔の四騎士)です。
登場人物紹介
(主要な人物)
ユディト
本名、リュイジーヌ・ユディト・コレッデモン。
この話の主人公にしてヒロイン。水色の髪に金色の目。
コレッデモン王国の第一王女にして、王位継承権第一位。
繊細で傷つきやすい王と頭がお花畑の母親の身分違いの恋の上、鳴り物入りで生まれたが、母親の育児放棄により祖父母の元で育つ。
渾名は『北の魔王』や『荒武者姫』だが、前線に出たことも無いのに風評被害な渾名だと本人は思っている。
黙っていれば清楚で妖精のような見た目の巨乳美女だが、基本黙らないし口も悪いし迫力も凄いし怪力で血の気も多い。
日中装備しているティアラが頭痛の種。
属性は水。
ジル
本名、イリアス・フランジール・ノイエンドーヌ。
この話のヒーローにしてユディトの傍にいつもいる幼馴染。淡い茶色の髪と紅茶色の目。
子爵令息にして近衛騎士。
基本面倒くさい事は大嫌いな自称平和主義者。ユディトと同じく祖父母の元で育てられたが、偶々領地が近くだったと言う事でユディトの幼馴染になる。
渾名は『フランジール卿』もしくは『魔王の手下』。
手下じゃ無くて騎士ですと弁解するのが面倒くさい。
黙っていれば穏やかで優し気でチョロそうな風貌だが、結構毒舌。
属性は火。
悪魔の四騎士(幼馴染令嬢)
ルーニア
本名、イーナ・パトルニア・ドロキア
柿色の髪に緋色の目。筆頭侍従長の侯爵家の令嬢。
家政が得意な非戦闘員だが、状態異常特化に優れる為、防衛は可能。
武器は特に無いが、彼女に心を折られた青少年は数知れず。
渾名は『背焼き悪魔』。カチカチ山由来かと思われる。
「あらあら」と文頭に付けて喋って居たら大体彼女。
緩やかなくせ毛にツリ目の、口元のほくろが特長の巨乳美女。
見た目は物凄く大人しそうに見えるが、気は短いし幼馴染一怒りっぽい。
属性は火。
レトナ
本名、サラ・ロセレティ・ロッチ
亜麻色の髪に南国の海色の目。敵国と隣接する激戦区、ロッチ辺境伯爵家の令嬢。
戦闘特化に育てられたが、基本血の気は多くない。だが、不届き者へのお仕置きは好きらしい。
武器は折り畳み槍をドレスの下に仕込み、魔術で槌を繰り出す。個人相手なら大概勝率8割。
渾名は『打ち出の悪魔』。一寸法師由来かと思われる。
「うふふ」と文頭に付けて喋って居たら大体彼女。
細かく巻かれた天然パーマの長い髪をフワフワと背に流した、垂れ目の巨乳美女。
フワフワほんわか癒し系に見えるが、癒された者は国内に居ない。
属性は水。
ミーリヤ
本名、マーシャ・ミリアーナ・ダンタルシュターヴ
黒髪に翡翠色の目。鬼か熊かゴリラしか居ないと評判の第二騎士団副長である伯爵家の令嬢。
家庭環境の反動で可愛いもの好きの幼馴染の中でも一番の少女趣味。
武器は剣と、花と果物がメインの大規模魔術。
渾名は『花咲か悪魔』。花咲か爺さん由来かと思われる。
文中と文尾の変な所で甘えたような話し方をしていたら大体彼女。
黒い肩までの髪をリボンと花の髪飾りで飾った、巨乳美女。
夢見る少女のような妖艶さを湛えているように見えるが、案外現実主義。
属性は木。
マデル
本名、ディメイラ・マデリーン・リメイ
白菫の髪に真っ黒い目。筆頭公爵家の令嬢。
自前の頭脳と祖父母に仕込まれた内政特化。基本寝不足気味で大体目の下に隈を作っている。
武器は胸に鋏ネックレスを提げている。風魔術もそこそこ使える。
渾名は『舌切り悪魔』。舌切り雀由来かと思われる。
文中と文尾を無闇に伸ばして喋って居たら大体彼女。
白い髪を金の髪飾りで結い上げた、巨乳美女。
清純な風情でおっとりに見えるが、滅茶苦茶押しが強い。
属性は風。
黒猫卿
本名、イアンサス・エンドリック・ヤンシーラ
宰相の公爵家の令息。
くすんだ黒の髪に、濃い黄色の目。
左後ろ足だけ白い黒猫の獣人。猫の姿の時はかなり愛らしい。
しかし禁止区域だろうと個人宅だろうと何処でも入り込む癖が有り、迷惑がられている。身分が有るので咎めにくい厄介な人物。
神経質そうな美形の類だが、偶にかける眼鏡や片眼鏡が胡散臭いと世間では評判。
本人は嗜虐被虐を併せ持つと自称するが、嗜虐の方が強いと思われる。
エンリ卿とも呼ばれている。
属性は土。
サロ
本名、エドアルド・アロサロ・メアン
オレンジ色の髪に黒に近い濃い緑の目。徴税府次官の公爵家の令息。
内向きの職業の家に生まれた割に、大柄で迫力が有る偉丈夫。
国内では武芸が出来ない方だが、他国なら十分通用するそんな実力を持つ。
チンピラの親玉かと思わんばかりの凄みが有るが、本人は普通の面倒見のいい人物。
よく気が付く質なので、雑用やトラブルシュータ―に使われる苦労性。
大体サロ卿と呼ばれている。
属性は木。
コティ
黒と白と茶色の混じった髪の毛と灰色の目。アレカイナ連合のゴミ捨て場に棄てられた野良犬の獣人。
髪と同じ色の犬耳と尻尾を持つが、犬に変身は出来ない。
孤児だから正確には分からないが18歳位。実は転生者だが、全く生かせていない。
足はとても速いが、スタミナが無い。
サロを番だと感じ取ったが、出会いが彼女的には最悪なので着かず離れめに歩いて欲しい。
今はサロの家で使い走り兼公爵夫人の修行と言う名の甘やかしを受けている。
カータの妹だが、実際の兄弟順は分からない。
属性は土。
カータ
黒い髪に灰色の目。コティの兄で野良犬の獣人。
何故か妹とは肌の色や顔が違い、あまりコティとは似ていないが匂いが一緒なので兄妹らしい。
髪と同じ色の犬耳と尻尾を持つ、アレカイナ連合出身の暗殺者。
孤児なので正確な年齢は分からないが、18歳位。
負け知らずだったが、仕事中にレトナに負けて飼い犬になる。
喋り方は若干幼いし、栄養失調気味に育った為、背は低いが喧嘩はめっぽう強い。
渾名は『噛み犬』。『私の小悪魔』とレトナが偶に呼んでいる。
属性は風。
ドリー
本名、ドートリッシュ・ムニエ・モブニカ
ポニーテールにした髪を三つ編みに結った薄紫の髪に青紫の目。
結構田舎の端の方にあるモブニカ伯爵領の令嬢で、最近他国で婿を取って結婚した。
本人は至って普通のか弱い人間だと思っているが、国内でも結構規格外の部類。
渾名は『小熊ちゃん』『暴風雨夫人』。
サジュ
本名、サジュ・ミエル・バルトロイズ
短い青い髪に赤茶色の目。
ドリーの弟。
幼い頃近衛兵を目指していたが、ルーニアにボロ負けして心を折られ、他国に養子に行った。
だが、その先で養父がマデルにフラグを立てられそうで戦々恐々している。
渾名は『溢し屋』
(主要でない人物)
国王
影が薄い繊細な性格の引き籠り。
乙女ゲーム並に身分が下の女性と国を揺るがすほどの恋に落ちたが、その後妻は浮気三昧放蕩三昧に走り、散々な結果に終わる。
今は第一王女であるユディトに殆ど権利を委譲して、長い間放心中。
この頃は日に3時間位執務をしているらしい。
王妃
リュイジーヌと名前を変えたが、本来はルイヌと言う名前の子爵令嬢だった。
この国が弱体化して同世代をお花畑に変えた諸悪の根源。
昔は可憐で可愛らしさの権化だったらしく、その美貌はそっくりそのままユディトに受け継がれた。
だが、今は見る影もなく劣化したらしい。
ジェオ
本名、リュイジーヌ・ジェオルジア・コレッデモン
金髪に灰色の目。
双子の髪が長くて目つきが悪いが、僅かに愛想のいい姉の方。
生まれてこの方母親に会った事が無いので、多分会っても分からない。
家族は姉と妹の二人と言う認識。
婚約者に貼り付かれている最中。
ウェル
本名、リュイジーヌ・ウェルギリア・コレッデモン
金髪に灰色の目。
双子の髪の短いにこやかな、僅かに愛想の悪い妹の方。
実はそんなに父親にも大して会った事は無い。
面倒を見てくれているのは姉であるユディト。
婚約者に貼り付かれ中。
ジョゼ・ギウェン
スキル『黄金浸し』を持つ人物。
髪は白く光る銀、黄色の目。
法務府の処刑執行官一族の跡取り。
喋り方が劇場の役者並みに大袈裟。
ウェルに貼り付いている婚約者。
エルジュ・ヤンシーラ
スキル『宝石の心臓』を持つ人物。
髪は青、目は色違いのオッドアイ(赤寄りの青と青寄りの赤)
法務府に勤める処刑執行官のひとり。
黒猫卿の従兄だが、彼よりもキャラは薄い。
ジェオに貼り付いている婚約者。
ニック
本名、オルガニック・キュリナ。
スキル『音波無効』と『火気厳禁』のスキルを持つ。
髪はクリーム色、目は色違いのオッドアイ(臙脂と茶色)
元神官画家で宰相府に勤めている。
マニアックなオタク転生者だが、今となっては特に役立っていない。
歳の離れた蝙蝠ウサギ獣人にて他国の皇太子な婚約者がいるが、逃げ傾向。
ルディ
本名、ショーン・ジェラルディン・ドゥッカーノ
額の見える短い金髪に薄茶色の目。
ドゥッカーノ王国の第一王位継承者。
スキルは不明。
キラキラなカリスマオーラ溢れる王子様だが、目茶苦茶人を食った言動と行動の曲者で、ミーリヤの理想の塊らしい。
親戚の元婚約者とは仲が壊滅的。
渾名は『死骸動かし王子』
チュイ卿
本名、ロット・チュイレル・リーメイディティア
ワタリアホウドリの獣人。マデルの父方の従弟。
銀で裾が赤の髪に、紫の目。
語尾を伸ばして喋る癖がある。抜け羽が多い。
ギー卿
本名、エイドリアン・ギー・ギレン
ヤドカシガニというヤドカリにそっくりなカニの獣人。
茶色の髪に濃い水色の目。
母の実家は大型宿のチェーン展開をしているので、貴公子と御曹司を兼任している。
よく城内にて壁走りをしているので怒られている。
フィオール・ブライトニア・ソーレミタイナ
薄茶から黒へのグラデーション髪を耳のすぐ上でツインテールにしている。紫色の目。
ソーレミタイナの皇太子のひとりにて、ニックの押し掛け気味の婚約者。可愛い蝙蝠ウサギの獣人。
身内も蹴倒すし、婚約者の為なら他国を侵略するバイタリティを持つ。
(語録)
コレッデモン王国
昔は結構な強国だったらしい、北の方に位置する騎士の国。
国民は大概準軍人並の訓練を受けている。
何故か日本昔話由来の単語が溢れており、建国に当たって転生者が変な名付けをしたのかもしれない。
高低差が激しい土地柄であり、坂が他国出身者の心を折るレベルで存在している。
昔はそうでも無かったが、今は女性の方が強い傾向にある。
現在王妃のお陰で、主人公が乙女ゲームで勝手されまくって潰された跡地のような状況だが、この国自体は乙女ゲームとは何の関係もない。
婚活
結婚相手を見つける活動。
コレッデモン王国内ではご婦人の方が多く、その勢いに怖がる殿方が多いので前途多難。
熾烈な国内での争いについて行けず、他国迄押しかけて婿嫁ゲットした事例も有る。
ファーストネーム
この国のある世代に呼び掛けたら、もれなく顔芸か顔面殴打か蹴りか魔術を喰らうこと必須な呼び方。
一度目は容赦してくれる人が多いが、それでも二度目は無いので注意。
年齢
何処の国でもある一定以上の女性に聞いたら、軽蔑か顔面殴打か脛に蹴りを喰らう、人生の積み重ね。
獣人
昔は沢山いたらしいが、今は先祖返りが殆ど。
変身できる人と、出来ずに尻尾や耳や指など一部だけと言う人も居る。
爬虫類や悪魔系や植物由来の人も居るらしい。
コレッデモン王国内で彼らを差別すると、諮問議会(別名貴族獣人有志によるお仕置き会)が待っている。
スキル
特殊能力。元々手持ちのものと努力で培うものと大雑把に分けて二種類。
学校で頑張ったら取れる資格的なものもある。
レアスキルは大概血縁者から受け継ぐ。先祖返りで受け継がれたスキルもある。
受け継いだものは変な物も多いし余計に苦労することも多いので、いいことばかりではない。
パラメータ上は上から金銀銅に光り、以降は数字でレベルが分かる。
そして金銀銅に光るスキル持ちは滅多にいない。
今の所コレで全員でしょうか。
サポートキャラに~の方とちょっと被ってる人と設定もアリです。