俺と! くろの! 戦争は殺し合いだったコーナー
雑文児童文「11歳少年少女漂流記」本編に飽きたらお読みください。
俺と! くろの! 他の作品にすがって生きて行こうのコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは戦争です。
なんじゃ、結局また、重いテーマを持ってきたのか。今の日本人には馴染まんのじゃないか?
そうですね。この国では戦争は過去の出来事ですから。実際に戦場で敵を殺した人はもう何人も生きてはいないでしょう。でもこの時期、このテーマは避けては通れません。
昨今のニュースでも災害の被害規模を亡くなった人の数で表す風潮があるからのぉ。
みんなゲーム脳なんですよ。主人公は50のダメージを受けた。なんて感じです。逆に数字で表現してくれないと理解できなくなっているのかもしれません。
まっ、確かに学校の成績も大変よくできましたではなく10段階とか5段階評価の数字じゃからな。致し方ないのか。
後は、距離の問題ですね。目の前で死なれれば、それが赤の他人であってもショックを受けますが、遠い異国の地で何万人という人が死んでも、あっそう。てなもんです。同じ事が時間にも言えて、今年の災害は覚えていても10年前、20年前のことは記憶の彼方です。ましてや75年前のことなど本当にあったかさえ疑う人がいますよ。
あははははっ、戦艦武蔵を外国の方が見つけてくれるまで気にも留めていなかった国の人間らしいのぉ。
武蔵はまだいい方です。あの戦争で沈んだ船は沢山あります。昭和30、40年代は慰霊の行事も多々ありニュースにもなりましたが、最近では陛下が赴き祈られないと話題にもなりません。
無名戦士の墓か・・。国としては無名でも近親者にとっては唯一の名なのだがな。しかし、それでもよいだろう。みなが全ての兵士の名を覚えずとも親しい人が覚えておれば魂は救われる。
命とは繋ぐものじゃ。時が経ち世代が変われば新しき歴史が書き加えられる。あやつらは自分の時代を精一杯生きたのじゃ。戦いに出向いた根本には守りたいという思いがあったはずじゃ。戦いに勝敗は付き物である。殺されたからといって文句は言えん。なんせ立場が変われば相手を殺しているんだからな。
そうですね。しかし、その始まりを決断する人物は必ずいます。その決断が私怨や欲にまみれたものでないことを祈るばかりです。
-お後がよろしいようで。-




