俺と! くろの! 暑は夏いぞ!コーナー
雑文ラノベ「日本でも異世界のお金は使えますか?」本編に飽きたらお読みください。
俺と! くろの! 他の作品にすがって生きて行こうのコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは夏です。
くそーっ、暑いぞよ!
暑いですねぇ。
みんなが平等に暑いなら我慢もするが、クーラーを付けて涼んでいるやつがいるかと思うと余計に暑くなるのぉ。
そうですね、いっそのことどかーんとやっちゃいますか?火力発電所の燃料貯蔵施設をちょこっと燃やせば緊急停止と安全確認の為、暫くは運転できなくなりますから。法律的に。あつぅ。
あーっ、めんどいから嫌じゃ。もっと簡単な方法を教えんか~、あっ。
そうですねぇ、後は地下ケーブルにガソリンの入ったポリタンクを放り込むとかですかねぇ。これって火炎瓶の原理ですから過激派がやったと勘違いしてもらえますよ~っ、あち。
アホっ、燃やすのは駄目じゃ、唯でさえ暑いのに熱源を増やしてどうする。もっと暑くない方法を教えろぉ~、あつい・・。
後は、電磁波による広域電波障害ですかねぇ。今のインフラ設備って電子機器制御ですから一発で止まっちゃいますよ。生き残れるのは水力発電くらいじゃないですか~、あずい。
水力・・!そうじゃ、山のダム湖に行こう!そこなら全然涼しいはずじゃ!どれ、なるべく山奥の方がよいかのぉ。これ、勇者よ、お主も探さんか!
くろ様、関東周辺のダムの貯水率知ってます?今は湖底のヘドロまで頭を出す始末で臭くて近くにいれないそうですよ。くそっ、暑いぜ!
ぐわーっ!ではどうせいっちゅうんじゃ!このままでは我はどろどろに溶けてしまうではないか!あつい!
大丈夫ですよ、ペットボトルに入れておけば涼しくなったら勝手に復活しますから・・。うーっ、あつ。
わかった・・、では海に行こう!ほれ!水着の女性がわんさかおるはずだぞよ?はよう準備をせい。あじ~っ。
くろ様、現在近郊の海水浴場はサメが出没していて遊泳禁止です。海に入れない海岸なんて鉄板の上の焼きそばですよ?じゅわ~っ。
がーっ!ではどうすればこの暑さから逃れられるのだ!
くろ様、やせ我慢しないでクーラーを付けましょう。
駄目じゃ!我は地球温度上昇に加担する訳にはいかぬ!
くろ様、本当は電気代が心配なんでしょう?去年の秋は夏場に使った電気量の支払いに四苦八苦しましたもんねぇ。でも今日だけは付けましょうよ。なに、どうせ食欲が無くて食費が浮くんですからこれを電気代に当てればいいんです。スイッチオン!
ぶお~っ。
おおっ、勇者よ。我は心が洗われるようじゃ。まるで高原にいる気分じゃぞよ。涼しいのぉ。クーラーを発明した者はノーベル賞モノだのぉ。
くろ様、言うことがやっとまともになりましたね。皆様も我慢のしすぎは禁物ですよ。
-お後がよろしいようで。-