俺と! くろの! 子作りについて考えるコーナー
雑文ラノベ「日本でも異世界のお金は使えますか?」本編に飽きたらお読みください。
俺と! くろの! 他の作品にすがって生きて行こうのコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは生殖です。
お主、ちょっとここに座れ!なんじゃこのテーマは!
えーっ、それはですね。その、何というか男の子たちへのサービス回というか、次回の少子化テーマへの前振りというか・・。
だからと言って『生殖』とはなんだ!お主、男女の睦みあいを愚弄するのか!
くろ様だって、散々エロエロ言っていたじゃないですか。
エロはエロであって愛ではない!エロなど所詮、オスの繁殖本能を満足させる為の小道具じゃ!自己完結型の欲望処理用概念じゃ!女には関係ない!
また、そうゆう反論を呼びそうなことをいうんですか?はいはい、すいませんでした。愛ですね、愛にしておきましょう。でも愛でも生殖は避けて通れないはずです。その証拠に人類は繁栄していますからね。
だからと言って『生殖』はなかろう?お主も常々オブラートに包めと言っておったではないか!
でも、『エッチ』とか『むふふ』とかでは今回のテーマである子供を産むというテーマに合致しないような気がしたものですから。
なんじゃ、違うのか?
子供ってある特定の細胞同士の出会いから分裂、増殖して世に出てくる訳じゃないですか。その出会う為の行為が『生殖』または『sex』ですよね?
ふむっ、だからなんじゃ。
つまり、子供が産まれるのは偶然ではない。然るべき行為の結果です。
じゃな。それがどうした。
神はなんでそんな尊い行為に快感などという無粋な感覚をつけたのでしょう?
あらら、お主、なんぞなんちゃって哲学書でも読んだのか?自己の誕生理由に大層な意味を欲しくなったか?よせよせ、群れ社会における個の存在理由というものはそんな大層なものではない。繁殖、繁栄、増殖。産めよ、増やせよ、地に満ちよ!不完全な生物が完全を目指したことによる目的達成の為の手段、方法でしかない。それを少しばかり知恵を付けた人間が何やら自分たちに都合の良いように高尚な理由を付けたに過ぎん。考えるだけシナプスの無駄遣いじゃ。
くろ様、答えになっていません。私が疑問に思ったのは性衝動ではなく性快感の方です。
それこそ優勢因子による競争結果じゃ。気持ちイイsexをしてバンバン子供を作った遺伝子が数の力で生き残ったに過ぎん。一旦、淘汰が始まれば後は先鋭化するだけじゃ。気持ちイイからヤル。前の世代よりもっとsexをするようになれば、必然的に子供が生まれる可能性が高くなる。もっと、もっと、もっと!!飽くなき増殖の本能がその行為を後押しする。行き着く先は大発生じゃ。
くろ様、人間を虫みたいに言わないでください。まぁ、確かに沢山いますけど。
だが大抵は食料問題がこれにブレーキをかける。人間は食べねば育たんからな。しかし、人間は知恵でこの問題を解決してしまった。食料がなければ作ればいいじゃん!てな具合じゃ。これは新しい!人間は生物繁栄の階段を他に先駆けて1段上ってしまった。しかも十分な食料は可能な限りの生命時間を生んだ。その時間を使って更に知恵を磨く。つまり現代社会の繁栄は気持ちイイsexがもたらしたものといっても過言ではない!
くろ様、愛はどこ行っちゃったんですか?
およっ?また落とし処を間違えたか?
-お後がよろしいようで。-