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俺と! くろの! 別作品におじゃまします。  作者: 俺とくろ時々ぼっち先生
雑文ラノベ「日本でも異世界のお金は使えますか?」
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俺と! くろの! 僕らの夏休みだ!コーナー

雑文ラノベ「日本でも異世界のお金は使えますか?」本編に飽きたらお読みください。

俺と! くろの! 他の作品にすがって生きて行こうのコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは夏休みです。


夏休み・・、いいのぉ、なんか幸せとか希望とかの当て字に使えそうなくらい夢のある言葉じゃのぉ。バカンスより断然こちらの方が心に訴えるのぉ。

世の中には年中夏休みの方も結構いらっしゃいますけどね。

しーっ、それは国家の公然の秘密じゃ。迂闊に口にするでない。


あっ、そうでした。すいません。口チャックと・・。さて、実際に夏休みと言ってもこれは何かに従事している人たちが夏のある期間、それから開放されることですよね?

うむっ、学生なら勉学、労働者なら仕事、主婦なら家事一般じゃな。

主婦の方は夏休み無いんじゃないですか?というか、夏休みなんか取られたら家の中が凄い事になっちゃいません?

なははははっ、主婦とは職業なのじゃ。故に夏休みを取る権利がある。これは憲法に書き加えてもいい位のことじゃ。人権問題にだって発展させられるぞよ。


まぁ、確かに大変なのは分かっていますが世のお母さんたちはそこまで主張しません。大体、現在の家庭内で一番権力を握っているのはお母さんたちじゃないですか。お父さんなんてちょっとだらしない事をしたら「ここにはんこ押して役場に出しておいてね。」とか言われて自我呆然ですよ。特に定年後に三行半を付けられた方なんて残りの人生真っ暗でしょうね。

自業自得じゃ、己が所業を省みれば当然の事と気付くじゃろう。むしろ定年まで支えて貰っただけ有難いと思え。


ううっ、がんばってお金を稼いでいたのにこの仕打ちですか。お父さんカナピー。

なにも全員とは言っておらんじゃろう?駄目なやつだけじゃ。全うなお父さんは、ちゃんと『長い間、お疲れ様でした。』と言って貰えているぞよ。

そうですね、駄目な親父を擁護することはないか。自業自得、うん、当然なんですね。では結論が出たところで本題に戻りましょう。今度は学生さんの立場でお願いします。


今の子供たちは知らぬかも知れぬが、昔は土曜日は休みではなかったのじゃ。

ああっ、午前中だけ授業があったんでしたっけ。確か、半ドンとかいうんですよね。

うむっ、祝日、祭日も今よりずっと少なかったからな。故に長期休みは憧れであった。特に夏休みは長いからな。人気ナンバーワンじゃ。じゃから大学生のお兄さん、お姉さんたちが9月になってもまだ夏休みが続いているのを羨ましく思ったものじゃ。ずるいぞ、大学生!高い金払っているんだろう?時間を惜しんで勉強せい!


くろ様、昔と今では大学生の置かれている立場が違うんですからひとまとめに批判しないで下さい。


いや、苦労があるから喜びもひとしおなのじゃ。お主、毎日毎日とっかえひっかえ美女とむふふなことをしていたら3ケ月で飽きるぞよ。


飽きません!1年、10年だって毎回新鮮な喜びに浸って見せます!!


そう、その感情じゃ。決して得られぬ願望が現実を見えなくさせる。いい大人が夏休みに憧れるのも同じじゃ。毎日が夏休みなやつを見てみよ。どこに喜びがある?毎日朝が来るのが待ち遠しくてたまらないとでも思っておるか?残念ながらない。変化のない毎日は感情を鈍らせ、行動を躊躇わせる。その行き着く先はクズじゃ。


くろ様、結局そこに持っていくんですね。クズの話はもういいです。楽しい夏休みの話をしましょうよ。

しょうがないのぉ。どれ、空想ゲームじゃ。我がこれから言うワードを思い描いてみよ。

『海水浴』

きゃーっ、海!海ですね!白い大空、青い雲。あっちっちぃな砂浜を走るビキニの女性!いえ、私ビキニじゃなくてもいけます!貧乳だって気になりません!女性が!女性が私の前で公然と布切れ1枚でいてくれるだけで満足です!


『花火大会・お祭り』

きゃーっ、浴衣!襟首!りんごアメ!いいです!例え私の彼女じゃなくても幸せそうなカップルを見れただけで満足です!でも脳内変換で俺と彼は入れ替わります。あくまで脳内だけですから!でも満足です!


『夏休みの友』

・・。俺、友達がいなかったんでいつも一人でやっていました・・。写させろと言ってくる悪ガキもいませんでした・・。工作と自由研究だけは時間を掛けてがんばりました。その時だけは先生が褒めてくれるんで・・。


おっと、これは地雷だったか。次じゃ。

『キャンプファイヤー』

あーっ、あれは・・。うん、楽しかったよ・・。お風呂でパンツを隠されちゃったけど、やられるのは分かっていたからちゃんと予備も隠し持っていったんだ。僕のカレーだけ虫を入れられたけど大丈夫。虫だって食べられるんだ。『こいつ、虫を食べやがったぜ!』って入れた本人に言われたけど気にしない。気にしていなかったけど、10年後偶然会った時は何故かあいつはその事を忘れていてさぁ。思わず車で轢いちゃったよ。世間は僕たちの事情なんか知らないから言いたい放題だけどやっぱり僕が悪いのかなぁ。


なんか、お主勇者なのか?人が変わってないか?まぁ、次じゃ。

『プール』

プールかぁ。僕が最後に見た風景もプールの底からの景色だったなぁ。何人もの足が圧し掛かってきて浮かべなかったんだよなぁ。あいつら鈍感だから毎年お盆に尋ねるんだけど無視するんだよね。いいよなぁ、ああゆう生き方が出来るやつは。


あーっ、これは駄目じゃ。変なモノを拾ったな。ほれ、気付けじゃ。

ばんっ!


あれ?くろ様、なんか今、俺、憑依されていませんでした?

夏じゃからな。油断しているとそうなるのじゃ。やつらは心の隙を突いて来るからな。暑いからと言ってだらだらしているとそうなる。シャキっとせい!


-お後がよろしいようで。-

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