俺と! くろの! 商売について考えるコーナー
雑文ラノベ「日本でも異世界のお金は使えますか?」12話目読了前後あたりで読むのが旬です。
俺と! くろの! 他の作品にすがって生きて行こうのコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろよろずコーナーですが今回のテーマは商売です。
くろ様、ひじょ~にまずい事になりました。
なんじゃ、某国をいじめ過ぎてヤケクソになられて宣戦布告でもされたか?
それって本編では30年後ですから。でも現代戦は宣戦布告なんかしませんよ。いきなりミサイルを発射してどかーん!です。ここ100年くらいで律儀に宣戦布告なんかしたのは日本ぐらいなんじゃないですか?
あーっ、そうかもしれん。
それよりもこちらです。実は、金の価格を調べました。そしたらなんとグラム5千円もしてます!
およよっ、それはびっくりじゃ。
本編ではネルフ金貨12枚を6万円で買い取ってます。この価格だとネルフ金貨って1グラムしか金が含まれていない事になっちゃいます!
うぬぬぬぬっ、それは幾らなんでも少なすぎるな。むーっ、いや、大丈夫じゃ、本編は2020年の時間設定じゃ。2019年に大暴落したことにしておこう。
あっ、うまい!それ頂きです!空から金を含んだ微惑星が大量に降ってきたことにしましょう!そしてグラム500円まで下がっちゃう!これならネルフ金貨は金を10グラム含むことになります。記念硬貨じゃないのでここいら辺が丁度いい数字ですね。いや~、さすがくろ様です。お見事な采配でした。
ぬはははははっ、これ、あまり褒めるでない。我は現在裏方ゆえあまり目立ってはいかんのじゃ。しかし、我の才能は富士の原水のように溢れ出てしまうからな。うむっ、仕方ない。我が許す!我を称えよ!
いや~、くろ様の機転で読者様から突っ込まれる前に後付け設定が出来て良かったです。では今回のテーマである商売の方もサクサクっとお願いします。
商売か~。金治は中々うまいところを突いたよのぉ。基本商売は需要と供給のバランスが大事じゃ。需要があっても供給が追い着かねば価格が上がり何れ需要が止まり供給側は没落する。供給があっても需要が無ければやっぱり供給側は潰れる。だが衣食住の3大要素と健康に関しては需要側の要求が枯れる事は無い。特に健康は昨今の衣食住がある程度満たされた環境では一番の関心ごとじゃしな。うむっ、天晴れである。さすがは人間じゃ。
そうですね、確かに1粒1万円はびっくりする価格ですが、対費用効果としては全然安いですよね。何たって痛みが取れるだけでなくその原因自体が無くなるんですから。副作用とかどうなんでしょう?
知らん。
そうですね。俺たちにとっても異世界の品物ですしね。これがマジックアイテムなんかだと説明がいちいち面倒でしょうし個数も用意できないはずです。数が少ないから必然的に単価を上げざる得ない。すると顧客が限られてしまい素人の金治くんには荷が重いと。でも薬なら既にこの世界にあるものですから説明はいらない。しかも効果抜群とあれば完全な売り手市場ですものね。
まぁ、実際にはそんなものは無いからコツコツと売り歩くしかないが、既存の物で一番な物は自然と売れるはずじゃ。売れねばそれは一番ではなかったと言うことじゃな。
あ~っ、どこかの投稿サイトの『読んで貰えれば』さんたちにケンカを売っているような摂理ですね。
チャンスは皆平等じゃ。不正行為でランキングを駆け上っても何れは見破られよう。その時期が重なった作者は悔しかろうが、それを言ったら人気作家さんと投稿時期が重なった人たちも同じようなものじゃ。しかも人気作家さんたちは落ちぶれていかないからな。ランキングの枠がひとつ減ったようなものじゃ。故に人気作家さんたちには大人しくしていてほしいのぉ。
くろ様、商売の話はどこへ行っちゃったんですか?
凡人の商売は時の運。精々大黒様にすがるがよい。
-お後がよろしいようで。-