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優視点 深夜アニメです-2

「そういえばお父さんとお母さんの恋愛と似ている作品ってありますか?」

「……無いな。とゆーか雪奈さんと暗雨の恋愛は子供に語っても良いのか迷う物なんだ。」


澪さんはそう言いながらもお父さんが留学していて遠距離恋愛をしていた事だけは話してくれました。ただ、それ以外の事は大人になってからと言われたので聞くのは止めておこうと感じるのでした。


「……それにしても深夜アニメって期を分ける必要ってあるんですか?普通に全話終わらせてから次に行かせたら良いと思うんですけど……。」

「確かに原作ファンからはそんな言葉も出てくるだろう。けどな、優。深夜アニメというのは中途半端な形にならない様にしているんだよ……。」


澪さんの話によると深夜アニメというのは春アニメ、夏アニメ、秋アニメ、冬アニメと放送される時期によってカテゴリされるらしいです。3ヶ月で大体12週の為に四季で分ける事で区切りが良いのでしょう。


「それに一斉に始まるから録画の予約しやすいし、チャンネル情報をチェックしなくても終わる時期が分かるからな……。日朝だって基本的には1年単位で分かりやすくしているだろ?」

「そうですね……。でも特撮方面はあまり見ないですよね?」

「……まぁ、私もそこまでテレビに夢中という訳じゃ無いからな……。日朝の魔法少女は見るの少し恥ずかしいしライダーや戦隊も見る気が無くなってしまってるからな……。周りに話せる奴もいなかったら離れるのも仕方ないって事だ。」


澪さんはそう言いながらも、「また見てみるかな……」と通販雑誌を手に取っていました。普通レンタルショップの方に行けば良いのでは?と思ったのですが澪さん曰く近くのレンタルショップで借りる事が出来る円盤が家にある機器では見れない事が原因らしいです。


「…しかし深夜アニメはリアルタイムで見るのは小学生にとっては身体に悪いからな……こっそり起きて見るという事をしないでくれよ。」

「分かってます。それに夜はOWOやる方に夢中になりそうなので……。」


私がそう言うと澪さんは「そりゃそうだな」と笑っていました。ただ、澪さんはこれとかこれとかどうだ?と色々と深夜アニメのあらすじやタイトルを見せてくれました。宿題も終わらせている事もあり、私は澪さんと一緒に深夜アニメを見ることにしました。……まぁ、OWOに入り浸らないようにするためと澪さんは言い訳していますけどね……。


「……取り敢えずOPとEDは変化が無い限り1回見たら飛ばすぞ。今見せてるリストの奴は冬アニメの奴だからな……。」


澪さんにそう言われた後、私は絵柄が綺麗なアニメ作品を選び、澪さんがリモコンを操作してそのアニメの視聴を始めるのでした。

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