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暗雨視点 キャンプイベント-3

とりあえずキャンプイベントの裏ボスをやることを了承した私は性悪弁護士に引き受ける事を書いたメールを送った。まぁ、もし断れば暁美ねぇに直雄の事をバラされるのだろうから了承するメールしか送れないのだけど。


「……………………あれ?返信早いな……………何々………ビル娘を配置した迷宮も作ってみるのもあり…………?要領は昔私のやっていたゲームと同じで、難易度の高さは考えなくても良い……………?一応暇つぶしも与えてくれるんだね……………。」


性悪弁護士もそこまで鬼で無いらしく、挑戦者を待つ間に延々と『鍛冶』や『調薬』のレベルを上げるという事はしなくても良いらしい……………………まぁ、その為にある物をプレゼントとして送るとか書いてあるのが気になるけどね……………。


「……………いや、そのプレゼントについての情報が欲しいんだけど…………下手な物送られても困るし……………。逆にチート級の物を渡されてもなぁ……………。」


私がそう呟くと同時にメールの空白の先にプレゼントの内容について書かれている項目がある。そこには、プレゼントの内容である『ビル娘ダミー』について書いてあった。それを見ると、私は課金しなくてもビル娘の数を増やせるらしい……………まぁ、あくまでもダミーの為、AIは入って無い事と武装を持っていないこと、一回やられたら二度と復活しない事などの無課金仕様はあるのだけどね…………。


だが、武装が無いという事は今迄持て余らせていた武器達を活かす事のできるチャンスでもあると思った私は大量に余っている素材などを思い出し、難易度調整度外視のダンジョンを思いっきり作ってみるか!!と息込んでみる。


今回私の作るダンジョンは裏ボスである私を倒すか、倒されて死戻る事で解放されるというイベント内の隠しダンジョンである。そのダンジョンで死んだ場合もイベントから放り出されるという事は無いが、ダンジョン内で手に入れていたアイテムが全て没収される…………しかし、逃げ切れば豪華アイテムが手に入る!!的な感じだったと思う。


…………これでハイエナ共がハイエナ行為ができずにうなだれる所を想像しながら私は自室のベッドに寝転がり、バイザーを装着した。キャンプイベントの開催時期はGWの二日目だが、ダンジョン作成に関しては今からでも行って良い事と、ビル娘や『ビル娘ダミー』達には自作の武器で戦わせることという事もある為、私はダンジョン作成に力を入れるためにVROにログインするのだった。

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