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雪奈視点 絶望とは身近にあるものですよね-4

それからもFは圧倒的な力により次々と逃亡者確保していき、芸能人サイドのメンバーが次々と一撃でやられていく。正確にはウィークポイントである首や心臓に『タガーナイフ』が刺さるという事ばかりでだったけどね………。


〈Fの投げた『タガーナイフ』は次々と逃亡者達を確保していく………。Fに対抗する術はあるのだろうか………?〉


実況ではこんな事を言っているが、Fの不意を付くという事も難しい………。というか、『隠密』があってなんとか2%程の成功率だろう………。しかし、不意を付いても反撃されないだけで、Fに『タガーナイフ』で軽く弾かれてしまうという事もある。


それに、自分ならFを倒せる!!と過信してしまうプレイヤーも多く、それで確保される逃亡者も多くなっている。………ここまで確保が早いと、かえって清々しいとも思えてくる。


〔パパラチパンダ 岡本 コルガッジ 原 小鳥 ムササービ 虎夫 ロールシャッハ 王様ヒロシ 纏1 ククル ラーマヤナ 確保  残り8人〕

〔残り時間  28:00〕


〈次々と逃亡者が確保される中、ボブと巽、メリー・ランサがFと遭遇した……。三人とも、逃げる気は無く戦闘となった!!さぁ、生きのびれるか!?〉


「ソンナナイフオレニハキカナイヨ!!ナンセコノムナイタ、コノクビノキンニクニハドンナハモノモトオラナイホドキタエアゲラレテイルカラナ!!イクゾ!!」

「……………面倒なプレイヤーだなぁ………。」

「クラエ!!コレガオレノスクリュー……………。」


ボブが某格闘ゲームのサイクロンさんの有名な投げ技をしようとしたが、Fはそれを軽々とかわした。まぁ、モーション長いからなぁ……………。そう思っているとFは技がかわされて躓いてしまったボブの頭を掴み、ボブを持ち上げながらジャンプしてから巽とメリー・ランサのいる方向へ叩きつけた。


メリー・ランサはギリギリ巻き込まれずにすんだが、ガッツリとボブの体の下敷きになり、ボブと一緒に床にめり込んでしまった。 


………………その後、メリー・ランサは自身の武器である槍を取り出して応戦しようとするも、槍をFに蹴り上げられてしまい、ウィークポイントである首に『タガーナイフ』を刺されてしまい、HPが0になってしまったのだった………。


〔ボブ 巽 メリー・ランサ 確保 残り5人〕

〔残り時間  25:38〕


これで、芸能人サイドは全滅となってしまった…………。まぁ、殆どのメンバーがマナーモードにしていてから仕方ないのだろうけど…………。多分Fは戦闘の邪魔になるマナーモードの人達を優先して捕まえる派だからね………。

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