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アリア視点 RPK達の優雅な日常-8

それからビル娘に関しての説明をした後、私はエンペラーに彼女達はRPKの仕事には参加しないという事になった。…………正直言って、レッドプレイヤーの前に彼女達を来させるわけにはいかないのだ………。教育上悪い面もあるしね。


「…………まぁ、レッドプレイヤーが無罪になるための唯一の方法である『RPK』又は『GSP』の出勤しているメンバー全員にPVPで勝利する。………まぁ、それはメンバーの1人をPKした時点で開始という条件つきだがな。」

「………でも、あの『空組』のアミエスを捕まえてきたときは驚いた。スカーレットじゃ適わないと思う相手だったし。まぁ、『神光剣ワルキューレ』が無かったから楽だったんだろうけどって最初は思ったけど、アミエスを倒したのは別のプレイヤーだったし。」

「あぁ、あの九尾のプレイヤーか…………。確か、ノーダメージで勝ったんだよな?いや、アミエスはプレイヤースキルが壊滅的だったけどさ。でも俺なら勝てるんじゃね?と思うんだが。」


ソルジャーはそうお気楽に言いますが、私はそれに反論というか、否定をしました。その理由を言えば、ソルジャーはそいつ化け物じゃね?みたいな顔をしましたが事実なのでしょうがありません。


「じゃあ、ソルジャーは初見のレイドボス2体をソロで狩れるんですね?それもノーダメージに1時間以内で。後レベル差が半端無いのに。」

「……………無理だなというか、プレイヤースキル高すぎないか?即死技持っていたとしてもノーダメージは無いだろ…………。レイドボスをソロで倒すこと自体が不可能に近いのに。」

「つまりそれだけ強いんですよ、ティアさんは………。」


私がそう言うと、エンペラーとニーズヘッグはそれに挑戦してみようかな?的な事を考えたらしく、ティアさん本人とも闘いたいと言い出しました。


…………しかし、これが後々ティアさんVS RPKのフラグになるとは思いもせずに、私はパンドラにスパイダー、鴉にベル、花魁にホークアイが帰ってくる気配が無いことに疑問を感じていました。すると、ソルジャーがハッとした顔でエンペラーに報告するのです。


「そういえば、『ラクティス』でクランハウス用の土地が確保できたからここの繋げるって事を伝えに来たのをすっかり忘れてた。」

「そこは忘れるなよ……………。にしてもロムがすぐに貯まったなぁ………。何やったんだろうな?」

「……………ベルがレッドプレイヤー何人か捕まえたから臨時ボーナスとして貰えたらしいよ。まぁ、RPK用の土地とは別のボーナスも現実で貰えるらしいし。」

「ても私貰ってないんですけど…………。アミエスはかなりの悪徳プレイヤーですよ?なのになんの恩賞も貰えてないんですが…………。」


すると、ニーズヘッグがパペットでコツンと私の頭をつっついた。そして、私が聞かされていなかった事を伝えてくれるのだった。……………いや、不公平なようなそうでもないような…………という感じだった。


「レッドプレイヤーを捕まえるときには貢献度というものがあって、それが30割まで貯まることでボーナスが付くんだー。で、アミエスを捕まえた時のスカーレットの貢献度は1割………まぁ、倒したのはスカーレットじゃ無かったから仕方ないかもしれないけどね……。つまり、後29割貢献度を貯めないとボーナスは出ないの。」


……………まぁ、ポンポンボーナス貰えるシステムにはなってないよね………と思う。まぁ、ボーナスがポンポン貰えるほど治安が悪かったら悪かったで嫌だけどね………と思いながら、『ラクティス』の町の支部と『リグル』のクランハウスが繋がり、他のメンバーがビル娘がいて驚くという事が続いたのだった。


次回から暗雨視点に戻ります。

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