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暗雨視点  チュートリアル-2

現在、私の持っている遠距離攻撃といえば、『ダークバット』と『鬼火・極小』、それと『ヴァンプトリガー』という銃だけと、かなり少ない気もする。


チュートリアルラビットがまた出てきたので、私は『ダークバット』を試す。ヴァンパイ限定の闇魔法で、MPを10使って一匹のコウモリを呼び出す魔法だ。MPを大量消費すればいくらでも出せるが、今回は一匹だけにする。


『ブラックバット』はチュートリアルラビットよりも少し速く移動し、チュートリアルラビットに噛みついてHPを徐々に減らしていく。そして、HPが0になると、チュートリアルラビットの体と供にポリゴンとなって四散した。


すると、なぜかアイテムストレージが表示された。中身には『兎族の血液』と書かれていた。『ブラックバット』の説明をよく見ると、『ブラックバット』で倒した場合、その血液を確実にストレージするらしい。


この『兎族の血液』の使い方として一般的なのはやはり売る事らしいのだけど、なぜか私は売る気になれなかった。一応種族がヴァンパイアだからだろうか?


しかし、血液なので臭いはとても鉄臭い。飲む気になれないため私はアイテム倉庫にこのアイテムを送らせた。ついでに薬草も入れておく。どうせチュートリアルが終わったら街の中なのだから。


後、『鬼火・極小』はかなり便利なアーツだと分かる。場所を固定して出現させる事ができるのでチュートリアルラビットを誘い込む事が容易くなった。これで極小サイズなので、極大になった時の使い勝手の良さがどこまでになるのか、期待が持てるアーツだった。


最後にヴァンプトリガーだが、これはまた攻撃力が高く、チュートリアルラビットも!チュートリアルボアも一発で倒せてしまった。しかし、五発撃たなければ再充填できないため、私は残りの三発を空に向けて撃つのだった。


その後、ただまっすぐに進んでいくと、武器の耐久値が0になった時の破損度についての説明があった。どうやら、一部の武器………私の刀などでは、破損度によれば修復も可能になるらしい。


要するに、粉々にならなければ武器は修復できるという事だ。これは嬉しい使用だと思うけれども、修復はサボらないようにしようとも思う。


それを最後にチュートリアルは終了した。チュートリアル終了の特典として、『初級回復薬』を五個、『初級MP回復薬』を五個貰った。これは標準的なNPCの店で取り扱っている物らしく、両方とも50回復する物だった。


チュートリアルが終了すると、始まりの街と呼ばれる『リグル』に到着した。プレイヤーが溢れており、とても賑やかな街となっていたのだった。

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