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暗雨視点  スキルについての情報交換-8

そんなこんなで、王道なマッサージや牛乳などで大きくなったとヤマト先輩やルラフが言い終わった後、私の番になってしまった。デイブラックは同じ家に住んでいるんだから私が何もしていない事は分かっているはず何だけどな………。


「私は二人がやってた事はあまり意識していなかったなぁ………。高校に入ってから急に脂肪が胸に行きだしたとしか思えない感じに……………。」

「……確かに、高校に入ってから一ヶ月に一回のペースでブラのサイズを変えないといけなかったのよね……。その時に使われなくなったブラは私が責任を持って管理してるけど……」

「………おい、今世間的におかしい事を言っていたぞ。捨てないにしても管理するのは普通ティアのはずだろ。」


ヴァルツが軽く反論しているが、デイブラックが私の使っていたブラで何をしているかは想像しない事にした。流石に度の過ぎたことはしていないだろう。杏という彼氏もいるのだし。


「………つまり、私にも希望はあるという事ですよね?」

「………そう……なる……から……がん……ばって……」


ロザリーとラグナは固い友情を結んだ友のようにハグしあっていた。その光景を見て、リーフは貧乳にも良いところはあると思うけどな………と呟いていた。確かに、胸の小さい中学校時代の私はかなり動きやすく、服も選びやすかったからなぁ………。


そしてこの後も色々と話をしていき、そろそろログアウトするかという事になった。…………まぁ、明日は月曜日なのだ。『ササンペルシャ』のメンバーは高校一年と中学二年だし、『インビジブル』のメンバーも大学生なのだ。


ティグレも私と同じ高校二年のため、普通に明日は高校である。ただ、『ササンペルシャ』達の高校でのマラソン大会がなぜ日曜日にあったのかは、VROを手に入れられなかった教師の腹いせで始まったという事から今日になったらしい。


VROが販売されたのは木曜日で、その教師も当然休もうとしていたが、その日が丁度その高校で行われていた全国模試の最終日で、その解答用紙をゲームセンターとは真逆の方向にある郵便局に届けなければならなかったため手に入れることが出来なかったらしい。


しかも、生徒達は半日授業のためゲームセンターに直行していたし、その生徒達のためにゲームセンターも販売をその時間からにしていたから、かなり苛立ったんだろうなぁ……。


…………で、正式稼動は今日からだったため、その日に合わせてマラソン大会を計画したらしい。いや、気持ちは分かるけどそこまでするかなぁ………と思いながら、また明日と言いながらログアウトしていくのだった。


気絶した二人は置いてけぼりにしたままだったけど、起きたらログアウトするだろう………そう思いながら。



この後しばらくは、番外編的な話が続きます。ネタバレにならないぐらいにやっていきます。新キャラ視点の場合は???視点と表示されますが、名前を出した次の話では???が外れます。

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