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ハットリ喫茶店

今回も

「次へ」 があります。

前回も前前回も

「次へ」 があったみたいなので、 よろしくお願いします。

僕達の目の前には、

僕らお客さんの注文を

聞いている、店員さんがいる。


その店員は、

慣れないてつきで

仕事をしていた。


慣れないてつきなのは、今日が初めてだからだ。

なぜ

僕らがそれを

知っているかと言うと、それは

まぎれもなく

さっきまでお客側だった カマキリ野郎

だからだ。


「いらっしゃいま~せ~! ハットリ喫茶に ようこそ~ ガハハハハ」



どうやらハットリは

ここを自分の店だと勘違いしているようだ。

本当の店長はどこにいったんだ?

このままだと

人が寄りつかなくなる屋敷になってしまう。



こんな事になった理由は、

詳しくは知らないが、


ハットリが店長にクレームをつけて、

店長は あまりのキモさにビビって 店をハットリに任せたらしい。

そして店長は、走ってどこかへ行ってしまったらしい。



クレームキングだな



僕と中野さんは

椅子に座っている。

中野さんは僕に、

「走ってどこかへ行ったかと思ったら、店を乗っ取るなんて

どこまでも図々しいカマキリ君ですね。


本当 キショクワルイです。殴ってやろうかな?」



と 言っていた。

その気持ちよくわかるぜ。



と 中野さんと話していると キモい店員が、

注文を聞いてきた。


「あれ~?

お前ら どっかで見た顔だな~。 まあ いいか


ご注文 決まってるか~?



うぜえ。


まあいい。

もう慣れっこだ。


僕達の 注文はもう

決まっていた。


「ココア一つとコーラ

一つ お願いします。」


するとハットリは

聞いてきた。


「アイスとホットがあるんだが~

早く 決めろよ~

俺は お客さんと違って

忙しいんだぜ~」



おっと危なかった。


もうちょっとで机の上の水を 顔面にかけてやる所だった。



僕は、

今にもハットリに、殴りかかりそうな

中野さんに確認して、

答えた。


「ホットで

頼むよ」


するとハットリは

こう答えた。


「ああ?

馬鹿じゃね~のか~?


うちの店じゃ~

コーラのホットは

やってね~んだよ~


コーラは普通 アイスだろ~?


死ねば~? 」



お前が死ねば~?


っく!

どこまでも中身が腐ってやがる。

僕が言ったのは、ココアの方なんだけどな!

僕達じゃなかったら、

今頃殺されていたぞ。



気を取り直して

アホな店員に僕はいった。




「いや

コーラの方はアイスで、

ココアの方をホットにしてください。」



すると 馬鹿な店員は、

納得したようだ。

だが、

ハットリが

厨房に行くときに

こんな事をほざいていた。


「最初から

そう言えば いいのにな~


本当 最近のお客は

馬鹿 ばっか だな~

なんちゃってな~

ガハハハハ」



黙れ カス



中野さんも

言っていた。

「くたばれ ゴミ」



まあ いい。


すると、

ハットリは5分ほどで

戻ってきた。


「待たせたな~

はい これが

ご注文の品だぜ~

ごゆっくりな~」


そう

いいながら 品を机の上に置いて どこかへ行ってしまった。


机のに置かれたのは、


まぎれもなく

オレンジジュースと

コーヒーだった。



耳が腐っているようだ。


だが

僕達は

文句を言うのも、また面倒な事になると思い、 黙って

飲むことにしたのであった。



そろそろ 約束の時間位だ。


女警官さん 驚くだろうな~。

カマキリ野郎が、店を仕切っているんだもん。


僕達は

また 大変な事にならないようにと、願うのであった…


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