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チャンス

今回は

文字数が少し多くなったので、 次へ という項目が増えました。

よろしくお願いします。


僕達 3人は 絶望している。


警察署から僕達はでてきて、

今は 近くの喫茶店に、歩いて向かっていた。


現在 18時30分…


僕の親は大丈夫だが、

中野さんの親が

子どもの事を心配しているかと思い、

声をかけた。

「家の人 心配してないですか?」



「いえ、

大丈夫ですよ。

ご心配ありがとうございます。」



そうか

それはよかった。


すると

隣にいるハットリが

怒り出した。

「なんで 俺には 心配しないんだ~?

ふざけんじゃね~よ~」


お前なんかに心配したって、時間がもったいないからだ。

早く 息絶えろ。

妖怪カマキリ野郎。



それは そうとして、


僕達が絶望している理由は、 警察官に言われた事の内容だった。




「君たちは、

エアガンショップで

暴れていた。


その おかげで

そこは 売上が かなり落ちてしまったようだ。


普通なら

なんやかんやで

罪になってしまうが、


君たちはまだ

高校生だ。


そこで

そこの店主が、

君たちにチャンスをやろうと、

言ってくれている。

それは……」



警察官は、まだ話を

続けていた。


そのころ

中野さんは、

「面倒そうですね」

と、

警察官に聞こえないぐらいの、

小声で言っていた。



ハットリは、

まだ警察官が、話している途中にも関わらず


「はあ~

だりぃ~

早く終わんねえ~かな~」


ぬかしていた。

お前の人生が終わればいいのに。



まあ

それはいいとして、

そのチャンスとは、

こういう内容のようだ。



エアガンショップの売上を取り戻すこと。

そのためなら、何をしてもいいらしい。



それだけだそうだ。


そして僕達は

警察官に、売上を取り戻すことを 約束した。


警察官は

今朝の

痴漢の犯人を探し出すと、約束してくれた。



僕達は

逃げるようにして

警察署からでてきた。



そして 今にいたると言うわけだ。



僕が


まずは 学校の生徒にエアガンの宣伝を

するか…


と 考えていたら

喫茶店についたようだ。


なぜ

僕達は喫茶店に行くかと言うと、

馬鹿なハットリを

見守るためだ。


ここで

ハットリは女警官とお茶を飲んで

仲良くなれば、

少しはカマキリ野郎の性格も治ると思ったからだ。


僕は

カマキリ野郎を

応援していると

言うことだ。


中野さんの想いは知らないけど。

多分 死ねばいいのに とか 思っているかも知れない。



僕達は

落ち着いた雰囲気の

喫茶店の椅子に

それぞれ腰を落とした。

待ち合わせの時刻まで

あと

1時間ちょっとある。


それまで

僕達は

なにをしていようかな。女警官が来たら、

ハットリを残して

隠れなきゃいけないしな。


とりあえず

何か 飲むか。



僕は

横にあったメニューを

机の上に広げ、

みんなに

何頼む?

と言った。


中野さんは

「私はですね~

ココアにでもしようかな。」

と 言っていた。


カマキリ野郎は

文句をいっていた


「なんだ~

ここの店は~

品揃えがなってないな~

ふざけんじゃね~よ~


俺を誰だと思っているんだ~!?


あ~ もう 我慢できない

突撃だ~!」



と 叫びながら、

店の奥へと消えていった。



まずい事になった。


カマキリ野郎を怒らしたらもう

誰にも 止められない。


アーメン…


中野さんの顔は

真っ青だった。

中野さんが聞いてきた。

「カマキリ君が

どっか行っちゃいましたよ?

私たち…

どうなってしまうのでしょうか?…

私…怖いです」



僕も怖い。



僕達は

大事にならない事を

願うのであった。

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