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エデイ救出

 シェイダル教の教皇アルグレオから正式にラーナドゥール国王として認可されたアルバートは各地の諸侯乎び集めて即位しようとしていた。


 王宮に集まった諸侯達の中で戴冠式は開かれる、アルグレオがアルバートの名を言ってラーナドゥール国王の冠をアルバートの頭にかぶらせて宣言した。

 

 「ここにアルバート•アリセム•カレスをラーナドゥール王国の正当なる王として認める」


 「このアルバート謹んで拝命し王国のために命を捧げましょう」


 そしてアルグレオから認められたアルバートは国王として諸侯達に忠誠を誓うように言って王としての最初の‘’仕事‘’をした。


 「前王エイベルを殺害したエデイとその父であるバージルを死罪としその領地を没収する、そして没収した領地をブランシュ伯爵の属領とする!」


 「アルバート陛下、ラスター公の死罪と御家断絶はあまりにも酷では?!」


 そうラスター公派の諸侯の一人が言うとブランシュ伯爵は返した。


 「息子の行いを親が知らぬはずはない!アルバート陛下の命に背く気か!?」


 そしてアルバート達は反対派の諸侯達の一蹴して処刑を行う宣言をした。

 

 「エデイとバージルの処刑は2週間後に公開処刑とする、バージルをこの場で捕縛せよ!」 


 アルバートは聖皇騎士団の騎士達に命じてバージルを捕縛して牢獄へと連れて行った。

 

 アルバートの話が終わり諸侯達が去って行くなかルシアスはエデイとバージルの話を聞く決心をする、連れて来ていたルヴェーラとマナそしてベアトリスと白獅子騎士団の数名の騎士達にと共に牢獄へと向かった。


 看守からエデイとバージルとの面会は出来ないといわれ、ルシアスはルヴェーラに魔法をかけるように頼んだ。


 ルヴェーラは看守にスリープの魔法を使い看守を眠らせると牢獄の鍵束を奪って牢獄の奥へと向かった。

 

 エデイとバージルを探していると一番奥の2つの独房に行き着いた、扉から中を覗くと2つの独房にエデイとバージルがそらぞれ捕らえられいた。


 エデイは身体中に鞭を当てられてボロボロだった、エデイの状態を見たマナは言った


「非道い、、、!」

 

 エデイが居る独房の扉を開けるとエデイの独房に入ったマナがシェイダル神にエデイの傷が癒されるように祈る、するとエデイの傷は大分癒された。


 バージルの独房の扉を開けるとバージルはすぐさま息子のエデイの様子を見に行った。


 エデイが癒され、回復した姿をみたバージルはルシアス達に感謝した。


 バージルが話かけても喋らないエデイをルヴェーラは見て呪いが掛けられている事に気づく。


 「暗黒の呪いですね、恐らくはグムハザの司祭達か死霊術師の仕業でしょう。」


 それを聞いたマナはシェイダル神に祈り呪いをといた。

 

 呪いを解かれたエデイがルシアス達に感謝した、ルシアス達はエイベル王を本当に殺害したのか訪ねるとエデイは女従者に魔法をかけられ、逆らえなくてエイベルを手に掛けた事を伝える。


 事情をしったルシアス達はエデイとバージルを連れて城から脱出する事にした。

 

 エデイとバージルにルヴェーラがインビジブルの魔法を使うと2人は透明になってルシアス達の後を着いていく。

 

 眠ったままの看守の側を通り牢獄を抜けるとルシアス達は王宮を後にして王都を後にハウルナートに向かった。

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