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ウサギ軍団か白熊軍団か

 代車で爆走しながらモンスターをちぎっては投げちぎっては投げと、階下へどんどん下りその間目が覚めない原口さんはさんにきっといい夢を見ているのか、笑顔でスヤァとしていた。


F級ダンジョンは5〜10階層となっているそうで

E級15から25階

D級25から50階層

C級50から75階層

B級100階層

A級300階層

S級は1000階層らしいが


それ以上のダンジョンも実装されるらしい。


 最下層と見られるここのダンジョンはまた成長中らしく、10階層で最下層となった。



  そして俺はボス部屋の前にいた。


ひとまず休みながらこれまでの拾い物の整理をしているのだ魔石は3965個拾いうち階層中ボス魔石は3個2.5.7階での戦闘だった。5.7階での中ボスは宝箱を落としたのだが、


 一つは赤に黒い稲妻のようなラインがあるシューズで【イナズマシューズ】

これは5段階にギアが変わりもとの素早さが1速→5倍速→10倍速→25倍速→100倍速となるおかしい速さの靴が手に入った。すかさずデータ読み込みしてから、履いた。


 もう一つは地魔法中級本だったので、読み込んでゴーレムを10体作り出し5体は原口さんの守護に5体と俺でボスに向かうことにした。


 扉を開き中に入るとそこは吹雪の風景だった。


 白い息を吐きながら進むと中央に光る陣が現れ、形をなしていく、飛び跳ねる白く巨大な熊とオーガ2匹と氷柱を手に持つた二本足で立つ2m程度のうさぎが20匹が軍団として現れた。


 ゴーレムにウサギを任せ、オーガらに巨大なファイヤボールを投げつけついでに弓をその後から解き放った。靴のギアは3段階に上げて。


  ➖ボォーッ➖



 火に包まれたオーガのたうちまわり、近くにいたウサギ達にぶつかる。


      グオオン

 たちまち数匹のウサギとオーガらが倒れ、魔石に変わる。


 ーぴーひー


悲鳴を上げながらゴーレムに倒されていくウサギ

 


『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ』


怒り狂う白熊が叫び始めると、ウサギが倍速がかかって、白熊も力が増したようだった。


クナイを強化したやつをウサギ達に投げつけ、弓を剣に変え

白熊に向かって走った。


 刀で身を切るも、硬さで深く入り込まず。靴のギアを

五段階まで上げて、白熊の攻撃を交わしながら‥‥‥


      グサっ

 

 踏み込み、反動をつけて心臓部に刀を深くしまい込んだ。





    グアアアアアアアアアアアアア



吠えながら白熊は前に倒れ息絶えた


 赤に近い白い魔石大が落ちていた。横には金色に光る宝箱が鎮座していた。


 鑑定すると、罠なしと現れたので安心して宝箱を開けると



  オリハルコン製の兜と黒い鎧上下セットが入っていた。


 代車の元に戻ると、全てのゴーレムをアイテムボックスにしまい、代車に寝ている原口さんを背中に背負い直し、代車を収納した。


部屋の奥に二つの陣が現れた。

鑑定すると、

一つは一階への帰還転移陣


もう一つはコア部屋に繋がる陣だった。


コア部屋に向かい、部屋に浮かぶコアを掴むと、


 『02WORLDダンジョンの管理を承認いたしますか?』


 『承認します。』


ー02WORLDダンジョンマスターに登録致しますー


ーロード致しますー


error


再ロードします。


error


再構築を提示します。このダンジョンは3分後消滅いたします。コアをアイテムボックスに収納下さい。希望地点に設置し1からの構築を提案致します。


  収納次第カウントが始まります。


  一階への転移陣にお乗りください。


     

     スタート



急ぎ、コア部屋からボス部屋に戻り、原口さんを背に一階への転移陣に乗り込んで、一階を走り抜けた。五倍速のギアが入ったままの靴が白い煙を吐き出しながら一階を急ぎ走り抜けた。


黒い渦が現れその中に飛び込むと同時に砂場に倒れ込んだ。




     ードスンー


  砂場に軽く音が鳴り響いた。


ハッ!と後ろを見ると渦が小さく萎み、パン!と泡が消えるように渦が消えた。



   『う、ううん』


 原口さんが目覚めそうだったのだか、また起きそうもなく、俺のレベルは51となり原口さんもパーティメンバーの為、レベルも31となってしまったので起きたら日常生活の注意点を言わなくては‥‥‥。時計を見たら数時間経っていたはずが、100分の1の時間が外では流れていたようで、入ってすぐの時間だった。


 ダンジョンで転移距離を伸ばしてはいたが、レベルが上がったので、更に転移の距離を伸ばすようにバイクに跨り、転移しながら走って家に向かった。

 

 原口さんは振り落とさないように俺の体にくくりつけた。



今宵もありがとうございました。

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