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自宅防衛1

 ゴブリンを倒したあとから自宅まではモンスターにエンカウントする事なく着いた。


一応ゾンビやゴブリンなどに会わないように必死に走りながらも、先ほどのゾンビなどが背後からついてくる事がないように真っ直ぐ家に向かわず、隠れるようにして帰宅したので、エンカウントが少なくすんだのだが、まだはじまりの段階だからなのだろうか?


 家について門を開けて中に入り、門をきっちり閉めておく、小さな庭を抜けて玄関を静かに開けてから、一応鍵はまだ開けたままにして置く。


 二階に上がり自分の部屋に荷物を置いてからカーテンを開け窓から周りを見渡してみるが、特に変わった様子がなかった。


 二階は三部屋あり俺と中2の妹と中3の弟のそれぞれが部屋を貰っている。自分の部屋の窓を静かに開け外付けのシャッターを静かに閉めてから窓の鍵を閉めた。


 部屋から出て残りの2部屋のシャッターを下ろすべく妹の部屋の扉を叩くと隣の部屋が開き中から弟が顔を出した


「莉奈ならまだ帰ってきてないよ?それよか、さっきなんか変な声が聞こえてきたけど聞いた?」


「あ、あぁ 細かい話は後にしよう、今街でゾンビ?みたいなサラリーマンやゴブリンにエンカウントしたんだ。とりあえずうちの家の戸締りと父さんと莉奈の無事の確認と家の食料備蓄を急ぎ確認しないか?あと母さんは?」


「母さんなら屋上で洗濯取り込んでるはず、俺は三階の戸締り見てこようか?かあさんに備蓄を確認してもらうから、ついでに屋上の母さんに伝えてくるよ。」


 そう言いながら弟はシャッターを閉めようと部屋に戻ったので「静かにな」と告げて妹の部屋のシャッターを降ろしてから一階に降りた。


 すぐに一階に降り、トイレとお風呂場の窓の鍵を確認してから、風呂場に向かい、暫く水がどうなるかわからないかな?と風呂に水を張っておいた。


 また元々居間と台所は平日はシャッターが降りているので、念の為きちんと降りているかを確認しながら父のスマホに連絡を入れた。


 3コール目で父が出たが息を殺すように話してきたが、どうやら会社から帰宅途中で、隣町までは電車が動いていたが、それからは駅にゾンビが入り始め、線路脇にはゴブリンやウルフなどが歩き回り始めたので電車は途中で止まり、乗客が非常ボタンを押して扉を開けて5人程度で1グループずつにまとまって線路を倒しながら進んでいるらしい。


 父も荷物にあった折り畳み傘を使いスライムなどを粉砕していくうちにレベルが上がっていき、レベルが上がる事で歩みが速くなり、進みながら今は自宅周辺を向かいグループ10人で途中から何人か道が分かれたらしく、今は家のすぐそば、あとわずかな地点まで来ているらしい。


 屋上に向かうべく階段を走り登ると母と弟が向かいの道の様子を見ていた。


「とうさんはもうすぐ家につくらしい。一、二階戸締りは閉まっているのを見てきたけど一階は莉奈と父さんが入りやすいように開けておいた。」


 3階の部屋は母と父の寝室と父の書斎と母の雑貨屋ネットショップの品が置かれ倉庫がわりにしている部屋がある為にシャッターが閉まっていたが、閉まっているのを再度確認したらしい。


 屋上は小さな菜園と洗濯干し場になっているが

ここの水も雨を貯水するタンクがあるのだが、普通の水も貯めて置くことを母に提案しておいた。


 莉奈とは連絡がついたらしく、学校に避難して今はモンスターが周囲に跋扈しており、帰るのが厳しいとのことだったので、迎えに行くまでそこに居るように母が話したらしい。


 そっと通りを覗くと5人で走る人達の中に父がいた。距離としては数十mはあるが、背後からゾンビが2体ついていた。

まだまだ序盤です。よろしくお願いします

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