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皇族姫  作者: 春香秋灯
契約紋の皇族姫-真の勝者-
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復讐

 我が家なので、アタシと父さんが人数分のお茶を出す。こう、庶民だから、王族や皇族の口にはあわないと思うのよ。

 だけど、小国の元王族であるマリスは笑顔で飲んでいる。皇族エウトは、顔色一つ変えない。美味しいのか、普通のか、わからないな。

 アタシはというと、いつものお茶だな、と思って飲むだけだ。

 そうして、いつもの食卓をとんでもない面々で囲むこととなる。食事はないけどね。お茶だけよ。

「ねえ、どうして、エウトとリウは友達になったの?」

「友達になる理由なんて、普通、ないだろう」

 もっともなことをエウトに言われた。こいつ、本当に口を開くと、アタシは勝てないな。

「どうして、エウトは無事なのかしら。筆頭魔法使いアイシャールは、顔に酷い傷を負うほどの大怪我で運び込まれたのよ。あなたが無事だなんて、誰も思っていなかったわ」

 頭のいいマリスが代わりに聞いてくれた。そうそう、それを知りたいのよ!!

「お前たちは、妖精憑きの小国の奴らも含めて、本当にバカばっかりだ。無事になるのは当然だ。僕は見た通り、子どもだ。妖精憑きでも何でもない子どもをわざわざ殺す必要なんてないだろう。皇族だとわかっているのだから、人質とするのが普通だ」

「そ、そうね」

 言われて、マリスは微妙な顔をする。それは、皆、エウトが普通ではないと知っているからだ。

「まさか、妖精憑きの小国では、エウトのこと、誰も知らないの?」

「僕が交渉したのは、辺境だと、妖精殺し小国だけだ。全ての小国を相手どるわけがない。僕は、神からの役目を担った一族が支配する小国を窓口にして、交渉したんだ。妖精憑きの小国は、僕のことなんか知らない」

 アタシは、思わず、マリスを見てしまう。

「マリスは、帝国から交渉を受けていたのに、窓口になってない」

「ごめんなさい。わたくしは、私怨から、わざとそうしなかったの」

 戦争は、マリスも起こしたようなものだ。

 だけど、マリスを責められない。元は、妖精憑きの小国の驕りからだ。その驕りにより、どんどんと恨まれていった。今、起こらなくても、いつかは、起きたのだろう。

「ねえ、エウトは人質となったのに、どうして、今、ここで自由にしているの? 他の人たちは、どこに行ったの?」

「僕にかかれば、口先三寸で、逆転させることは簡単だ」

 不敵に笑うエウト。

 全てを聞いたアタシたちは、呆れるやら、バカバカしいやら。




 筆頭魔法使いアイシャールは操られたリウによって、酷い怪我を負わされた。その上、妖精を半分、殺されてしまったという。それを庇うように助けたカンダラの妖精までリウに殺されてしまった。

 カンダラは、なけなしの妖精で、アイシャールを連れてどこかに逃げるように飛んだのだ。

 その時、アイシャールはエウトの手を掴んでいた。ところが、エウトはわざとアイシャールの手を払って、その場に残ったのだ。

 残ったエウトは、震えて座り込んだという。それを見た国王は、エウトを捕虜として、牢に入れた。

 そのまま、エウトは牢でそのまま放置されるかに見えた。

 王族に操られていたリウは、エウトに興味を示して、こっそり、牢に行ったのだ。

「ねえ、どうして、お姉ちゃんの匂いがするの?」

 エウトの体から、姉リーシャの匂いを敏感に感じたリウは気になったのだ。

「もしかして、お前は、リーシャの弟リウか?」

「そう。ねえ、お姉ちゃん、大丈夫? 帝国の奴らに、酷い事されてると聞いたけど」

 そう、リウは妖精を狂わせる香を使って、洗脳のように言い聞かされていた。それを信じて、帝国の魔法使いアイシャールを攻撃したのだ。

 だけど、エウトは帝国の皇族といえども、子どもだ。しかも、リウと同い年だという。とても、姉リーシャを傷つける皇族とは思えなかった。何より、エウトの体には、大好きな姉リーシャの匂いがいっぱいついていた。

「お前の姉は、本当にどうしようもないな。弟離れが出来ないから、毎日、僕を身代わりにして抱いてきて、一緒に寝させられている」

「そんな、僕のお姉ちゃんなのに!?」

「そう、お前の姉だ。お前がどうにかしろ。僕は側に人がいると寝られないってのに」

 エウトは姉リーシャの日頃の行いを心底迷惑そうに語る。

「ご、ごめん。僕、早くお姉ちゃんを連れ戻しに行くから」

「違う、お前はリーシャの元に戻るんだ。僕は、お前とリーシャの父親を迎えに来たんだ」

「どういうこと!?」

「僕はリーシャに約束したんだ。家族を帝国に連れて帰ると」

「そんなこと、聞いてない!? 国王は、お姉ちゃんは帝国に誘拐されたって言っていた」

 リウの洗脳は深い。国王のいうことが正しいと信じ込まされていた。だから、エウトの言葉を信じられなかった。

 だけど、エウトは不敵に笑い返す。

「ま、僕に傷一つなくて良かったな。僕に怪我なんかあったら、リーシャは怒っただろうな」

「そ、そうなの!?」

「リーシャは優しい女だ。わけありの僕にも優しい。帝国に来てからずっと僕はリーシャと一緒だ。そんな僕に怪我なんかさせてみろ。リーシャは怒るだろうな。それが、実の弟の所業だと知れば、姉として、激怒するな」

「そんな、お姉ちゃんに嫌われるなんてこと、ないよね」

「僕は怪我をしてないからな。でも、この国の奴らは、どうだろうか。僕を人質として使うなら、まずは、僕の指を切って、帝国に送ったりするだろうな。それを見たリーシャは、どう思うかな?」

「そんなことしないよ!? 教えに反することじゃないか」

「帝国の魔法使いを傷つけたじゃないか」

 真っ青になるリウ。国王の洗脳も、別の方向からつついてやれば、あっけなく突破されてしまう。

 リウにとって、赤ん坊のころから育ててくれたリーシャは絶対なのだ。リーシャに嫌われることは、世界が滅ぶに等しい。

「あいつら、リウにやらせるんだよ。ほら、そうしたら、リウだけが教えに反してるだけだ。どうせ、もう、妖精使って、人を傷つけたしな」

「そんな、どうすれば」

「帝国流の解決方法は簡単だ。妖精憑きの妖精を全て、奪ってしまい、地下牢に閉じ込めてしまえばいい」

「そうだ、そうしよう!!」

 そうして、リウは、妖精憑きの小国にいる妖精憑き全ての妖精を奪い、無力となった全ての妖精憑きを地下牢にぎゅうぎゅうに閉じ込めてしまったのだ。



 全てを聞いたアタシは、恐怖で身震いする。エウト、こわっ!!

「本当に、口先三寸で、解決してしまうなんて、恐ろしい子」

 アタシと同じく、マリスも恐怖を抱く。

「ただの子どもに、何も出来ないし、悪い事一つ考えない、と思い込んでいるから、こうなる」

 そう、妖精憑きの小国は、皆、エウトのことを無害と思い込んでいた。

 それは、アタシも最初はそう思った。エウト、常に笑顔を顔に貼り付けて、物腰も優しく、言葉遣いも丁寧だ。会ったばかりの頃は、無力な子どもだけど、いい子だな、なんて思っていた。

 見てみれば、父カンダラは呆然となる。母ナーシャの復讐のために、頭の中では、アタシでは思いつかないような計画をたてていたのだろう。それが、ここに来て、エウトの口車に乗ったリウが、妖精憑きの小国にいる妖精憑き全てを無力化してしまったのだ。

 アタシは久しぶりのリウを抱きしめる。エウトとは違う、リウだ。

「もう、離してよ」

 ところが、リウのほうから拒絶してきた。

「どうしたの!? いつも、こうしたら、喜んだじゃないの!!」

「僕もエウトみたいに、一人で何でも出来るようになるんだ」

 アタシはエウトを見る。一晩、二人で何かしたのだろう。

「お姉ちゃん、エウトはすごいんだよ!! 魔法を使わなくても、火をつけられるんだ。料理だって、出来るんだよ。僕もお姉ちゃんも知らないような話をいっぱい知ってるんだ!! 僕、エウトみたいに、色々なことが出来るような、色々なことを知る立派な人になるんだ」

 すっかり、リウは男の顔をしていた。

 向かいに座るエウトはというと、面倒臭そうな顔をしている。

「リーシャも父親も、甘やかしすぎだ。リウは出来るんだ。いいか、何もさせないのは、優しい虐待だ。妖精憑きとしてではなく、ただの人として出来ることを色々とやらせてやるんだ。それは、妖精憑き全体にも言えることだ。妖精に頼りすぎだ。だから、今回みたいに、僕に口先三寸で負けるんだ」

「君は、すごい子だな」

「当然だ。僕は戦争にも出るんだ。そこら辺の皇族とは違う」

 無茶苦茶、偉そうだ。それを見て、リウは目をキラキラ輝かせている。うわ、悪いトコも真似そうで怖い。

 でも、もう、リウはアタシの手をとらない未来へ一歩踏み出して、それは良かった。こんなに長く離れて、リウは国王に根強い洗脳をされていただろう。それもエウトによってなくされ、アタシと別れた頃よりも逞しくなっている感じだ。それも、たった一日で、こんなに変化するなんて、正直、驚きだ。

「エウトは、ある意味、魔法使いね」

「僕は妖精憑きではないぞ」

「でも、人をいい方向に変えてくれる。どんな魔法使いよりもすごい魔法使いだよ」

 そういうと、エウトは耳まで真っ赤にして、そっぽ向いて、不貞腐れる。可愛い!!

「でも、このまま、というわけにはいかないわよ」

 妖精殺しの小国代表マリスは現実をつきつけてくる。

「リーシャの弟は、筆頭魔法使いを傷つけたのよ。帝国の敵認定されてるわ。これからどうするの?」

 そう、アイシャールの妖精を半分殺し、顔に酷い傷を残した。アイシャールはすっかり弱って、ベッドから起き上がれなくなったのだ。

 その事実に、リウは項垂れる。

「僕、謝って、しっかりと償うよ。エウト、僕は罪人になるけど、それでも、友達でいてくれる?」

 罪を償うことを覚悟しても、リウはエウトのことを心配した。リウにとって、エウトは生まれて初めての友達だ。これで失うことを恐れていた。

「言っただろう。帝国に戻れば、僕も訳アリだ。父親がどこの誰かわからないから、皇族だけど、蔑まれてる。僕の生まれゆえに、僕は一生、帝国の奴隷だ。むしろ、僕が友達でいいのか?」

 アタシはエウトの身の上をよく知らない。皇族だけど、そこまで、帝国に縛られるとは、とんでもない秘密がエウトにはあるのだろう。

「僕は、エウトの友達でいたい。エウトが自慢に思えるような友達になるよ。むしろ、僕のほうが、頑張らないと」

「そうか。じゃあ、僕も覚悟を決めないとな」

 エウトは何故かアタシをじっと見てくる。

「もう、アタシはエウトに抱きついたりしないから大丈夫よ。リウが一人で出来るというなら、アタシもそうするんだから」

 アタシもリウみたいに心配されてるんだ。そうに違いない。アタシも頑張ろう。リウが急に離れて、エウトの隣りに移動するの見て、そう思う。アタシも、実は弟離れ出来ていない。

 小さな友情を目の前で見せつけられ、マリスは微笑む。

「それじゃあ、大人が頑張らないといけないわね。さて、坊やが捕獲した、妖精憑きたちの元に行きましょう。案内してちょうだい」

「わかりました」

 すっかり、逞しい顔をするリウは、父カンダラと並んで、先頭に立った。

 実は、アタシはただの人だから、地下牢がどこにあるのか知らない。リウと父の後をアタシはマリス、エウトと並んでついていく。城に入るのも、これが初めてだ。

 キオンは、久しぶりの帰郷である。これから何が起こるのか、帝国側に下った元王族として、黙って見届ける覚悟で、妖精リンちゃんと一緒に最後尾を歩いていた。

 地下に続く隠し通路を通る時、城でもあったような、道具が作動して、薄暗い通路を照らした。それを頼りに、地下に下りる。

「貴様、こんなことをして、ただで済むと思うな!?」

「リウめ、これまでの恩を仇で返しおって!!」

「これだから、外部の者は見殺しにすれば良かったんだ」

「さっさと、ここから出せ!!」

「妖精を返しなさい!!」

 全ての牢に隙間なく閉じ込められている妖精憑きたち。それら全てがアタシたちに敵意をむき出しにしていた。その勢いに、アタシは思わず、父カンダラの腕に縋ってしまう。

 父はというと、王族を敵として睨んでいた。

「私のナーシャを殺しておいて、何が教えだ!!」

「それは、ただの人がやったことだ。その人だって、追放したではないか!?」

 父カンダラの怒りに、王族は言い訳する。それを聞いて、父は嘲笑う。

「私が何もしなかったと思っているのか? ただの人は私が殺した!!」

「罰当たりなことを」

「妖精を使ってない。私の手で、戦って、殺してやった。皆、言っていたぞ。お前たち王族に騙された、と!! 全て聞いた。お前たちが何を言って、ただの人を動かしたのか。手を汚していないから、罪がないというお前たちの心根の醜さには、神も怒りを覚えたのだろうな」

「貴様、同じ妖精憑きを生み出す一族のくせに」

「ナーシャがなぜ、この地に来たのか、知っているか?」

 まだ、母ナーシャの秘密が残っていた。

「ナーシャは言っていた。神によって、この地に導かれたんだ、と。神はナーシャに言ったそうだ。妖精憑きの一族を生かすべきかどうか、見届けよ、と。そのために、ナーシャは皇族の儀式に失敗させられ、野に放たれたんだ。だから、木札がないと入れない妖精憑きの小国にも入国出来たし、妖精が支配する森にも、昼夜いることが出来た。なにより、妖精憑きの魔法は、ナーシャにだけ通じなかったんだ!!」

「そんなわけがない。我々は、神に選ばれた一族だ」

「だったら、今すぐ、そこを抜け出して、我々を攻撃してみろ。妖精はどうした」

「貴様の息子が盗ったんだ!?」

「リウがお腹にいる時に、神がナーシャの夢枕に立ったそうだ。リウには妖精を殺す力を授ける、と。妖精憑きの一族が間違いを犯した時は、リウの力で妖精憑きの妖精を全て殺すように命じていた。そのことを私にだけに教えてくれたんだ」

「そんなこと、ありえない!!」

「実際に、リウは妖精殺しの力を持っている」

「それは、皇族と我らの血が混ざったからだ」

「ならば、何故、リーシャはただの人として生まれた? リーシャも妖精憑きとして生まれるはずだ。リーシャがお腹に宿った時も、神はナーシャの夢枕に立ったんだ。リーシャのことは、妖精憑きを見極める試金石として、ただの人として生まれる、と。伝承は所詮伝承だ。皇族と妖精憑きの一族の血が交わったからではない。その時もまた、神からの使命を受けていたにすぎない。皇族は、まれに、そういう者が生まれるんだ。そう、ナーシャは私に教えてくれた」

 泣きそうな顔になる父カンダラ。

 母ナーシャは様々なことを父に語って聞かせていた。嘘のような話だ。だけど、ただの人である母ナーシャが、生まれる子ども能力や性別まで、わかるはずがないのだ。説明がつかないことが、過去にはたくさんあったのだろう。

 父はリウを見下ろす。

「リウ、私に、王族が持っていた妖精を全て、渡しなさい」

「返さなくていいの? 妖精を盗ることは悪いことだ、と父さん、いつも言ってたじゃないか」

「だが、こいつらはまだ、罪人だ。そんな一杯、リウ一人で抱えるのは大変だろう。王族の妖精は多すぎるし、格も高い。私が持とう」

「うん」

 リウは素直に従った。何をしているのか、ただの人であるアタシにはわからない。キオンを見れば、苦しそうに顔を歪めて見ている。

「よくいうよ」

「恐ろしい男ね」

 エウトとマリスは、父の企みを知っているような感じだ。

 そうして、リウから父へと王族の妖精が全て動いただろう頃、父は暗く笑う。

「この時を待っていた。私は、ずっと、お前たちを生きたまま苦しめる機会を伺っていたんだ。そのために、リウに私の妖精を殺させた!!」

「何をする!?」

「私の妖精が!!」

 王族たちは驚愕し、叫んだ。ただの妖精憑きたちは、父を恐怖の対象として、震えて見ていた。

「お前の父親は、恐ろしい男だな」

「何が!? 見えないから、わからない!!!」

 何もわからないアタシ。エウトだって、ただの人だから、見えないのに、父が何をやっているのか、わかっていた。

「妖精憑きってのは、基本、支配出来る妖精の格とか数は決まっているんだ。一応、持って生まれた妖精より少し多く持てるようになっている。妖精憑き同士の戦いは、相手の妖精をいかに盗るかで決まる。だいたいは、勝負がついたら、妖精を返すんだ。だけど、あまりにもタチの悪い妖精憑きだと、返さないで、そのまま、塗り替えて、取り上げてしまえるんだ。お前の父親は、リウに妖精を殺させ、わざと妖精を受け入れる空きを作ったんだ。そこに、王族全ての妖精の所有権を塗り替えて、盗ったんだ」

「どうなるの?」

「王族たちは、妖精憑きだけど、妖精のない妖精憑きだ」

「でも、野良の妖精なんて、いっぱいいるじゃない」

 別に、また、どこかの妖精を支配すればいい、そうアタシは単純に考えた。

「野良の格の高い妖精を支配するのは、実は難しいんだ。だから、妖精憑きから妖精を盗ったほうが楽だといいう。その王族どもは、もう、以前のような力はふるえない。格の低い、野良の妖精しか支配出来ないからな」

「でも、妖精憑きだよ」

「妖精を失った妖精憑きは、悲惨だ。野良の妖精を支配するといっても、嘘だってつくんだ。生まれ持った妖精とは違う。馴染むのにも時間がかかるから、無力に等しい」

 国王を含めた王族たちは皆、絶望して、脱力してしまっている。対する父は、まだ、満足いっていない様子だ。

「まだまだ、終わっていない」

 父の中では、妖精憑きの小国への復讐は、始まったばかりだ。

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