妖精憑きの小国の反乱
妖精殺しの小国代表であるマリスがいう通り、妖精リンちゃんの案内で、アイシャールの元に行った。
アイシャールはいた。だけど、アイシャールだけではなかった。
「父さん!!」
アイシャールの傍らに、父がいた。ただ、いつもと纏う空気が違う。倒れているアイシャールの側で立って、冷たい表情をしている。
アタシが来たことで、父はいつもの暖かい表情を見せる。
「リーシャ、元気だったんだね」
「あのアイシャールが怪我をしたって」
「彼女の妖精を半分、殺されたんだよ」
「っ!?」
とんでもない事が起こっていた。アイシャールは父の側で体を起こそうとしているけど、とても辛そうだ。
アタシが側に行って触れるけど、アイシャールはそれを拒絶する。
「見ないでください!!」
両手で顔を覆って拒絶するアイシャール。見えないけど、あの美しい相貌に、何かあったんだ。
「父さん、リウは?」
恐る恐ると聞いた。アイシャールを越える妖精憑きは弟リウを思い浮かべる。もし、アイシャールを傷つけられるなら、それはリウだろう。
「リウがやった」
「どうして!?」
「国王が、ナーシャが皇族だと知ったことで、リウの扱いを変えたんだ」
「一体、何があるというの!? リウは、リウは、どうしてこんな酷いことをしたの!!」
泣き崩れるアイシャール。必死に顔を隠している。他にも怪我をしているというのに、その素顔が崩されたことに、アイシャールは絶望している。
まだ、アタシの知らないことがある。その事を知っているのは、筆頭魔法使いアイシャールだ。アイシャールは、口伝で、色々と伝え聞いているはずだ。だけど、今のアイシャールから聞き出すことは不可能だ。
残るは、皇帝イーシャだ。もしかしたら、イーシャはリウの秘密を知っているのかもしれない。
しばらくして、イズレンが皇帝イーシャを連れてやってきた。
イーシャは、泣き崩れるアイシャールを見て、駆け寄る。
「アイシャール、どうした!?」
「見ないでください!! あなたにだけは、この、傷ついた顔を見られたくない!!!」
両手で顔を覆い、イーシャを拒絶するアイシャール。
事情がわからないので、とりあえず、イーシャはアイシャールの素顔を見ないように、だけど、抱きしめる。そして、傍らに立つ父を見上げる。
「君は、何者だ」
「私は、リーシャの父カンダラといいます。私の心が弱いばかりに、女の顔に、醜い傷をつけさせるようなことを、息子に許してしまいました」
父カンダラは、皇帝イーシャの前でひれ伏した。リウがやってしまったことだ。それを父は責任をとるつもりだ。
「子どもの皇族がいたはずです。その子はどうしましたか?」
「私の力で救えるのは、彼女だけでした。咄嗟のことで、その子どもを一緒に連れて来ることが出来ませんでした」
「父さん、エウトは大丈夫だよね? エウト、皇族だけど、ただの人なの」
エウトが置いていかれた、その事実に、アタシは父に縋る。大丈夫だ、と言ってほしい。
「わからない。妖精憑きの小国は、今、大変な野望を抱いている。国王は、欲に目が曇ってしまった」
「どうして?」
「リウだ。リウは、妖精を殺せる妖精憑きだ」
それは、こんな話だった。
昔々、皇族の姫君と妖精憑きの一族の若者が恋に落ちた。
何故か、神は、この二つの一族の交わりを禁じていた。だから、二人は禁断の恋となった。誰にも知られずに、二人は逢瀬を重ね、そして、皇族の姫君は子を宿した。
皇族の姫君は、神に禁じられた関係であるため、重く、口と閉ざした。酷く責められる皇族の姫君を見ていられなくなった妖精憑きの若者は、名乗り上げた。
どうして、この二つの一族が交わっていけないのか、誰も知らない。ただ、神からそう言われているだけだ。
何か理由があるだろうか、どういうことになるのかわからないため、二つの一族は静観することとなった。
そうして、皇族の姫君は二人の赤ん坊を産み落とし、死んだ。
皇族の姫君の命をかけて産み落とされた赤ん坊は、悪いものだと言われ、赤ん坊を殺す話まで出た。それを聞いた妖精憑きの若者は、赤ん坊を連れて、どこかに消えてしまった。
それから随分と時が経った。皇族と妖精憑きの一族の交わりなど忘れてしまった頃に、不吉な妖精憑きの噂が流れた。その妖精憑きは、妖精を殺す力があるという。
当時の皇帝と妖精憑きの一族の長が、その噂を確かめに行ってみると、不吉な赤ん坊を産み落として死んだ皇族の姫君にそっくりな男女だった。不吉な妖精憑きは、男のほうだった。女は、ただの人だったという。
話を聞けば、妖精憑きがあまりにも無体なことをしたということで、ちょっと痛い目にあわせただけだ、と言った。
それから、父親のことを聞けば、馴れない外で、双子が幼い頃に亡くなったという。それからは、双子は力をあわせ、帝国中を歩き回り、生きていたと話していた。
幸い、双子は心根がしっかりしていた。女はただの人ではあるが、皇族の血が濃いからか、物の見方がしっかりしていた。男は妖精憑きではあるが、単純な物の見方をしているため、女にいつも助けられていた。
しかし、不吉な力であることは代わりがない。双子を野放しにしておくわけにもいかず、皇帝は双子を城に保護し、一生、外に出さなかったという。
嘘のような昔話だ。
「国王は、ナーシャが皇族だと知って、リウを洗脳したんだ」
「どうやって」
「妖精殺しの小国の技術を使ったんだ。妖精を狂わせる香で、リウを狂わせ、帝国を巨悪な敵と教え込んだ」
「母さんが皇族だって、知ったのは、いつ?」
アタシとリウが別れたのは、それほど前の話ではない。こんな短期間で洗脳なんて出来るとは思えない。
「私も知らなかったが、随分前に、帝国の使者が来た時に、ナーシャの捜索を頼まれて、知ったそうだ」
「ひどいっ!!」
この戦争を起こしたのは、妖精憑きの小国だ。母ナーシャの捜索を頼まれていたのだから、ナーシャを教えて、アタシとリウの存在も知らせればいいのに、隠していたのだ!!
「どこまでも、あの国は、救いようがない国ね」
怒りに震える妖精殺しの小国代表マリス。妖精憑きの小国の王族の所業には、もう、許される要素なんてない。
「ナーシャが言った通り、あの国を見限ればよかったんだ」
「母さん、出て行こうとしてた、と聞いた」
「ナーシャは妖精憑きの小国の所業を全て知っていた。私よりも、よく知っていたんだ。その所業を全て、私に話して、説得してくれた。しかし、私は血族の流出を恐れ、それを拒んだ」
「それは、仕方がないよ。だって、妖精憑きの一族は、妖精憑きが生まれる一族なんだもん。妖精憑きは、どの小国でも、戦いが起こるほど取り合いをするって、聞いた」
「でも、ただの人を踏みつけていい存在ではない。一族として存在する、ということは、神から何か与えられたんだ。それは、人を救うことだろう、そうナーシャは言っていた。ナーシャは、妖精憑きの小国の中では孤立無援でありながらも、志を曲げなかった。だから、妖精が支配する森に捨てられる話が出たんだ。それを私がナーシャを囲うことで、逃れたんだ」
妖精憑きの小国の裏の顔を見た。王族は、母ナーシャをどうしても排除したかった。
「でも、父さんがそうしたからって、母さんが無事ですむはずがないのに」
「私を甘く見てはいけない。私は、本来、次の国王だ。その実力があった。その力を全て、家族の守りにあてたんだ。そのため、私は力の弱い妖精憑きとなってしまった。だが、後悔はない」
「妖精憑きって、皇族にはどうしても惹かれるんだって。父さんのその気持ちは、もしかしたら、母さんが皇族だからかもしれないよ」
「それがどうした。私はナーシャを失っても、これっぽっちも気持ちは変わらない。ナーシャの娘リーシャのことは大事な娘だ。ナーシャの息子リウは、大事な息子だ。大きくなるまで、大事に家に囲って、まだ、子離れが出来ない。これは、血筋なんか関係ない。ナーシャは、私の特別だ。ナーシャは私の一番星だ!!」
こんな場だというのに、父カンダラはアタシを抱きしめた。
だけど、こんな事をしている場合じゃない。最強の妖精憑きであるアイシャールの妖精が半分も殺され、顔にとんでもない傷をつけられたという。今も、アイシャールは顔をあげられず、イーシャの胸で泣いている。
「リウ、なんて悪い子なの!! 女の子に傷をつけてはいけない、とあれだけ教えたのに、アイシャールにこんなことをするなんて、許せない」
アタシは姉として、弟リウの所業に責任をとらなければならない。これを絶対に許してはいけない。
「父さん、今すぐ、妖精憑きの小国に連れて行って!!」
「それは無理だ。私の妖精も、リウによってほとんど殺された。残った妖精は、怯えてしまって、道具を使うことも出来ない」
まさか、父にまでリウは手をあげているなんて、思ってもいなかった。
アタシは、父から道具を奪った。妖精憑きの力がないと動かないという道具だ。アタシでは、何も出来ない。
「ナーシャだったら、出来たんだがな」
「母さんは、ただの人でしょ? 道具は妖精憑きしか使えないって」
「リーシャが生まれる前、ナーシャがこっそり、道具を手に入れたんだ。妖精憑きでないと使えない、と説明したのに、ナーシャは使えたんだ」
「どうして?」
「わからない」
「真の皇族だったからだ」
それまで沈黙を守ってきた皇帝イーシャが口を開いた。
「真の皇族であれば、道具だって使いこなせる。ナーシャは頭がいい。最初は、近親者であるカンダラを利用しようとしたのだろう。それでも、物は試しに、と道具を使えってみて、実際に使えたことから、小国を出て行こうとしたんだろう」
「そう、ナーシャはいつも、国を出て行きたがっていた。こんな狭い所はイヤだ、といつも言っていた」
「そうか、ナーシャは、旅人になるつもりだったのか」
母ナーシャにとって、妖精憑きの小国は狭すぎたのだろう。そんな大望を抱いているなんて、アタシは想像すらしていなかった。
「私は、娘にも、国王にも、隠していることがある」
父カンダラは、懐から紙を取り出し、皇帝イーシャに差し出す。
「あなたの名は、イーシャで間違いないですか?」
「そうだが?」
「あなた宛のナーシャの遺書です」
「っ!?」
震える手で、イーシャは紙を受け取る。
「父さん、母さんは記憶喪失だって」
「隠していたんだ。私がナーシャを囲った時に、全てを知らされた。ナーシャが皇族であることも私は知っていた。知った上で、私はナーシャを愛したんだ。禁忌だとわかっていても、ナーシャを手放すことはど出来なかった」
「遺書って、いつ死んでもいいように、備えてたんだ」
「私は長生きする、と思っていたのだろう。妖精憑きだから、よほどのことがない限り、寿命で死ぬ。だけど、ナーシャは、あの国では微妙な立場だ。蔑まれることはない。ナーシャには、得体の知れない何があると、皆、恐れた。実際は、頭が良く、能力に溺れない努力をしていただけだ。今ならわかる。妖精憑きの小国は、驕りばかりの、本当に、最低な国だ」
静かに笑う父カンダラ。父は、アタシの側にいる妖精殺しの小国代表マリスを見る。
「久しぶりだね、マリス。すっかり、様変わりしていて、わからなかったよ」
「連絡が途絶えてしまってから、心配しました。ナーシャが亡くなったのは残念でなりません。今も生きていたら、ナーシャを口説きましたのに」
「まだ、諦めていなかったのか」
「当然です。ナーシャは、性別を越えた素晴らしい女性です。たかが先に会ったくらいで、力づくで囲っただけではないですか。今なら、あなたに負けません」
にらみ合う父とマリス。
「え、どういうこと!?」
「マリスはな、ナーシャに結婚を申し込んでいたんだ。もちろん、ナーシャは子どもの戯言、と相手にもしなかった」
「今なら本気だとわかってくださいます。なのに、ナーシャが死んでいるなんて。ですが、ナーシャの娘がいます」
「ダメだよ」
「わかっています。身代わりなんてしません。ナーシャの娘は、わたくしの娘のようなものです。リーシャ、わたくしに頼みなさい。力になります」
母ナーシャに捕らわれた人は、アタシの手をとっていう。とても綺麗な人だ。こんな人に愛される母は、本当に素晴らしい存在なのだろう。
「どうか、力を貸してください!! エウトを助けたい。リウをひっぱたいてやりたい。アイシャールをこんな風にした妖精憑きの小国を凝らしてめてやりたい!!!!」
「いいでしょう。あの妖精憑きの小国の王族は、絶対に許しません。わたくしたち一族の全てを持って、妖精憑きの力を封じてやりましょう。しかし、禁忌の存在であるあなたの弟は、不確定要素です。絶対とは言えません」
「アタシの命にかえても、リウを止めてみせます」
リウだけは、アタシがどうにかする。それを他人の手に委ねることなんてしない。
顔だけでなく、体にも酷い火傷を負ったアイシャールは筆頭魔法使いの屋敷に連れて行かれた。
「リウの力で傷つけられたものだ。そう簡単には治らないだろう」
「昔の言い伝えでは、双子なんですよね。ただの人の方は、何か力はなかったのかな?」
アイシャールの傷を魔法使いたちが全力で治療しているのを見ながら、ふと、疑問を口にした。
父カンダラは、リウのせいで、妖精のほとんどは殺され、残った妖精も使えなくなっているという。無力も同然なのに、父は平然としている。
「そういう話は聞いていないね。どうしても、妖精憑きのほうに重きを置いてしまって、ただの人は、何もなかったのかもしれない」
「頭が良かったというけど、アタシ、そんなに頭良くない。むしろ、バカだし」
そう、伝承では、双子の女は、頭が良いとされている。だけど、アタシはこれっぽっちも頭が良くない。むしろ、皇帝になったら、帝国を滅ぼす、なんてイーシャに言われてしまっている。
「父さん、よく、ここまで飛んでこれたよね。城の場所、知ってたの?」
父が道具を使って、この城まで来たのだ。
「いや、知らない。この道具は、ナーシャのものだ。ナーシャが生前、設定した位置にそのまま飛んだら、帝国の城の中だった。驚いたよ」
「母さん、未来でも見えたのかな?」
あまりにも、都合よすぎる話だ。
「いや、ナーシャの身に万が一のことが起こった時のために、設定していたんだ。ナーシャは、生き別れの家族宛の遺書を常に私に持たせていた。ナーシャの中では、リウがそれなりに大きくなったら、小国を出て、旅に出ている予定だったんだろう。出産で死ぬなんて、考えてもいなかったんだ。私は、最後、この城に家族を連れて、途方に暮れる予定だったんだ。これは、ナーシャの悪戯だ」
「い、悪戯?」
「帝国の、しかも城のどこかに道具を使って飛んでみろ。大変なことになるのは目に見えている。死んだ後も、私に悪戯を仕掛けていたんだ」
「………」
とんでもない人だ。一歩間違えれば、父カンダラは、大変なことになっていただろう。しかも、カンダラ一人とは限らない。きっと、アタシとリウも一緒だから、大騒ぎだ。
ただ、生き別れの家族に遺書を届けさせるために、とんでもないことをする母ナーシャ。アタシは、本当に、母のことがわかっていなかった。
「リーシャ、カンダラ様!!」
まだ、筆頭魔法使いの儀式で受けた背中の火傷が回復していないというのに、妖精憑きキオンがやってくる。
途端、魔法使いたちがキオンに警戒を向ける。キオンは、妖精憑きの小国の王族だ。どうしても、危険と見てしまう。
そんなこと無視して、キオンは、辛い体をまげて、父の前に跪く。
「カンダラ様、どうか、もう一度、国王となってください!! カンダラ様であれば、妖精憑きの小国の過ちを正せます」
「キオンがやるとは言わないんだね」
「俺は、そういう器ではありません。帝国に来て、思い上がりを知らされました。そんな未熟な俺が、王となるわけにはいきません」
「もう、王族はなくなる。帝国領となり、小国は全て解体された。思いあがった王族たちは、責任をとって、今は帝国の沙汰を待っているのだよ。その中で、妖精憑きの小国は、悪あがきをしている」
「俺も、一緒に戦います!!」
「何故、私があの国に居座っていたと思う?」
突然、父は表情を消した。ぞっとするものを感じる。
キオンは知っているのだろう。俯き、顔をしかめる。
「私のナーシャを殺した奴らを死よりも恐ろしい身に貶めるためだ!! キオン、君はまだ妖精が無事だ。君なら、道具を使って、妖精憑きの小国に飛べるだろう。そこまででいい。そこから先は、私一人でやる」
アタシは何も知らされていない。父カンダラの憎悪は凄まじいものだ。全て、一人でやるつもりだった。
「アタシも行きます!!」
だからこそ、アタシは離れてはいけない。アタシは父の腕にしがみついた。
「いけない。私は娘が戦争に行くのを止められたというのに、止めなかった」
「それは、アタシが勝手にしたことで」
「私が本気になれば、リーシャを戦争に行かせないことは簡単なんだよ。私は、元は次の王になるべく教育を受け、その実力もあった。それを全て、ナーシャを守り、囲うことに使ったんだ。だから、弱体化したと思われた。その延長で、力を隠していたんだ。リーシャをナーシャのように囲うことは出来たんだ。それをしなかったのは、復讐のためだ。リウが洗脳されていても、私にかかれば、どうにか出来た。それすらせず、力がないふりをしたのもまた、復讐のためだ。私はね、最低な親なんだ」
「一人でやらないでください!! 家族ではないですか。アタシも一緒に罪を被ります。連れて行ってください」
「本当に、いい子だ。大事に、こんな後ろ暗いことを知らない子に育てた。帝国にいれば、危ないことなんてない」
「父さんは知らないんです!! 帝国では命を狙われたんですよ。毒だって盛られました。新しい契約紋にアタシの名が彫られたので、皇族に恨まれてもいます。ここも、安全じゃないんです」
思いつく限りのことを父に叫ぶように言った。
父さんがいうような、本当に安全なところなんて、どこにもない。どこに行ったって、何かしら危険は伴うのだ。
「戦争に行くのを見送ったのだって、アタシにリウの妖精が付いていることを知っていたからでしょう。アタシを見捨てたんじゃない。リウだって、そのまま妖精憑きの小国にいたら、危険だから、王族たちの企みに巻き込んだんでしょ」
思いつく限りのことを言ってやる。
父は顔を歪め、泣きそうになる。
「ナーシャの子どもは、素晴らしいな」
妖精殺しの小国代表のマリスは父の肩を叩いた。途端、父は崩れ落ちて、声もなく泣いた。
完成原稿を保存前に削除したことに、あとで知りました。やってしまった。




