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皇族姫  作者: 春香秋灯
男装の皇族姫-外伝 辺境の伝統-
291/353

アーサーとの再会

 アーサーが辺境からいなくなって一年が経った。俺は、伯爵令嬢フローラに宣言した通り、飛び級して、貴族の学校を卒業した。そして、どういう力が働いたのか、俺は辺境の食糧庫で働いている。人手というか、色々と必要だ、ということで、俺が辺境の三大貴族である伯爵と侯爵から推薦されたのだ。

 実は、辺境の食糧庫に足を踏み入れるのは、初めてのことだ。神殿横にある大木から、辺境の食糧庫の一部を見ることはあった。あそこだけ、別世界だ。緑豊かで、生気溢れている場所に、きっと、辺境の者たちは嫉妬したのだろう。あの領地を領主となる子爵家を蔑んだのは、そのせいかもしれない。

 実際に行けば、これまでの生活とは真逆だ。辺境は基本、不毛地帯を掘り返して、鉱石や鉱物、そういうものを採掘して、加工して、金に変える生活をしている。俺も、それなりに物作りの技術を持っている。採掘だってしていた。

 辺境の食糧庫では、その技術とかは役立たずだ。そりゃ、ここで、辺境全体の食糧を支えているのだ。日が登れば起きて働き、日が沈む前に休む、それの繰り返しだ。畜産と農業はやったことがないが、ともかく体が資本だ。

 知らないから、毎日が大変だった。

 それは、帝国から派遣された領主代理のような扱いをされている、アーサーの同い年の従兄で騎士のアーレイもだ。

 最初は、アーサーの祖父ウラーノが中心になって、色々とやっていた。だが、ウラーノは、元々、商人畑の男だ。領地運営なんて知らない。だから、俺とアーレイで半泣きである。

「良かった、ケインがいて!!」

「うーん、俺、普通に平民として農家になるつもりだったんだけど」

「ダメだ、逃がさん!!」

「えー」

 平民どころか、家令とか、そういう役割をすることとなった。ようは、妖精憑きキロンがアーサーにしていたことを俺一人でこなすこととなったのだ。

 俺もアーレイも貴族の学校をそれなりの成績で卒業しているから、どうにか、誤魔化しながら過ごしていた。

「お昼の準備が出来ましたー」

「メリー、愛してる!!」

 こんな大変な領地に、俺のメリーは来てくれた。なんと、妻になってくれた。

 メリーの家族には、大反対された。俺が行く先は、帝国に重刑を言い渡された辺境の食糧庫である。しかも、そこは余所者を嫌う。そんな場所にメリーが行くことは、家族であれば反対する。

 俺も、メリーには、落ち着いてから、と言い聞かせた。

 なのに、メリーは家出して、単身で辺境の食糧庫にやってきたのだ。それには、戻れとも言えず、辺境の食糧庫にメリーの家族が迎えに来ても、メリーは拒絶する上、帝国の代理として領地を任せられたアーサーの祖父ウラーノが間に立ったので、誰も口答え出来なかった。ほら、帝国の代理であるウラーノの言葉は帝国の言葉だ。

 結局、ウラーノの一声で、俺は簡単ながらメリーと結婚式を行い、夫婦となった。

 というわけで、メリーが使用人たちの統括をしてくれている。

 俺がメリーを抱きしめると、アーレイは微妙な目で見てきた。

「いいなー、奥さん。俺も欲しい」

「この領地にも、いい子、いっぱいいるよ!!」

「余裕だな!! けど、俺はまだ、引きずってる」

 アーレイは、アーサーのことが好きだという。アーサーのために騎士になり、アーサーのために密命を受けて辺境まで来て、アーサーのために領地の後始末をしているアーレイ。正直、妖精憑きキロンより、アーレイのほうが百倍、いい男だ。

 世の中、うまくいかない。アーサーは妖精憑きキロン一筋だ。キロンを浮気者、と悪く言っていたが、結局、アーサーが生まれる前の過去のことだから、と許した。

 あれだな、ダメな男のほうがいい、という奴だな。アーサーは、ダメな男に弱かったんだよ、と俺はアーレイを慰めるしかなった。

 ただ、そういうと、アーレイはキロンのことを褒めちぎるのだ。どうも、俺が見ているキロンと、アーレイが見ているキロンは違うようだ。領地では、キロン、立派な姿を見せてたんだな。







 少なくとも、週に一度は、神殿に行くようにしている。アーレイは、領地から出るな、と命じられているそうで、神殿にすら行けないという。俺とメリーが交代で留守番しようとしたが、アーレイが、「夫婦の仲を邪魔するって、どんだけ俺はダメな奴なんだろう」なんて落ち込むので、やめた。

 その日も、普通に神殿に馬に乗って行った。さすがに馬車はないな。俺とメリー二人で一頭の馬に乗って、駆けて行った。

「久しぶり!!」

「先週に会ったばっかだろう」

「こっちに居た時は、毎日、会ってただろう」

「俺のこと、飽きただろう」

「まあな」

 そんな軽口をたたいて、いつものように、神殿でお祈りをして、お布施して、神殿に隣接して作られた学校を覗きながら、話し込んでいた。

「ケイン!!」

 遠くから、俺を呼ぶ声がした。その声は、よく知っているものだ。

 声に、その場に集まった奴らは、声をしたほうに目を向けた。

 女の服を着たアーサーが、手を降って駆けてきた。その後をゆっくりと妖精憑きキロンが歩いている。

「アーサー!!」

「アーサーだ!!」

「おい、アーサーが来たぞ!!!」

 すぐに、アーサーを待っていた奴らが集まってきた。

 アーサーは俺たちの元に息を弾ませてやってきた。なんだか、痩せて、小さくなった感じだ。

 だけど、目の輝きは変わらない。どこまでも、物事を楽しそうと見るアーサーの目は、常に輝いている。

「アーサー、大丈夫? 痩せた、よね」

 メリーがアーサーの体を心配した。俺からは言えないことだ。

「う、うん、ちょっと無理しすぎちゃった。そのね、うん」

 アーサーはゆっくりとやってきた妖精憑きキロンを振り返った。

 遠くからはわからなかったが、近くなると、キロンの腕に赤ん坊が抱かれていることがわかった。

「ま、まさか」

「えへへへ、赤ちゃん!! 思ったよりも、体力がいるね。生まれて、まだ、一週間しか経ってないんだよ」

「おいおいおいおいおい!!!」

 それはもう、生まれたばかりのようなものだ。俺たちは慌てた。兄弟姉妹が多い奴らはいっぱいだが、経験は遠い彼方である。皆、遠巻きに、キロンの腕に抱かれる赤ん坊を覗き込む。

「アーサー、無理しちゃダメだよ」

「産んですぐ、働く人だっているでしょう」

「いるにはいるけど、育児って、一人で出来ることじゃないよ」

「キロンは妖精憑きだから、大丈夫」

 子育てはキロンがしているのだろう。赤ん坊を扱うキロンは、しっかりしている。子作りの経験はあるが、まさか、子育ての経験があるのだろうか? なんて疑ってしまった。

 そんなものない。妖精憑きキロンの生涯を俺は、アーサーの従兄であり騎士のアーレイから聞いた。

 キロンは、一生のほとんどを小屋に閉じ込められて、虐待されていたという。物心つく頃に小屋に閉じ込められ、アーサーが見つけるまで百年近くをキロンは小さな小屋の中で過ごしていたのだ。

 だから、キロンは子どものままだ。

 キロンには、大人になるための教育も経験もない。言われるままにしていた行為が子作りだとも知らず、していただけだ。

 キロンが本格的に教育を受けたのは、ほんの数年である。実は、俺たちよりも、短い期間しか、教育されていないのだ。だから、情緒とか、そういうものが足りなかったのだろう。

 こうやって、大人のような顔をしているキロン。だけど、本当は、子どものまま大きくなっただけだ。

 その事実を知った時、俺は、罪悪感を持った。キロンを裏切者、と責めたことがあった。だけど、キロンは、物事を全く知らないだけだ。

 キロンは、誰よりも純粋に、アーサーを求めた。その過程で二人の子が誕生したことは、正しいかどうか、わからない。

 だけど、赤ん坊は、キロンの腕の中で穏やかに笑って眠っていた。赤ん坊は生まれて一週間しか経っていないというのに、もう、笑えるんだ。

「赤ちゃんは、何て呼べばいい?」

「アーサーって呼んで」

「………そういえば、アーシャと呼ばれてたな」

 アーサーは、アーレイや帝国の者たちには、アーシャと呼ばれていた。男で誕生したからアーサーと名付けられたが、女の子としては、アーサーの母がアーシャと名付けていたという。

 よりによって、我が子にアーサーと名付けるか。そこに、アーサーの歪んだ想いを見た。

「大丈夫か?」

「うーん、子育て、覚悟してたんだけど、全部、妖精がやるから」

 微妙な表情をするアーサー。育児に、色々と覚悟していたが、拍子抜けしたんだな。

 しかし、妖精が育児って、すごいな。育児って、普通は人の手がやることだ。妖精が子育てするって、おとぎ話の世界だよ。

 もう、アーサーは別の世界を見ていた。だけど、アーサーはわかっていない。話では聞いていたが、俺たちはわかっていなかった。

 今なら、わかる。確かにアーサーは気狂いを起こしている。

 少し、表情を曇らせる奴もいる。俺は慌てて、アーサーの肩を叩いて、声を張り上げて誤魔化した。

「なあ、アーサー、この子どもがでかくなったら、木登り教えるのか?」

 神殿横の大木の木登りは、ある意味、伝統だ。アーサーのことだから、同じようなことを我が子にさせるだろう、と思った。

「うーん、どうだろう。もう、私は木登り出来ないし」

 アーサーは自らの体を抱きしめていう。確かに、アーサーはすっかり華奢になった。出産は大変だったろう。

「じゃあさ、俺たちが教えてやるよ」

「そうそう」

「ガキ大将の伝統も続いてるぞ!!」

「こっそりとてっぺんまで登ってるよな」

「今でも、俺は登ってる」

「おいおい、そんなことしたら、あの大木がぽきっと折れるぞ!!」

「いや、まだ大丈夫」

 そんなことを笑って話す俺たち。それを聞いて、アーサーは笑顔を見せた。

「じゃあ、お願いしようかな。私も、また、登れるように練習しよう」

「アーサーが教えてくれたこと、どんどんと、引き継いでるぞ」

「そうなんだ」

 アーサーが教えてくれたことは、今も、子どもたちの間に引き継がれていった。そのことを聞いて、嬉しそうにアーサーは笑った。

「そうだ、ケインさ、メリーと結婚したんだよ!!」

「おい、そういうことは、俺とメリーがいうことだろう!!!」

「そうなんだ!!!」

 他の奴から言われてしまった。だけど、いう機会を伺っていた俺が悪い。

 アーサーは俺とメリーの手をとって喜んだ。

「うーん、結婚の時は、誰かのお古を受け取るといい、という話だね。そうだ、これ、あげる」

「あ、アーサー!!」

 妖精憑きキロンが慌てて止めるが、アーサーは俺とメリーの手に、玩具のような安物の指輪を押し付けた。

 よく、出店で売られる、安っぽいものだ。ガキの頃、俺がメリーに贈ったな。その頃から、俺はメリーのことが好きだった。

「アーサー、それ、大事にしてるものだろう!!」

「幸せは分け合うものだよ」

「そ、そうだけど」

「私はキロンから、一番欲しいものを貰った」

 アーサーは、キロンの腕の中にいる赤ん坊を撫でた。

「わかった。じゃあ、俺たちの中で、受け継ぐよ。次は、誰が結婚するだろうな」

「うーわー、結婚したからって、偉そうに」

「そうだそうだ!!」

 俺たちは、アーサーから受け取った指輪を握りしめた。







 辺境では、王都の情報はなかなか入ってこない。新聞で大きく喧伝されないと届かないことも普通だ。だが、辺境の外の情報がなくても、辺境の下級貴族や平民は困らない。きちんと情報収集をしているのは、中位から上位貴族である。

 だが、辺境に関わることは、辺境内で喧伝されるのだ。

 辺境の食糧庫と呼ばれる領地は、さらに僻地である。あそこだけ、異世界だ。だから、辺境に関わる情報も右から左である。そういう空気に外部きた俺やアーレイは飲まれそうになった。

 俺はアーレイのために、神殿に行くついでに、新聞をまとめて買ってくる。それは、アーサーの母の代からずっと続いている伝統だとか。男爵が持ってくる情報を鵜呑みにしなかったのだ。

 その伝統を踏襲して、俺は神殿近くにある売店で、まとめて新聞を取り置きしてもらっていた。過去の新聞は、必要がないと燃やされてしまうからだ。最低一週間に一回は神殿に行くようにしているが、繁忙期は、難しい時がある。だから、売店にお願いしていた。

 その日も、普通に新聞を取りに行っただけだ。ところが、売店に立つ俺の顔なじみが、興奮したように、一つの新聞を持ってやってきた。

「おいおい、大変なことになったぞ!!」

「お前が大変というと、よほどのことだな」

 新聞で書かれている情報なんて、辺境の日常には、あまり影響を与えない。それが、顔なじみの平民が大変というのだから、余程のことだろう。

 わざわざ、新聞を広げて、俺に押し付ける顔なじみ。俺はあまり期待しないで読んだ。

「アーサーが、死んだ」

 何が大変かというと、辺境の貴族に発現した子爵令嬢アーシャが死んだ、という内容だ。

 新聞では、皇族アーシャの子を女帝が後見人となって、皇族として育てる、と大々的に発表したことを前面に出している内容だ。その理由も、女帝がアーシャを妹のように可愛がっていたから、という、帝国全土を揺るがすものだ。

 あの、気に入らない皇族貴族を自らの手で処刑して、皇族殺しの皇帝、なんて呼ばれる女帝が、年端もいかない小娘を妹のように可愛がるなど、想像がつかない。

 確かに、アーサーは、女帝が手助けしてくれる、とか言ってたな。

 辺境でも、皇族殺しの皇帝として恐れられる女帝だ。確かに、大変だ。

 だが、アーサーが亡くなったという内容が、俺にとっては、大変だ。

 最後に見たアーサーを思い出す。随分と痩せていた。出産したばかりだというが、妊婦だった頃にそれなり太るから、出産後でも、ふくよかな女はそれなりにいる。俺の母親がそうだった。その事を指摘すると、親父に殴られたな。

 アーサーは、寿命がもうないことを知っていたのだろう。だから、出産してたった一週間しか経っていないというのに、俺たちの前に赤ん坊を連れてやってきたのだ。

 だから、とても大事にしていた、という玩具のような安物の指輪を手放したのだろう。

「なんで、最後まで、黙ってるんだよぉ」

 あの時、言ってくれれば良かったのに。俺は新聞をぐしゃぐしゃに握りしめた。

「キロンの奴、どうして、赤ん坊を捨てたんだ!!」

 そして、妖精憑きキロンに怒りしかない。

 女帝の手元にアーサーの赤ん坊がいるということは、妖精憑きキロンが届けたのだ。よりによって、アーサーがもっとも欲しがった、キロンとの赤ん坊を手放したのだ。

「あいつ、最低だな。俺たちも一緒に、育ててやるってのに」

 誰もが、アーサーの子ならば、喜んで受け入れただろう。赤ん坊一人育てるのは、妖精憑きといえども大変だ。それに、キロンは常識知らずだ。赤ん坊が成長する過程で、絶対に歪むだろう。想像するだけで、つい、笑ってしまった。

 俺は新聞を抱えて、神殿に向かった。この怒りを愚痴という形で仲間たちにぶつけてやろう、と考えたのだ。

 神殿近くにある大木で、人だかりが出来ていた。一体、何があるのだろうか、と俺は見に行った。

「てめぇ、キロン!!」

 妖精憑きキロンが俺の仲間たちに囲まれていた。俺は人だかりをくぐって、キロンの前に立った。

「なんで、アーサーの赤ん坊を捨てたんだ!!」

「アーサーが女帝に渡せと言ったからだ」

「そんな………」

「アーサーと女帝は、約束してたんだ。女帝がアーサーの親になってやる、と。その約束を赤ん坊にしてくれ、とアーサーが女帝に手紙で頼んだんだ」

「………」

 アーサーと女帝の間のやり取りを知らない。だが、アーサーが言った、と言われてしまえば、誰も、怒れなかった。

「お前たち、何を騒いでるんだ!!」

 そこに、教皇フーリードがやってきた。フーリードには、この場の誰も、頭が上がらない。

「フーリード、丁度いい所にいた!! お前に用があるんだよ」

 アーサーが死に、赤ん坊も手放した妖精憑きキロンは、いつもの調子だ。沈んでいる俺たちを押しのけ、フーリードの腕をつかんで、神殿のほうへ引っ張っていく。

「待て、アーサーはどうしてるんだ。本当に死んだのか?」

 フーリードも、アーサーの死を気にした。

「ああ、死んだ。死んで、禁則地がアーサーの体を魂ごと、囲ってる」

「なんだと………」

「本当は、あそこで赤ん坊を育ててやりたかった。禁則地もそうしろ、と言った。だけど、それじゃあ、妖精しか知らない大人になる。だから、この国で一番安全な女帝に任せた」

「もしかして、また、アーサーに会えるのか?」

「知らん。もしかしたら、赤ん坊が大人になって、禁則地に行けば、会えるかもな」

「キロンはこれから、どうするんだ?」

「俺はもちろん、アーサーの元に帰る。その前に、禁則地では使えないが、人の世では使える大事な物を渡しに来た。受け取れ」

 突然、周囲にとんでもない数の妖精が現れた。俺たちが妖精を見たのは、これが初めてのことだ。

 妖精は手のひらから人の大きさまで、様々だ。それらは、見渡す一帯に綺麗な花をまき散らした。

 あまりに綺麗な光景に、俺たちは見惚れた。触れられるかと手を伸ばせば、花は触れられるが、妖精は通り抜けてしまう。

 そして、落ちてきた花を握ったはずなのに、それは、金貨となっていた。

「キロン、まさかっ!!」

 妖精に見惚れていて、妖精憑きキロンの姿がいつの間にか消えていた。誰も、キロンが消えた瞬間を見てなかった。

 そして、妖精たちが消えた後、落ちた花は全て、金貨になっていた。

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