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皇族姫  作者: 春香秋灯
王国の皇族姫-外伝 禁則地-
205/353

前哨戦

「ハガル、口出ししすぎだ!!」

「ごめんなさい」

 私は土下座して、皇族ランテに謝った。ちょっとやり過ぎた。

 まさか、目の前で王位の譲位を見せられるとは思ってもいなかった皇族ランテは、私のやらかしを叱ったのだ。

「ハガルは戦争をしに来ただけでしょう。王族の問題なんて、無視すればいいことなのに」

「だって、貴族どもも含めて、偽物魔法使いを篭絡しようと、王女使ってたんだもん。あの王女も、男に取り入るのはうまいし」

「今回は、ハガルが王国に来たことで、その企みも防げたと言えます。しかし、王位の話は行き過ぎだ」

「戦争に行って、後ろからぶすりと刺されたら、たまったものじゃない」

 私は王国の騎士たちや兵士たちを信じていない。あの国王を見ればわかる。騎士たちも兵士たちも、貴族を含め、腐っている。こんな腐った奴らに背中を任せるほど、私は愚かではない。

 私が言いたいこともわかるのだ。皇族ランテは苦々しい顔で黙り込んだ。

「これで、通例通り、国王が参戦ですね。あとは、戦場に行って、敵国を殲滅するだけです。さて、敵国はどこまで、科学を進化させたでしょうね。楽しみです」

「その、科学というものは、それほど凄いものですか?」

「すごいですよ。ただの人が、簡単に人殺しになれますからね」

「人殺しに特化する科学って、どうなの」

「いえ、生活の上でも、便利にしています。もう、敵国側も、帝国の道具を追いついたでしょうね」

「??」

「我々が普通に使っている道具の恩恵は、実は、科学の前では、行き過ぎた文明なのですよ」

 王国も帝国も、敵国からは野蛮な国と罵られている。だが、実際は、敵国の文明は遅れているのだ。

 何故、それを私が知っているのか? それは、今では人が踏み入ることを禁じられた、帝国の城より向こうにある元敵国の領土を私だけが見て知っているからだ。

 大魔法使いアラリーラ様によって、敵国の領土は不可侵とされた。唯一の侵入口である海側は、アラリーラ様の妖精によって敵国の侵入を封印されてしまったのだ。そんな領地を私は戦争中からずっと見ていた。そして、帝国より遅れた文明を見せられたのだ。

 帝国や王国で普通に使われている魔道具や魔法具は、生活を便利にしている。水は水道としていつでも使えるようにしている。お湯だって、道具を通してどこでも使えるのだ。火も同じである。生活を便利にする道具は普通に帝国や王国にある。しかし、敵国では、まだまだ普及が進んでいなかったのだ。その事実を私は目の当たりにしていた。

「敵国はやっと、我々の文明を追いついたでしょうね。そして、人を殺すための武器は、とっくの昔に追い抜いています。我々は、戦争を必要としていませんから、進化しません。敵国は、戦争を必要としていますから、さらに進化していきます。だから、今度の戦争では、王国は大変な犠牲を払うでしょう」

「もしかして、ハガルでも負ける?」

「妖精憑きは、人の理で生きていません。いくら科学が発達しても、妖精には勝てません。何せ、妖精は万能ですから」

 妖精というものを敵国はわかっていない。ただの神の使いだと思っている。

 私は敵国だった領地で禁書を随分と読んで知った。敵国は、妖精のことを悪戯をする程度の、大した力のない存在と見ていた。それどころか、妖精を友達のように表現する絵本まで見られたのだ。敵国にとって、帝国や王国は邪教を信仰する悪なんだろう。

 何より、敵国は神や妖精を偶像化している。存在しないのだ。ただ、心の支えとして見ている。

 だから、懲りもせず、戦争をしかけて、妖精の力の前に、敵国は敗戦国となるのだ。いつまでも、敵国は妖精を理解しない。何せ、遠い昔に、妖精信仰を捨てたのだ。

「私が生まれるより昔、すごい人間兵器を敵国は作りましたけどね。魔法使い殺しですよ。それも、神の加護を受けたただの人の前では無力でしたが」

「魔法使い殺しって、すごいのがいたんだ」

「なかなか厄介な存在でしたが、最後は私が捕縛して、処刑しました」

「あー、そーなんだー」

「それも、科学が発達すると、誰もが扱える道具へと転換されていきましたけどね。人間兵器一人作るよりも、道具を作るほうが安上りだと気づいたのですよ」

 魔法使い殺しは、偶然の産物といっていい人だった。たまたま捕縛したのだが、見てみれば、ただの人と変わらなかった。ただ、偶然、人間兵器に特化した潜在能力を持っていたにすぎなかったのだ。

 だけど、そんな人間兵器を作り出すために、随分な犠牲があったのだろう。話を聞いてみれば、そういうことを普通に証言された。魔法使い殺しは、出来ない者は消えた、と言っていた。そういうことだ。

「これで、心置きなく、戦争に行けるというものです。さっさと終わらせて、王国の禁則地に行きましょう」

「行くんだ」

「ええ、絶対に行きます」

 戦争なんて、片手間だ。敵国がどんなに科学を発達させたって、妖精には勝てないのだ。それは、私の驕りではない。そういうものなのだ。

 私の中では、戦争より先のことを考えていた。戦争なんて、終わったも同然なのだ。

「そんなこと言ってると、大変な目にあうよ」

「楽しみです」

 負け惜しみではない。そういう失敗を私は望んでいる。

 そうして、妻ステラと息子ラインハルトから受けた、たくさんの失敗を懐かしんだ。





 国王が入れ替わったからといって、人の心は簡単には入れ替わらないものだ。しかも、もう戦地に行く直前である。

 私は出兵する者たち全てに沈黙の魔法を施す。これは、戦地でのことを王国民に洩らさないためだ。敵国との戦争は喧伝されているが、その内容は秘密である。何故か? 敵国の文明を知り、王国民や帝国民が魅入られ、妙な欲を出させないためである。

 王国も帝国も、大昔から生活様式は変わらない。そのままだ。それに対して、敵国はどんどんと変わっていっている。その変化は、人によっては良いものに見えるのだ。そうなると、内部から、敵国のようになろう、なんて囁く者が出てきてしまう。そうならないために、敵国の情報は一切、洩らされないようにされる。

 その徹底は、戦争中でも行われる。捕虜の扱いがそうだ。敵国の捕虜は、無条件で返還である。敵国の捕虜のせいで、敵国の情報が王国側帝国側にもたらされることを防ぐためだ。そして、敵国の捕虜となった王国民帝国民は、死亡扱いである。これ、出兵する者たち全てに、しっかりと言い聞かせている。捕虜となっても、王国帝国は絶対に受け入れない。敵国の文明に一度触れてしまった者たちは、もう二度と、王国帝国の生活には馴染めないからだ。

 ここまでして、やっと戦地に向かうという。私は戦地となる国境沿いの資料を国王となったレオニードに見せてもらった。

「賢者でも、知らないことがあるのだな」

「百年前のことは、忘れていく一方ですよ。老人ですから」

「………」

 どうしてだろう、レオニードだけでなく、リスキル公爵の血縁マオンにまで、疑うように見られてしまう。本当のことなのに。

 半分は冗談である。知らないのは事実だ。そこを軽く冗談で受けているだけである。

「敵国側の地図も欲しいですね」

「いらないだろう、そんなもの」

「戦後、必要になるのですよ」

 私は王国側が持つ地図を見て、国境が実はもっと別だということに気づいた。

 地図には、王国側の聖域の場所まで記されていた。大事な情報だろうに、わざわざ見せてくれたのは、私への信頼だろう。なくても、わかるけど。

 それでわかることは、聖域が一つ足りないということだ。私は頭の中に入っている帝国の地図と王国の地図を比較する。

「遠い昔に、国境を下げられたのかもしれませんね」

「どうしてわかる?」

「聖域の位置や数には、法則性があると思われます。それは、王国の地図を見て、はっきりしました。本来であれば、国境沿いに、もう一つ、聖域が存在します。ですが、この地図では、聖域が存在しません。これでは、王都の聖域が国境沿いであったのでは、と言われてしまいます。ですが、聖域の数から、それはありえません」

「そういうものなのか?」

「王国も帝国も大事な記録を焚書してしまいましたからね。予測の域ですよ。帝国にも敵国側との国境沿いに聖域が一つ存在します。この聖域の使い道は、今だに謎のままです。わざわざ国境沿いにあるということは、敵国と帝国に対して、重要な役割があると思われます」

「だったら、正しい国境に戻すように、戦後交渉だな」

 すでに勝てると見ているレオニード。戦力は十分だと読んでいるのだろう。

 五十年前の資料が残っているのだ。その戦力で王国側は計算する。だけど、そこに科学という未知の計算は入っていない。

 軍部の上層部も二分されている。国王となったレオニード側と、まだ諦めていない王女側。戦争中に何をやらかそうとしているのやら。

「ハガル、わかっていると思うが、戦地までは馬だ」

「ランテ、後ろに乗せてください」

「歩かないの?」

「こんな百歳越えた年寄を歩かせるなんて、酷いです」

 ちょっと泣いてやる。もう高齢だから、すぐに泣けるよ。

 私がちょっと泣いてやるも、誰も同情してくれない。地図を見れば、かなりの距離を歩くというのに。

「道具で移動させるとかしてくれないのか?」

 むしろ、私に働けと言ってくる国王レオニード。

「出来ないことはないですね。ただし、一度は私自身が行かないと。惜しいですね。聖域が国境沿いであれば、飛んで、位置情報を確認出来ました」

 本当に残念だ。私は心底、そう思う。

 都合でも悪いのだろう、出来ないんじゃないか、と陰口を叩かれても気にしない。戦争が終わったら、私はさっさと道具使って、城に戻ろう。





「馬は平気なんですね」

「馬車も問題ないですよ」

 船での移動は酷い状態だったというのに、馬での移動は平然としているので、皇族ランテは安堵した。きっと、乗り物酔いして大変なことになる、と予想したのだろう。

 馬で移動した先には、すでに敵国が戦争の準備を終わらせているようだ。遠くで、人影がちらほらである。時間は守ったんだね。

 そして、王国側が決められた場所に兵を配置する。この騎士や兵の配置を決めたのは国王レオニードと、レオニード側についた軍部である。前哨戦の先頭には、王女側についた者たちが置かれた。もう、皆、生きて帰って復讐してやる、と何故か私を睨んでくる。そうか、私が決めたものと思われたか。口出ししてないのに。

 ちらっとレオニードを見てやれば、私に目をあわせてくれない。こいつ、私に責任押し付けたな。妙なところで子狡いことしてくれて。若いから許すけど。

 情報操作は大切だ。共通の敵を作って、戦意向上は一つの策略である。

 それを私にしなくていいのにね。いいけど。

 国王交代をさせるきっかけを作ったのは私だから、あながち、間違っていない。きっと、この戦争での配置だって、逆になる予定だったのだ。国王は、王太子派を一掃する道具として、戦争を使うつもりだったのだろう。戦争にまで政争持ち込むとは、王国もある意味、平和だな。

 そして、そんなことしようとするから、逆手にとられたのだ。配置図はすでに作られていた。それを見つけた私は、新しい国王となったレオニードに渡したのだ。その結果が、今、目の前にある。

 互いに戦争の準備が出来たと合図を送る。敵国はそういう道具を使ってだ。王国側は、私の魔法だ。適当な岩山に、私は一撃を当ててやる。あ、もろくて崩れちゃった。目の前に、どどどー、ととんでもない岩石が流れてきた。不毛地帯なので、人の被害はないな。

 そして、それを合図に、両国は進軍である。

 王国側は騎馬と歩兵である。昔からずっと、そうだ。敵国は銃という遠くから攻撃する道具を使うので、それに対する防御は魔法である。魔法使いは、前哨戦では、防御にのみ力を発揮することとなっている。

 対する敵国はというと、鉄のデカい馬? みたいなものを大量に向けてきた。

「あれは何だ?」

「鉄の馬ですね。初めて見ました」

 とうとう、科学は、鉄の乗り物を開発したわけだ。

 鉄の馬がどういうものなのか、王国側はわからない。だから、進軍していく。わからないというものは、恐怖なんてない。

 そして、王国兵たちは、鉄の馬に踏みつぶされていく。

 あまりのことに、後方で進軍を見ていた者たちは声も出ない。王国兵だけが悲鳴をあげているのだ。鉄の馬は容赦なく、その速度をあげて、逃げる王国兵を踏みつぶしていく。

 そうして、どんどんと後方で傍観している私たちの元へと向かってくる。戦地となっている荒廃地の半分ほど、鉄の馬が進んだ。

「ここで、一度、休戦させましょう」

 あえて、王女側についた王国兵が全滅近くなったところで、私は岩山に操作する。すると、岩山は崩れ、とんでもない山崩れを目の前で起こした。

「あっ」

 ちょっとやり過ぎた。山崩れはかなり酷いもので、王国側に向かってきている鉄の馬を飲み込んだのだ。

 王国側は、私を凝視する。

「不可抗力ですよ、不可抗力。思ったよりも、岩山がもろかったんです。もう少し調べる時間があれば、こんなことにはなりませんでしたよ」

「一時休戦の合図を送れ!!」

 私の言い訳なんて誰も聞いちゃいない。戦場となる一帯が、とんでもないこととなったので、国王レオニードは叫ぶように私に命じてきた。

 一時休戦の合図、敵国側のほうが先だった。どーんと色つきの何かを飛ばされたので、一時休戦となった。

 こうして、戦力の半分を失った王国側である。戦地は大変な状態となっている。もう、鉄の馬は使えないだろう。

「もう、歩兵でやるしかないな」

「暗部が動いていますね」

 話し合いしている場に、敵国の暗部が侵入してきた。すぐに、私は捕縛する。

「武器は取り上げました。口の中の毒も無力化ですね」

 敵国の暗部数名はあっけなく、私の前で丸裸である。だけど、口を割ることはなさそうだ。それよりも、自害しそうだな。

 私は素顔をさらして、敵国の暗部たちを見つめる。

「命を大切にしなさい。後で、私と話しましょう」

 私の素顔に見惚れ、声に頷く暗部たち。これで、自害はなくなるだろう。

 すぐに偽装して、話し合いの再開とばかりに席につくと、何故か、誰も話さない。

「もう、ハガル一人で戦争が終わらせそうだな」

 岩山を崩して、鉄の馬を全損させたのだ。それを目の当たりにして、国王レオニードは、妖精憑きの恐ろしさを知った。

「そうですよ。ですが、あえて、人と人を戦わせるのが、神の意思です。私は神の教えを守るための最後の砦ですよ」

 国を守るということは、妖精信仰を守るということだ。妖精信仰は、神の教えである。敵国は、この信仰を捨てたので、私のような妖精憑きが生まれなくなったのだ。

 王国帝国は逆だ。妖精信仰を守っているから、私のような妖精憑きが生まれるのだ。そして、果てしなく長い年月を進化も後退もない生活を続けているのである。

「ですが、生贄は十分に捧げましたね」

 王女側についた軍部の上層部連中は真っ青になる。死人は全て、王女側についた王国兵だ。

 王国側の死傷者は十二分に出た。しかし、敵国側の死傷者はそうではない。

 私は戦地となった一帯を見回す。辺りは真っ暗で、夜目に馴れたといえども、遠くまで見渡すのは不可能だ。山崩れが起きて、王国側の死傷者も、鉄の馬も埋もれてしまっている。

「まずは、更地にして、やり直しをしますか」

 それを私は妖精を使って、瞬間で元に戻してしまう。暗いから、王国側も敵国側も、何が起きているかわからないだろう。音すらさせないのだ。

 埋もれていた鉄の馬や王国側の死者は、さすがに音もなく移動、というわけにはいかない。それなりの気味の悪い音をたてて、鉄の馬を移動させ、死者は王国側の領地に山積みだ。戦争中で、並べて、なんてやってられない。死者の確認は戦後だ。

 そういうことを片手間にやりながら、私は明日の作戦について話し合う。

「とりあえず、敵国は鉄の馬を出し渋るでしょうね。今回のように、天災が起こっては、また足止めだ。だから、歩兵を出してきます。こちらも歩兵を出しましょう」

「敵は、銃という武器を使うぞ。あれは、遠隔攻撃に特化している」

「そこは防御させます。近距離攻撃の防御はやりませんので、各自、頑張ってください」

「それは、まあ、大丈夫なのか? 敵国だって、接近戦の訓練は受けているだろう」

「練度は出ますよ。敵国は、遠距離と接近戦、両方の訓練をしています。王国側は、接近戦のみです。王国側のほうが練度は二倍ですよ。それよりも、人、殺せますか?」

 訓練と殺人は別だ。人を殺すというのは、口でいうほど簡単ではない。

「問題ない」

 山積みにされた王国兵の遺体を囲うように見られていた。戦争というものを今更ながら、王国兵は理解したのだ。

 政争を戦争に持ち込んだ王女側についた軍部の上層部はさらに肩身が狭くなる。そこに私は追い打ちをかけてやる。

「次は、あなた方に前線に出て、指揮をとってください」

「そ、そんな」

「我々は軍部のここで」

「誰かは前線に出て指揮をとらなければなりません。国王レオニードも出ますよ」

「明日は私も前に出る。ハガルも出るのだろう」

「いえ、私が前に出ると、敵味方なく、一帯が業火に包まれます。私は後方で待機ですよ」

 私の妖精は容赦がない。この戦争のどさくさで、私に攻撃する王国側の兵士や騎士はまだいる。そんなことされたら、戦地一帯、業火に包まれてしまう。

 私は王女側の軍部の上層部たちを睨む。

「わかっているか? 私に手を出すということは、王国も滅ぶということだ。しっかりと言い聞かせろ」

 恐怖に震える王女側の軍部の上層部ども。本当に、時と場合を考えて行動しろ。

 私は綺麗に巻き戻った戦地を眺める。もうそろそろ、朝日が上って、この光景を王国側も敵国側も見ることとなる。

「罠は作りました。鉄の馬を出した時点で、敵国は終わりですよ。そうだ、油、準備しないと」

「どうして?」

「燃やすからですよ」

「??」

 私は想像するだけで、その後が楽しみだ。つい、偽装が剥がれて笑ってしまった。

「久しぶりに、興奮する」

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