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皇族姫  作者: 春香秋灯
王国の皇族姫-余後-
192/353

王国との別れ

 おかしいことになりました。何故か、私は皇帝の椅子に座らされています。

「リッセル、今の皇帝はどこ?」

「いません。今は代理をたてています。次の皇帝はまだ子どもですよ」

 リッセルったら、ニコニコ笑って、次の皇帝だという子どもを連れてきます。

 私を前にして、緊張している子どもは、見覚えのある顔立ちです。それはそうです。双子の姉妹エリシーズの子どもですもの。私の子どもと似通ったところがあるのは当然です。

 似ている。口を出てしまいそうだけど、私は飲み込みました。エリシーズの子どもの前に座り込んで、同じ目線になります。

「初めまして、あなたのお母さんの姉妹エリカですよ。お母さんは元気にしていますか?」

 ぱっと見回しても、皇族席にエリシーズはいません。皇族ライアンはいますけどね。ライアンは私に顔を合わせづらそうにしています。

「母上の、姉妹?」

「こんな見た目ですが、姉妹なのですよ。エリシーズの若いころは、こんな感じです」

「そうなんですか」

 頬を染めるエリシーズの子ども。

「確か、お名前は、ライオットですね」

「そうです!! よろしくお願いします、エリカ様」

「エリカでいいですよ。堅苦しくされても、私、そこまで偉い人ではありません。血筋はいいのですが、今はただの平民ですから」

「皇族、なのですよね」

 ライオットは恐る恐ると聞いてきます。

「そうらしいですね」

「皇族です!!」

 中途半端な答えをしてやると、横から筆頭魔法使いリッセルが突っ込んでくる。

「もう、いい加減、そういうことは認めてください」

「もう、随分と昔に死んだことになっているのですよ。今更です」

「それについて、話があります」

 次の皇帝であるライオットはここで退場となった。魔法使いが会場から連れ出した。きっと、エリシーズの元に行くのでしょう。

 そして、入れ替わりに、皇族ライアンがやってきました。私は嫌がらせのように、皇帝の椅子に座ってふんぞり返ってやります。

 ライアンは、私の前でひれ伏しました。

「過去のこと全て、俺が悪いです。どうか、お許しください」

 私はそんな姿を見て、嘲笑ってやります。

「遅すぎますよ、ライアン。わかっていますか? 父アランは死に、夫ロベルトは死に、私の末の息子アランも死にました。この三人は、帝国のために死んだようなものですよ」

 私はライアンの頭を踏みしめてやります。これを見た若い皇族は席を立って怒りに震えます。だけど、筆頭魔法使いリッセルが目だけでそれを止めます。リッセル、十年で、随分と皇族を飼いならしましたね。

「申し訳ない」

「私は、一生、お前の謝罪を受け入れない。さっさと立ちなさい。私に何用ですか? 私は随分と昔に、お前によって、死んだことにされました。帝国は私を捨てたのですよ」

「あの時は、ああするしかなかったんだ!!」

「だから、私も帝国を捨ててやりました。これで終わりです」

「待ってくれ!! どうか、今一度、帝国に力を貸してほしい」

 また、頭を下げるライアン。

 皇族って、そう簡単に頭を下げてはいけないのですよ。何せ、帝国で最強の血筋ですから。だけど、その皇族でも順位があります。

 私は、たぶん、この場の皇族の中で、一番、順位の高い皇族です。本来であれば、女帝となってもいいほどです。ですが、私には大きな問題が一つあります。

「育ちの卑しい私に、何が出来るというのですか」

 私は王国でも、孤児院の育ちだ。教育もされているし、特別な皇族だから、知識だってある。だけど、私の背景を聞けば、誰も信じない。

 見てみれば、卑しい皇族め、と見てくる若い皇族たちと、大臣たち。十年も経ったのですから、私のことを覚えている者はいないでしょう。だいたい、私は十年前に帝国の問題を片づけには来ましたが、たった数日で王国に帰りました。私と接した皇族だって、数えるほどですし、私のことはもう、覚えてもいないでしょう。いたね、程度です。

「そんなこと、俺が言わせない!!」

「言う言わないではありません。認められないのです。これだから、自尊心ばかり高いだけの世間知らずが」

 私は心の底から罵ってやります。

「貴様、たかが皇族の血が濃いだけの小娘の分際で!?」

 とうとう、若い皇族が出てきた。若いですね、本当に。その情熱を私も持っていたいです。

「やめろ!?」

「ライアンが頭を下げるような相手じゃないだろう」

「この方は、帝国を二度も救った皇族エリカ様だぞ!!」

「似てないじゃないか。それ以前に、若すぎる」

 若い皇族はライアンのいうことを信じていない。私を見て嘲笑ってくれます。

「エリシーズの若い頃に似るようにしているのですよ。本当の姿を見たら、皆さん、気狂いになってしまいますから」

「へー、どんな姿か、見せてみろよ」

 私の姿を本物と思っている皆さん。皇族ライアンも、筆頭魔法使いリッセルでさえ、私の姿は見たままだと思っています。

 私は笑って、長年、人前で外すことなかった偽装を外してやりました。

 一番近くで見ていた若い皇族は呆然となり、顔を真っ赤にしています。もう枯れてしまっている皇族ライアンでさえ、呆然として、動きません。

 さすがに、見慣れているのでしょうね。同じように偽装しているリッセルは、驚いているだけです。リッセルの素顔も、なかなか、綺麗ですものね。

「そんな、双子だと」

「そうですよ、双子です。ですが、私は力のありすぎる妖精憑きですから、その見た目もそちら側に引っ張られたのです。何故、赤ん坊の私が誘拐されたかわかりますか? 赤ん坊の私は、あまりにも美しすぎたからです」

 皇帝の子として誕生した私を誘拐して、何かしようとした貴族。双子だから、どちらを誘拐しても問題はないのだ。だけど、妖精憑きである私を誘拐したのは、見た目だ。

 生まれた頃から、すでに、私とエリシーズは見た目で区別できるほど違っていた。双子ではあるが、妖精憑きとただの人では、能力だけでなく、その見た目も違い過ぎるのだ。

 私はすぐ、エリシーズに似た感じに偽装を戻した。それでも、若い皇族の熱は冷めない。仕方がないので、私は足をひっかけて転ばせて、痛い目にあわせてやる。

「あまりに見た目が綺麗すぎたので、父の妖精は、王国で保護される時、私をエリシーズに偽装したのですよ。それからずっと、妖精がして、それなりに私が魔法を使えるようになってからは、私自身の力で偽装しているのですよ。私を見た目通りの年齢と思わないように。私には子も孫もいます」

 久しぶりに素顔を晒してしまった。

 私の素顔を晒すのは、家族のみである。最後に晒したのは、夫ロベルトの臨終です。私が妖精憑きだと見破られて以来、私はロベルトの前だけでは、素顔を晒したのだ。

 こんな所で素顔を晒すなんて、勿体ないことをしてしまいましたが、仕方がありません。誰も彼も、疑うばかりです。

 ライアンは、若い皇族の頭を押して、無理矢理、下げさせた。

「若いんだ、許してやってくれ」

「いいですよ。ついさっきのことですから。ですが、大昔のやらかしであるライアンは許しません。一生、苦しめばいいんですよ。あなたは、私のことを悪く言ったり、悪く扱う度に、階段から落ちるでしょう。それは、私の呪いですよ」

「そんなっ!?」

 身に覚えありまくりなのでしょうね。私の呪いは、完璧です。いくら筆頭魔法使いリッセルといえども、防げませんからね。

「死ぬまで反省しなさい。許しませんけど」

 私の憎悪は一朝一夕では収まりません。若いころの絶望です。年老いて、それは濃縮してしまって、もう、消せませんから。

「もう一つ、お前を許せない理由があります」

「どうすればいいんだ!?」

「無理ですよ。あなたは頭を下げることに価値を持っていません。その軽い頭を下げる程度、と考えています。どんなに取り繕ったって、その思い上がりが透けて見えるのですよ」

「言いがかりだ!?」

「私よりもうんと年上ですもの。頭下げて解決するなら安いものだ、と思っているでしょう」

 ライアンが顔をあげた瞬間、私は偽装を解いてやります。私の素顔を見て、ライアンは呆然となります。

「そうでしょう? だって、私なんて、こんな小娘ですもの」

 耳元に甘い声で囁いてやります。それだけで、ライアンは脱力します。

「そう、そうだ。そう、思っていた」

「でしょうね」

 すぐに私は素顔に偽装をかける。それでも、ライアンはまだ正気に戻らない。少し、やり過ぎてしまいましたね。

「エリカ様、もう、そこで、折れてください。謝罪は受け入れなくていいです。我々の願いを聞き入れてください」

 私の素顔に耐性のある筆頭魔法使いリッセルが間に入ってきました。ついでに、リッセルも素顔を晒してくれます。私には通じませんけどね。

「アランの友達に免じて、ここは下がってあげます。この見苦しい男を下がらせなさい」

 私は蔑むようにライアンを見下ろしてやります。すぐに、リッセルが魔法使いに命じて、ライアンを退場させてくれました。本当に、いつまで居座るのやら、あの老害が!!

 こうして、化け物同士の話し合いです。これ、密室でやらないのは、皇族たちに私という存在を見せつけるためですよね。

「それで、頼みとは何ですか? 頭の軽いライアンが頭下げた程度では、聞き入れませんよ」

「どうか、空位となっている皇帝の座にしばらく、座ってほしい」

「そういうと思っていました」

 こんな公けの場での頼み事です。逃げられないように囲って頼むのですよ。よほどの事だと思っていました。

「筆頭魔法使いの儀式を受けて、と言われるよりは百倍ましですね」

「そんなこと、絶対に頼まない!!」

「可能性の話です」

 私はとても厄介な存在だ。妖精憑きとしては、実力が読めないのだ。帝国としては、どうしても封じ込めたいだろう。そのためには、私の背中に契約紋を押し付けて、皇族に絶対服従の契約をさせるしかないのだ。

 そちらの可能性も読んでいましたが、軽い方でした。

「いいですよ」

「え、いいんですか!?」

「私の長い人生の誤差ですよ、誤差。あの子どもがそれなりに成長するまでですよね。いいですよ」

 私はまだまだ長生きです。どうせ、女帝をやるといっても、十年くらいです。その程度は、ちょっとした暇つぶしです。

 私は座り心地イマイチの皇帝の椅子に深く座りました。

「ロベルトにも言われていました。一度、きちんと仲直りしなさい、と。これで、仲直りですよ」

 私は感情の赴くままに、帝国を捨てました。だけど、ロベルトは、いつか、帝国との仲違いを解決したがっていました。そこは、心優しい妖精男爵の血筋ですね。

「でも、ライアンは一生、許しません。私に対して悪事的なことをしたら、階段から転げ落ちて、痛い目にあうがいいのです」

「もうやめてあげてください!! ライアンが死んでしまいますよ!!!」

「死なない呪いです。痛いだけですよ」

 死ぬような呪いではない。痛い目にあって、それで終わりです。気の毒に、ライアンは階段から落ちても、死ぬことも、骨を折ることもありません。ただ、痛いと酷い目にあい続けるだけです。





 舞踏会が終わって、さっさと私は男爵領に帰ってきました。ぜひに、と大臣たち、皇族たち、魔法使いたちが引きつった顔で一泊を勧めてきましたが、日帰りの予定ですから、と固辞してやった。

 戻れば、私が暮らす小屋の前に王族ポーご一行がいました。ポーは私が戻ってきたのを見て、跪きます。

「騙すような真似をしてしまい、申し訳ございませんでした、エリカ様」

「あの手紙を読んでから、わかっていました。ほら、お茶でも飲みましょう。お土産に、皇室御用達の茶葉を貰ってきました。あなたは好きでしょう」

 王族ポーは妖精憑きだ。皇室御用達のお茶は、妖精憑きが好む茶だから、ポーだって美味しいと感じるものだ。

 小屋の中にいれるのは、ポーだけだ。側近とか従者とか騎士とかは入れない。外で取り囲んでいたって、中の話なんて、これっぽっちも聞こえないように、小屋自体に魔法がかけられている。

 早速、お土産のお茶を淹れて出した。香りだけで、ポーはそれを好んだ。一口飲めば、笑顔を見せる。

「これは、確かに。帝国御用達というと、かなり高価なんでしょうね」

「作れますよ。配合、知っていますから」

 この茶は、組み合わせただけだ。その配分が絶妙である。多すぎても少なすぎてもいけない、とても難しいものだ。

 お茶を飲んだからか、私が怒っていないからか、ポーはほっと安堵していた。

「いつから、帝国で暮らすのですか?」

「明日、男爵にご挨拶してからですね。この小屋は、私が戻るまで、封鎖ですよ」

「戻ってくるのですか?」

 帝国に一度行ったら、もう二度と、私は戻ってこれないみたいに言われる。

「ここには、ロベルトとアランが眠っています」

 だけど、私はロベルトと末の息子アランの墓の側で最後を迎えたい。

「十年近く、ここで不在となったら、きっと、あなたのことを覚えている人は、いなくなっていますよ。それでも、戻ってくるというのですか?」

 十年って、短いようで長い。そこまで目を離していれば、私を知る人の半数はこの世から退場しているでしょう。

「だから、男爵にはきちんと頼んでおきます。ここの一族は、約束をきちんと守ってくれますから」

「アランは、僕との約束を破って、死にましたけどね」

「妖精男爵が、約束したのですよ。ほら、妖精男爵は今も健在です」

 アランは王族ポーと約束した。手に負えない事があった時は助けると。だけど、それは妖精男爵の名の元にだ。

 驚いたように顔をあげるポー。まさか、私がそのことを知っているとは、思ってもいなかったのでしょう。

「アランから聞いています。アラン自身が約束を守れない時のために、その約束を私に引き継ぎました。だから、あなたの協力を了承したのですよ」

「そう、だったの、です、か」

 王族ポーは、アランが亡くなって十年も経ったというのに、ぽろぽろと泣き出してしまう。男の子は、妙なところで引きずるのですよね。

「王国の妖精憑きは、きちんと育っていますよ」

 十年前、ポー主導で行われた王国に発現した妖精憑きの保護、教育ですが、失敗してしまいました。妖精憑きは、自尊心が高すぎます。この高すぎる自尊心をポーは抑え込もうとしましたが、それは、ポーの前だけでした。

 王国の妖精憑きたちは、ただの人たちを嘲笑い、見下し、好き放題です。試験的に貴族の学校にも通わせたというのに、妖精と契約してしまう、という最悪を起こしてしまいました。これは、アランがそう仕向けたのですが、アランがいなくても、いずれ、妖精憑きは失敗するのです。

 帝国は、妖精憑きの教育は長年の蓄積で、どうにか体系化しています。それでも、十年前、その高すぎる自尊心を貴族に利用され、クーデターに参加されてしまいました。

 帝国でさえ、時々、失敗します。王国の失敗、当然のことなのです。

 本来であれば、この失敗から、どうするべきか、試行錯誤します。そうして、帝国と同じく、長い時間をかけて、体系化するべきなのです。

 しかし、末の息子アランはポーに助けると約束してしまいました。そのアランは、帝国のために命を落としてしまいました。でも、約束は残っています。仕方なく、その約束を私が引き継ぎました。

 私は王国に発現した妖精憑きたちを妖精男爵に許可を貰って、領内に引き取りました。そして、私が妖精憑きたちを教育したのです。

「あなたとそう歳の変わらない者たちは、男爵領から出せません。彼らは、私が施した妖精の契約により、男爵領から出られないように、また、沈黙を貫くように、私の支配を受けています」

 初期に保護された妖精憑きたちは、性悪なのです。仕方なく、私は妖精の契約で縛ったのです。そのため、初期の頃の妖精憑きは、不自由な存在となりました。発言一つ、私に支配されてしまっています。

「帝国と同じ、契約紋で縛るものとを思っていました」

「あれには欠点があります。皇族の血筋です。皇族という存在は、王族ともども、謎が多いです。大昔、真の皇族が発現した時に、その人を元に契約紋の雛型を作りました。それから千年、万年と続いています。少し考えれば、この血筋の維持というものは、不可能なのですよ。それを可能としているのは、皇族と王族には特殊な何かがあるのでしょう。ですが、その不安定なものに頼るのは、王国には向きません。王国は、神と妖精、聖域の教えに恭順する生き方を長年続けています。だったら、そのまま、教えに恭順する妖精憑きを育て上げればいいだけです」

 帝国は弱肉強食ですから、力で抑え込みます。ですが、王国は教えに従い、あるがままです。無理に帝国流にせず、王国流の魔法使いを育てればいいだけです。

「色々とありましたが、十年です。もう、成人する子もいます。その子たちは、各地の聖域近くの教会の聖職者として受け入れてください」

「大丈夫なのですか? 契約をされていない妖精憑きですよね」

「一応、簡単な契約はされています。王国の敵にならない、それだけです。帝国でも、同じ契約を全ての妖精憑きに施します。これ、とても単純な契約ですが、穴がないものですよ」

「ありがとうございます」

「お礼は早いですよ。これから、この契約や指導は、ポーがやるのです。一応、妖精男爵の使用人たちが、最初の指導をしますが、そこから先は、領地民として生活をさせます。簡単に見えて、やってみると、大変ですよ」

「見よう見まねとなりますが、頑張ります」

 頭を下げる王族ポー。責任重大だから、顔がとても強張っています。一度、失敗しましたからね。

「ポー、失敗してもいいのですよ」

「それは、けど、失敗したら」

 もの言いたげに私を見るポー。

「いいですか、あなたは王族としての勤めがあります。冷徹は必要です」

 失敗すれば、見せしめです。気持ちの良いものではありません。ですが、誰かがやらなければいけません。

「聖域がまた、穢れた時は、私が後始末してあげます。帝国は二十年近い穢れですが、王国は十年程度です。しかも、帝国の半分ですよ。簡単です」

 大昔、帝国の聖域の穢れはとんでもなかった。年月もそうだが、聖域の数だって倍だ。あの頃は、死んだと思った。

 今は、経験もあるので、王国の十年分の穢れを私が受け止めるぐらい、大したことではない。

「いえ、そんなこと、絶対にさせません!!」

 ポーはしかし、あんな災厄を起こさないと言います。十年後の楽しみですね。

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