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皇族姫  作者: 春香秋灯
王国の皇族姫-余後-
191/353

帝国との因縁

 末の息子アランが亡くなってから、それなりの時が経ちました。アランが亡くなってしばらくして、夫ロベルトも亡くなりました。長年、領地のために、体を随分と酷使していました。最後は、アランのために、領地を封鎖までしたのです。それほど愛して、大事にしていた末の息子アランを失うと、ロベルトも緊張の糸が切れてしまったのでしょう。一年もしないうちに、亡くなってしまいました。

 こうして、私はとうとう、独り身となってしまいました。といっても、私には子も、孫もいます。私はロベルトが亡くなるとすぐ、男爵の邸宅が出て、男爵領にある小屋の一つで一人暮らすことにしたのですが、それを心配して、独立した子どもたちがやってきます。


「母上、我が家も子が溢れています。一緒に子育てを手伝ってください」

 気を利かせて、そんな遠まわしの誘いをするのは長男です。貴族の学校には行かず、そのまま、男爵領の平民と結婚し、そのまま平民となりました。

「これまで、忙しすぎたのです。少し、のんびりさせてください」

 ですが、もう子育ては飽きました。だから、断りました。


「お母様、一緒に洋裁をしましょう。お母様の作るものは、皆、誉めてくれます」

 貴族の学校に行って、貴族に見染められた長女が、貴族らしいお誘いをしてくれました。この子に洋裁を教えたのは私です。一番、才能がありました。

「もう、年寄です。最近の流行がわかりませんので、遠慮します」

 ですが、私は毎日、洋裁しているので、男爵領を離れる必要はありません。行商人が買ってくれるので、そのお陰で、家の中はいつもすっきりしています。


「母上、一緒に暮らしましょう!! 私が父上に代わって、守ります」

 王都で騎士となった次男が私の前に跪いて、直球のお誘いをしてきました。亡き夫ロベルトに、半泣きにされながらも、最後までかじりついて、見事、立派な騎士となりました。きっと、体術や剣術の才能は一番持っていたでしょう。

「あらあら、あなたはまだ独身ではありませんか。まずは、いい人を紹介してちょうだい」

 孫だっていっぱいだけど、やっぱり、この子にも結婚してほしいのです。そんな所に、私がいたら、お邪魔でしょう。


「お母様、ご一緒に暮らしましょう!! 義母が酷いんです!!」

 長女と同じく、貴族に見染められた次女が、嫁ぎ先の義母に泣かされてきました。この子は、甘え上手だけど、それは男性に対してです。女性には、それは通じないのですよ。

「あら、私とは仲良くさせていただいていますよ。先日も、美味しいお菓子をいただきました」

 残念、私は義母の味方です。むしろ、一緒に暮らしたら、大変ですよ。


「母さん、俺、頑張って、アランみたいに立派な男になるよ。側で見守ってほしい」

 三男は、末の息子アランのことが大好きです。歳が近いからでしょう。だから、アランを失って、一番、悲しみました。

「あなたはあなたですよ。アランにはなれません。アランだって、そのままのあなたが大好きでしたよ。そのままでいいのです」

 アランになろうとするのを止めました。年の離れた可愛い弟であったアランですが、それは、この三男の真似をしていたにすぎません。そのことを三男は気づいていません。誰も、アランにはなれないのです。だって、アランには個がありませんから。


 こうして、子どもたちのお誘いを全て断って、一人で小屋で過ごしていると、王族ポーがやってきました。

「あらあら、王族が何用ですか」

 私は絶対に小屋から離れません。相手が王族だって、私には関係ありません。

 王族ポーは狭い小屋の中で、茶を勧められて、物凄く居心地悪そうです。王族ですものね。もっと広々とした場所でお茶を飲みますものね。だからといって、外に行くつもりはありません。

 王族ポーは、普段は勝手気ままに行動しています。何せ、王国最強の妖精憑きですから。だけど、今日は物々しいです。何故か、側近だけでなく、騎士数名を連れて来ています。

 ポーは机に、曰くある手紙を出してきました。帝国の紋章つきですよ。

「こちらは、帝国で開催される十年に一度の舞踏会の招待状です」

「あれから、もう十年も経ったのですね」

 それは、末の息子アランが死んで十年経ったということになる。この帝国の舞踏会に参加した後、アランは貴族の学校に通い、それから一年もしない内に亡くなった。

 色々と、曰くのある舞踏会です。それをわざわざ、私宛に招待ですか。

「これは、王国代表、というわけではありません。エリカ様個人なので、重く受け止めないでください。王国代表は、別にいます」

「どうせ、私の息子か娘を代表に出すのでしょう」

「………」

 本当に、小賢しいことを。どうしても、私を帝国に行かせたいのです。

「ポー、お前は、本当にわかっていませんね。私の娘や息子を帝国の舞踏会に参加させてはいけません」

「それは、しかし、そうしないと、エリカ様は参加してくれないじゃないですか」

「そういう問題ではありません。皇族の血筋が王国に漏れていることを喧伝することとなってしまいます」

「どうして!?」

 帝国も、王国も、事の重大さをわかっていません。

「いいですか、私は皇族です。血筋でいえば、皇族最強と言っていいでしょう。そして、男爵家は、元は帝国の皇族の血筋です。この二つの交わりにより生まれたアランもまた、最強の皇族の血筋でした。たぶん、男爵家の血筋は、皇族の血筋と相性が良過ぎるのです」

「そんな、それは、予想ですよね。皇族の血筋は謎が多いです」

「偶然で片づけてはいけません。一昔前ですが、皇族の血筋の流出をおさえるため、皇族失格者を処刑した皇帝もいました。皇族の血が王国に流出している、という事実は、実は、帝国にとっても、王国にとっても、悪い話なのです。皇族の血筋を悪用する者たちがいるのですよ。そういう者たちに、私の子どもたちが狙われます」

「そんなことっ」

「過去に、あったのです。皇族失格者を集めて、人工的に皇族を発現させようとした貴族が。ですが、結局、失敗しました。皇族失格者と交わらせたからといって、それで発現するとは限りません。そこには神と妖精、聖域の導きが必要なんです。男爵家は、妖精の安息地を解放した一族です。きっと、神と妖精、聖域の導きを受けやすいのでしょう」

「それじゃあ、男爵家の血筋を外に出せないではないですか!?」

「そこから外に出ても、どんどんと血筋は薄まっていきます。それに、縁も切れていきます。そこから先は、不思議と、何か起きたという話は出てきません」

 王国だけでなく、帝国を探せば、先祖は同じ、という一族は大勢いるでしょう。ですが、血が薄くなっていくのです。縁だって薄くなっていきます。結果、そういう導きの切れてしまうのでしょう。

 思ったよりも、大変な話だと知らされた皇族ポーは、難しい顔をします。だから、私はあえて、小屋にはポーしか入れず、防音等も施したのです。

「私は参加しますから、子どもたちは帝国に送らないでください。万が一のことがあった場合、大変なことになります」

「いいんですか? 帝国には行きたがっていませんでしたよね」

「過去を見れば、行きたくないに決まっています。私は帝国にいいように使われ、捨てられたのですよ。今更、仲良くなりたい、と手紙を送られたって、遅すぎます。帝国に使い捨てされ、男爵領で拾われ、なんと孫までいる年寄となりました。今更です」

 随分な時間が過ぎた。帝国では、私は死んだことにされたが、生きていると知っている者だっていたのだ。私を探すことだって出来た。それなのに、私と夫ロベルトを死人にして、悲恋として新聞で広めたのだ。

「その、こう言ってはあれですが、年寄、には、見えないのですが」

 王族ポーが、私の顔やら体やら見て、困ったように笑います。

「それはそうです。私は力ある妖精憑きです。私のこの姿は、ロベルトと夫婦となった頃に固定されています。この頃の姿を妖精たちは好んでいるのですよ」

 力のあり過ぎる妖精憑きにはよくある話だ。十年前に、帝国のクーデターの後始末で、帝国に行かされたけど、誰も、私とエリシーズが双子の姉妹なんて思いもしなかった。私がそう名乗って、皆、驚きやら、畏怖やらで、硬直したものです。あれはあれで楽しかった。

「だいたい、今、私が行ったって、私のことを覚えている皇族もそう、いないでしょう」

 私は思い出してみる。もう、エリシーズは女帝ではありません。色々と気苦労がありすぎて、政治の世界から足を洗い、遅くに出来た子どもを育てていると聞いています。

 十年前のクーデターで、エリシーズと一緒に公爵領にやってきた皇族ライアンはエリシーズの子育てに付き合って、こちらもまた、表には出なくなりました。

 私の末の息子アランを皇帝にしたかった筆頭魔法使いリッセルは、変わらず元気でしょう。私よりも長い寿命持ちですからね。手紙は、こいつですね。

「ラキスが会いたがっていますよ」

「あら、そう言われてしまうと、行かないといけませんね」

 末の息子アランが一目惚れした皇族ラキスに、会いたい、なんて言われてしまったら、会いに行かないといけませんね。

 私は仕方なく、手紙を受け取りました。

「では、私は当日、直接、帝国の城に行きますね」

「え、それは、ちょっと」

「この手紙には、しっかり魔法がかかっています。私一人で行っても、問題なく入れますよ」

 手紙は招待状になっている。十年に一度の舞踏会では、帝国中の貴族は絶対参加です。そのため、招待状には特殊な魔法がかけられています。招待状の持ち主が差し出して、かつ、招待状に書かれた名前の貴族全てが揃わないと、中に入れません。万が一、一人でも欠けていた場合、舞踏会に参加出来ません。舞踏会に参加しなかった場合、帝国に敵意あり、として、処刑されることもあります。

 私が受け取った招待状は、私一人分です。むしろ、私一人で行ったって、問題ありません。

「あの、もしかしなくても、服は、平民服、ですか?」

「さすがに、私の一張羅を着ていきますよ。大昔も、それで参加しました」

「そうですよね!! あ、でも、この機会に、一枚、作りましょうよ。僕が支払いますから」

「たった一度のために作るなんて、勿体ない。どうせ、こんな年寄、着飾ったって、誰も見向きなんてしませんよ」

「いえ、きちんと着飾りましょう」

 勘がいいですね、ポー。わざわざ外から、ドレス関係のカタログを持ってきます。机の上に広げてくれます。

「最近は、こういうのが流行っていますよ。色目は、もっと大人しいのにしましょう」

「いりません」

「一人で着られるようなドレスです」

「見せる人がいません」

「見せてあげれば良かったではないですか」

「ロベルトは言いました。着飾らくても王国一綺麗だって。必要ありません」

「着飾ったら、帝国一綺麗になりますよ」

「しつこいですよ、小僧。私には必要ないのです」

「じゃあ、当日着るドレスを見せてください。今、すぐに」

「これから作るのです。見せられませんよ」

「間に合わなかったらどうするんですか!? こちらで用意しますからね」

「勝手にやらないでください!!」

「勝手にやります!!」

 ポーめ、結婚したからと、随分と生意気になりましたね。

 ポーはもう、話も終わったので、さっさと小屋を出て行ってしまいました。忌々しい!!

 嫌がらせのように、ドレスのカタログを置いて行きましたよ。こう言ってはあれですが、流行って、だいたい、一巡して、戻るのですよね。

 カタログには、私が初めて帝国の舞踏会に流行っていたデザインが並んでいました。





 舞踏会当日に、ポーはよほど私のことを信じていないのか、小屋の前で待ち構えていました。

「もう、準備もしましたよ」

 仕方なく、ポーが用意したドレスを着ました。

「髪がそのまま!?」

「煩いですね。このままでも十分綺麗だ、とロベルトは言ってくれました」

 髪を結い上げたりとか、面倒臭い。出来るけど。

「子どもたちにやるのはいいんです。好きですから。ですが、私自身にやるのは面倒臭いんです」

「やっぱり、お母様ったら、そのままで!!」

「っ!?」

 ポーは卑怯ですね。よりによって、私の子どもたちを連れて来ました。なんてことするのですか!?

「お母様、私がやります」

「いえ、わたくしがやりたいです」

「いりません!! もう、子どもの手を煩わせるほど、年寄ではありませんよ」

「見た目はそうだけど、母上は孫までいる年寄ですよ!!」

 子どもたちに言われてしまいます。見た目も肉体的にも、私は若いけど、実年齢はとんでもない年寄なのですよね。

 私と子どものやり取りを側で聞いて見ているポーは、笑っています。お前のせいで、私はとんでもないことになりそうなのですよ。

「もう、時間もありませんから、さっさと行ってきます。ついでに、帝国の聖域も見てきますよ。私があんな死ぬ思いして綺麗にした聖域がおかしくなっていたら、懲らしめてやるんだから」

 筆頭魔法使いリッセル、覚悟しなさい。

 私は子どもたちを振り払い、そのまま前進します。

「お祖母ちゃん!!」

「お祖母様!!」

 その先に、よりによって、孫がいます。私の姿を見て、目をキラキラと輝かせています。

「見てみろ、お祖母様、綺麗だろう」

「うん」

「綺麗!!」

「もっと着飾れば、もっと綺麗になるぞ」

「そうなの!!」

「見てみたい!!!」

 私は引きつった笑みを浮かべて、怒りに震えます。子どもたち、孫まで連れて、私を懐柔しようだなんて。

「ほら、エリカ様に似合いそう装飾品を選んであげよう」

「うん!!」

「まかせて!!!」

 ポーめ、後で酷い目にあわせてやる。

 私は仕方なく、ポーが連れてきた侍女たちに囲まれて、着飾られるのでした。もう、しなくてもいいのに!!





 ゴテゴテにされて、私は直接、道具を使って帝国に行きます。王国の代表は船に乗って移動したので、すでに帝国にいるそうです。あの船、帝国に到着するまで、三日はかかるのよね。

 城に直接行けば、とんでもない行列です。ほら、招待状と参加者の確認をしなければいけませんから。見ていれば、どこかの貴族が問題発生させて、魔法使いに吹き飛ばされていますよ。こうやって、わざと見せしめにして、帝国の恐ろしさを貴族どもにわからせるのですよね。

 だいたい、家族で来ているので、私みたいに一人なのは、どうしても目立ってしまいます。見た目はあれです、若いですから、家族がいてもおかしくないわけですよ。

 そんなの気にしないで、私は大人しく順番で進みます。並ぶことは大切ですよ。

 そうして、私の番になった時、物凄く後ろから来ただろう、とっても偉そうな貴族ご一行が私の前に入ってきました。

「こら、順番に並びなさい!!」

「煩い!! 私は侯爵家だ!!! そうだ、女、お前が後ろに並び直せ」

 魔法使いが注意しているというのに、侯爵家が偉そうに私を並び直させようとします。私一人に対して、侯爵家は六人です。力づくでもどうにか出来る、なんて見下していますね。

「イヤです。私はきちんと並んで、ここまで来ました。あなたがたは、順番を守りなさい」

「貴様、わかっているのか? この舞踏会は、一人で参加出来ないものだぞ」

「私が受け取った招待状は、私一人分です。問題ありません」

「嘘をつくな!?」

 そう言って、私の肩を押してきます。

「痛いですね!! 紳士であれば、淑女に道を譲るものですよ!!!」

「何が淑女だ。淑女は、そんなデカい声を出したりしないぞ!!!」

「こういう時は、声が大きいほうが有利なんですよ。小さい声では、負けてしまいますからね。帝国なりの処世術ですよ」

「とんだ勘違い女だな!!」

 全然、並び直す気配のない侯爵家。人数で押してきます。もう、こいつら、吹き飛ばしてやりたいけど、我慢しなくちゃ。ここは帝国だから。男爵領ではないわ。

 侯爵家、とうとう、強硬手段に出てきます。私の体を押して、階段から落とそうとするのですよ。ちょっと落ちそうになりましたが、後ろの親切な貴族の男性が支えてくれました。

「こらこら、君たち、こんな所で騒ぎを起こしたら、皇族侮辱罪となるぞ」

 皇族主催の舞踏会です。妙な問題を起こせば、何か罪に問われます。

 なのに、この侯爵家、鼻で笑い飛ばします。

「問題ない。我が家は皇族とそれなりの繋がりがあるからな」

 だから、強気に出るのですね。呆れてしまいます。皇族、安くなったものです。

「ありがとうございます。もういいです。私が下がればいいのですよね」

「そんな必要ありませんよ」

 そこに、怒りに震える筆頭魔法使いリッセルが登場です。いたんだ。

「リッセルではないですか。こんな所に筆頭魔法使いがいていいのですか? 今の皇帝は、えっと、誰ですか?」

「エリカ様、どうしてここに並んでいるのですか!?」

「入口はここですよね。ほら、魔法のかかった招待状もあります。これを見せて会場に入場するのが通例ですね」

「エリカ様はそんなことしなくていいんです!! おい、貴様、今、エリカ様を階段から突き落そうとしたな」

「そ、それは、この女が」

「おい、この侯爵家全員を捕縛しろ。皇族に手をあげた」

「なっ!? 皇族なわけないだろう!!」

「皇族なんだよ!!」

 侯爵家ご一行は、リッセルに命じられた騎士たちに捕縛され、その場に晒しものにされました。

「リッセルったら、私相手に、こんなことしなくていいのですよ。皇族といったって、大昔の話ではないですか」

「あなたは死ぬまで皇族ですよ!!」

「そうだったかしら。歳をとると、色々と忘れてしまうわ」

「私より若いくせに、何を言ってるのですか!!」

「あなたと私の寿命の対比からいって、私のほうがお婆ちゃんですよ」

「実年齢では、私のほうがお爺ちゃんです」

 そんなふうに私がリッセルをあしらっていると、順番待ちの貴族たちは、目をまん丸にして驚いています。

 私は、後ろで階段から落ちないように支えてくれた紳士に改めて頭を下げます。

「先ほどは、ありがとうございました」

「い、いえ、そんな、当然のことをしたまで、です」

「当然のことが出来る人は、そういません。あなたは素晴らしい方ですよ。その当然を忘れないでください。では、お先に失礼します」

「ほら、行きますよ!!」

「もう、年寄なのですから、ゆっくり歩いてください」

 リッセル、怒ってばっかりですね。私の手を乱暴に引っ張って、リッセルは、皇族席のある階段を上っていきました。

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