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皇族姫  作者: 春香秋灯
王国の皇族姫-生贄の皇族-
170/353

帝国

 それなりに大きくなると、とうとう、私は帝国に見つかってしまいます。それはそうです、筆頭魔法使いが近くにいれば、私が皇族だってわかりますものね。

 一度は誤魔化しましたが、二度目は誤魔化せませんでしたので、大人しく従いました。

 父の企みは最低最悪です。私に聖女エリカ様のように、帝国にたまった穢れ全てを持って死なせようとしているのですよ。むしろ、父が死ねばいいのに。

 思っていても、行動は聖女エリカ様の後追いです。だって、ロベルトを人質にとられていますもの。帝国の奴ら、ロベルトに傷一つでもつけたら、穢れをばらまいてやるんだから。

 帝国につけば、ロベルトから引きはがされました。そして、私とそっくりの双子の姉妹エリシーズとご対面です。

「初めまして、エリシーズ」

「貴様、王国の者の分際で」

「煩いですよ。私でなければ、帝国中の聖域の穢れ、とってあげられませんよ。ほら、聖女エリカ様のように、命をかけて聖域を浄化してあげようというのに、その態度は何ですか」

 偉そうに、帝国の大臣どもが顔を真っ赤にして怒っています。

「お前たち、彼女もまた、皇族だ。エリカ様、失礼いたしました」

 エリシーズの隣りに立つ魔法使いが深く頭を下げます。

 帝国では、魔法使いは妖精憑きです。エリシーズの両隣に立つ二人の男は妖精憑きなのは、私の目には一目瞭然です。ですが、格がイマイチです。明らかに、私の格を下に見ています。仕方ありません、魔法使いたちは、格が低すぎて、私の妖精が見えないのですからね。

 だから、私は二人の魔法使いを吹き飛ばしてやります。

 私は適当な椅子に座って、ふんぞり返ってやります。もう、大臣だって私に口答えなんかさせません。

「いいですか、ロベルトに傷一つでもつけてみなさい。お前たちの大事な魔法使いの妖精全て奪って死んでやります。私色に塗り替えられた妖精は、私の所有物になります。私が死んだら、お前たちの妖精は全て、解放されますよ。大昔、そういう復讐をした妖精憑きがいたのです。同じことをしてやります」

 これには、魔法使いたちも黙り込んだ。目の前にいる私が、ただの皇族、ただの妖精憑きではない、とやっと悟ったのだ。

「それでは、エリカ様であれば、あの聖域を清浄化出来るのですか?」

「命をかければ」

「………」

 何故、そこで黙り込むのかしら。出来るのだから、いいではありませんか。

 エリシーズまで真っ青になって黙り込んでいる。この子、私のこと嫌いでしょう。ほら、才能とかを私に全て与えられて、エリシーズは努力の秀才だから、私のことを生理的に嫌いなのよ。見ていればわかる。私もエリシーズのことは嫌い。だって、ロベルトを口説いたんだもの。

「し、死ぬんだぞ」

「そうすれば、帝国は救われます。皇族教育でも、王族教育でもそこのところは同じでしょう。命の天秤ですよ。私一人の命と帝国でどちらが重要なのかは、明らかです。さっさと、エリシーズは触れを出しなさい」

「どうして、わたくしが」

「あなたが女帝となったのでしょう。あの最低最悪な父もきちんと、そこは仕事したのですね」

 私とエリシーズの両親は皇帝と皇妃となっている。だけど、実際は父アランと皇妃だ。父アランは、何を考えているのやら、皇妃と浮気して、私たちを誕生させたのだ。

 さらに最悪なのは、皇帝と皇妃は貴族の傀儡となって、帝国の政治を好き放題されたのだ。そのため、聖域がとんでもない穢れとなった。その煽りを真っ先に受けるのは、平民たちである。貴族たちは好き放題したのだ。

 父アランは、この悪政を止めるために、元凶といっていい皇帝と皇妃を殺したのだ。そして、エリシーズが急遽、女帝と立ったのである。

 こう言ってはなんだが、目の前でふんぞり返っている大臣どもだって、同じく、帝国をダメにした貴族どもだ。次はエリシーズを傀儡にしようと狙っている。

 そして、私をどうには封じ込めようと、ロベルトを手に入れようとしている。私がエリシーズを守るように立っていた魔法使い二人を吹き飛ばしたので、私を危険視しているのだ。

「さすがの父も、私に皇帝と皇妃を殺させよう、なんて考えていませんでしたね。そこは、よく出来ました、と誉めてあげます」

「いくらアランでも、そんなこと考えないよ!!」

 魔法使いがエリシーズの前に立って叫ぶ。この人、父の知り合いなのね。

「私の父は、妖精使って、私を洗脳しようとするとんでもない非道な人です。私が物心つく前から、帝国のために生まれた、帝国のために命を捧げろ、そんなことばっかり妖精を使って教えたのですよ。私でなかったら、気が狂ってます。本当に最低最悪な父です」

「嘘だっ!?」

「受けた張本人が言うんです。私が格上の妖精憑きでなかったら、はい、しか言わないお人形さんでしたよ。父が皇帝と皇妃を殺してくれたので、そこだけは認めてあげます。それでは、まずは、歓迎パーティを開いてもらいましょうか」

「っ!?」

 何を始めようとするのか、その場にいる者たち全て、真っ青になる。

「帝国中の貴族を集めなさい。そこで、赤ワインを飲んでもらいます」

「くそ、殺せ!!」

 とうとう、大臣たちが我慢できなかった。待てが出来ないなんて、お行儀の悪い貴族です。

 外で待たせていたのでしょう。皇族を裏切ってくれる騎士や兵士たちが押し寄せてきます。

「あの小娘を動けなくしろ!!」

「やめろ!?」

「契約紋をやきつけて、無理矢理、皇族に命じさせればいいんだ!!」

 魔法使いが止めるも、大臣たちは勝利を確信したように笑っている。悪い顔していますね。

 かくいう私も悪い顔をしています。

 武器一つ持っていない私一人に、騎士たちも兵士たちも恐れていません。大臣たちだって、私が魔法使い二人を吹き飛ばした程度、なんて軽く見ていますよね。

 騎士たちと兵士たちが一歩踏み込んだ途端、全員の両足が消えました。

 そして、両足を失った騎士たちと兵士たちは総倒れしてしまう。一体、何が起こったのか、誰も彼もわかっていません。気づいたら、両足がなくなって、私の隣りに山積みです。

「まだ、両手がありますね。それで這いずってきてください。ほら、命令通り動かないといけませんよ」

 誰も動かない。だって、次は両手がなくなるかもしれないのだ。

「大人しくしろ!!」

 大臣、大人しくしていません。よりによって、エリシーズを人質にします。

「お前の双子の姉妹だ。どうなってもいいか?」

「皇族は代わりがいます。エリシーズが死んだって、代わりの皇族が皇帝に立ちますよ」

「お前の姉妹だぞ!?」

「知りませんよ。その女と会ったのは、ここ最近です。双子だから似ていますが、他人ですよ、他人。愛着なんてこれっぽっちもありません」

 わかっていないのだ、この大臣。力ある妖精憑きは、上手に扱わないといけない。

 私が笑って見ているだけで、エリシーズを人質にしている大臣の両手両足がなくなります。また、私の隣りに山積みが増えます。

「ほら、やってくださいよ。次は誰を人質にしますか? あ、ロベルトに手を出してはいけませんよ。彼には、最凶最悪な私の妖精が付いています。あと、私の妖精、一体二体ではありませんよ」

「魔法使いなら、どうにかなるだろう!? あの女をどうにかしろ!!」

 とうとう、エリシーズについていた魔法使い二人に大臣たちが縋っている。魔法使いも二人がかりならば、なんて思っていますね。

 仕方ないので、私は妖精の一部を解放してやります。一部ですよ、一部。ついでに、視認化です。

 それは、人の目にも見えるように低級から中級から上級までの妖精が解放されます。あまりの量と格に、魔法使い二人が真っ青になって、膝をつきました。

「せっかくなので、お前たちにも見えるようにしてあげました。良かったですね、いい思い出が出来て。これで、心置きなく、死ねるでしょう」

「ま、まさかっ!?」

「た、助けて!!」

「悪かったっ!!」

 まだ、五体無事の大臣たちが腰を抜かして、地べたに座り込んだまま、命乞いです。

「妖精が見れたのですよ。こんな奇跡、一生に一度、あるかないかですよ」

「し、死にたくない!!」

「殺さないでくれ!!」

「意味がわかりません。私のことを殺そうとしておいて、あなたがたは死にたくないだんなんて、虫の良すぎる話です。命をとろうとしたのです。あなたがたは命を賭けなければいけません。それが、神と妖精と聖域の教えですよ」

 これは、本当だ。王国でも帝国でも、同じ教えである。命には命を賭けろ、というのだ。私は間違ったことを言っていない。

 実際にやる人はいませんけどね。

「ま、待ってください!!」

 ここで一番の弱者であるエリシーズが私を止めにやってくる。

「エリカ、これでは、ただの蹂躙ではないですか」

「そうですよ。いけませんか?」

「人には人の法があります。まずは、そこからです。こういうことは、最終手段です」

「そうですよ、エリシーズ、良く出来ました」

 私はすぐに妖精をひっこめる。ついでに、私の横にあった山積みだった手やら足やらは消えてなくなる。

 両足がなくなった、と思っていた騎士たちや兵士たちは、両足が普通についていることに呆然となる。エリシーズを人質にしていた大臣は両手両足が戻っているので、驚いていた。

「いいですか、今回は幻術です。痛みもあったでしょう。それだけ、私は格の高い妖精憑きです。逆らってはいけませんよ。では、私の歓迎のパーティを開いてください。まずは、いらない貴族の粛清です」

 でも、法なんて守っていたら、時間が足りないので、少々、強硬手段に出ますけどね。






 帝国では、十年に一度は舞踏会を行います。実は、そのために、帝国中の貴族たちが集められていたのですよ。飛んで火にいるなんとやら、ですね。最高です!!

 大臣たちは、あれからすっかり大人しくなりました。髪が真っ白になったり、抜けて、綺麗なつるっぱげになった人もいました。

「禿って、似合う人と似合わない人がいるのですね。あれは見苦しいので、戻してあげましょうか」

「やめてあげてぇ!!」

 魔法使いが止めてきます。そんな、親切心からなのに。ちょっと毛根を活性化させてあげるだけですよ。

 皇帝と皇妃が亡くなったことは隠されています。だから、その席は空席です。そして、皇族席では、血筋の順で並んで座るのですが、私の席はどうしようか、となったわけです。

「エリカ、その服はいけません!!」

 会場で、着の身着のままで行ってみたら、エリシーズに叱られました。えー、これしか持ってないのにー。

「そんなぁ、これが一張羅なのにぃ」

「わたくしのを貸します」

「私のほうが胸も、腰回りも太いの。無理よ」

「どうしてわかるのですか!?」

「見ればわかるものよ。そんな、すぐ怒るのやめてちょうだい。耳が痛いわ」

「あなたが好き放題するからでしょう!!」

「正直なだけよ。もう、これでいいではないですか。どうせ、今日、一回、参加するだけです。全てが終わったら、私は死ぬのですよ。無駄です」

「っ!?」

 何をそんなに真っ青な顔して驚いているの。あの最低最悪な父アランは、そのために、私を教育したのですよ。

「どうして、死ぬ、というのですか」

「だって、あなたたち、赤ワイン、準備しませんでしたよね」

 エリシーズも魔法使いたちも、皆、黙り込んでいます。

「いいですか、私の存在は必要悪です。今のうちに、私を利用して、貴族をそれなりに粛清をしなければなりません。そうすることで、聖域が少しは綺麗になるのですよ。貴族も、痛みを受け入れなければなりません。そうすれば、少しは私も楽に死ねるでしょう」

「死ぬのか!?」

「死ぬのですか!?」

「あそこまで穢れてしまったら、私ほどの妖精憑きの命をかけるしかありません」

「帝国中の魔法使いが力を合わせれば」

「誤差ですよ、誤差」

 笑顔で言い切ってやる。ここまでやらかしておいて、何を今更。痛みを伴わない平和なんてありえませんよ。

 すでに、誤差みたいなことを帝国にいる魔法使いの命を使ってやられています。意味ありませんでしたけどね。

「赤ワインをすぐに出してください。乾杯は赤ワインですよ」

 ここまで言って、やっと赤ワインが用意されました。

 会場全ての飲み物が赤ワインですよ。皆さん、真っ青です。ですが、お祝いなのですよ。

「お集まりの皆さまの中には、ご存知の方もいると思いますが、わたくしの姉妹エリカが見つかりました」

 そして、やっと歓迎パーティが始まります。エリシーズは馴れていますね、普通に口上を述べます。ですが、私はこんな大きな所で話すなんて、一生に一度、あるかないかですよ。エリシーズが私を前に押すのですが、恥ずかしくて、エリシーズの後ろに下がります。

「ほら、あなたも何か言いなさいよ」

「え、言わないといけないのですか?」

「当然でしょう!!」

 そうか、私も言わないといけないのか。魔道具で、会場中に響くようにされるのです。一生に一度の恥を晒すものですね。

 道具を貰って、私は一生に一度なので、言いたいことを言ってやろう。

「ご紹介、ありがとうございます。ご存知の方も多いでしょう。私は、元は辺境の孤児院で保護され、そちらで、聖女エリカ様の代行人を行っていました。この通り、育ちは孤児です。皆さまのような立派な育ちではありません。ですから、今回のワインは赤ワインとなってしまいました。赤ワインは、私の好物です。帝国では、赤ワインは罪の象徴だと言われていますが、王国では、赤ワインは赤ワインです。どうか、この機会に、帝国の最高級赤ワインをご堪能ください」

 嫌味を混ぜてやる。

 帝国は、王国のことを格下と思っている。実際、そうなのだ。帝国はだだっぴろくて、妖精憑きを魔法使いとして形骸化しているお陰で、恩恵もいっぱいだ。王国は、帝国の恩恵を借りているだけだ。だから、帝国民は王国民を物凄くバカにしている。

 それは、私に対してもだ。私は皇族だけど、王国育ちだ。だから、皇族たちの中では、私のことを王国民と陰口叩いているだろう。そんな私が、「王国では赤ワインは赤ワイン」というのだ。負けず嫌いな帝国民は、赤ワインを飲まないといけなくなる。

 私がグラスを掲げて一気に飲めば、集まった貴族たちは飲まないといけなくなる。皇族だってそうだ。

 そうして、赤ワインは魔法によって、罪を裁くワインに変貌する。

 罪の象徴となった赤ワイン。別に白ワインでも、ぶどうジュースでも、ただの水でもいいのだ。ここに、妖精の呪いの刑をちょっと混ぜるのだ。罪を決めてのちょっとした呪いだ。

 罪はただ一つ、帝国に逆らう者たち。

 ただこれだけで、どんどんと貴族たちが倒れていく。それは、皇族にも広がっていく。

「なんてことを!?」

 同じように飲んだエリシーズは無事です。だって、彼女はきちんと帝国のために仕事していますから。

 私は苦しむ貴族たちを見下ろして、道具を使って話しました。

「申し遅れました。私、妖精憑きなんです。ちょっとした悪戯ですよ。罪さえ犯していなければ、呪いは発動しません。この呪いでは、死ぬことはありません。ただ、しばらく、苦しくて、動けなくなります」

 半分もの貴族が悶絶している。聞いてませんね。

「あら、皇族まで呪いが飛び散るだなんて、どんな悪行をしたのですか?」

「なんてことをするのですか!?」

 皇族の権威を落とす行為に、とうとう、エリシーズも怒りました。えー、罪を犯しているから、呪いが発動しただけですよ。皇族といえども、罪人は許してはいけません。

「エリシーズ、ほら、皇族にも悪い虫けらがいます。せっかくなので、処刑ですよ。今こそ、女帝としての権威を見せる時です!!」

 こうすれば、少しは聖域だって綺麗になります。王国の海の聖域だって、悪い住人たちを鞭で打ち付けて、ついでに、罪人の焼き鏝をしてやったら、綺麗になりました。同じ要領ですね。

 私が笑って言ってやると、エリシーズは蔑むように私を見てきます。

「あなたは、最低ですね。人を玩具みたいに扱って、何様のつもりですか!!」

 なんと、私はエリシーズに批難されます。見てみれば、魔法使いたちや、無事な皇族たち、もうすでに罪を償った大臣たちまで、私を蔑んでいます。

 私はそんな視線を受けても、笑ってやります。

「だって、不公平ではないですか!! あなたたちの尻ぬぐいを私が命をかけてやってやるのですよ。それなのに、五体満足なんておかしいです。見てみなさい、こんなにたくさんの人たちが、帝国に仇名すことをやっているのに、何もやっていない私は死ぬのです。不公平です」

「っ!?」

 私の本音を言ってやれば、傷ついた顔をするエリシーズ。そして、今度は私が蔑んでやる。

「何を哀れみをもって私を見ているのですか。あなたたちは皆、わかっていませんね。私は、王国で孤児になって、帝国のために生きて、帝国のために死ね、とずっと妖精に言われて育ったのですよ。なのに、同じ双子のエリシーズは、魔法使いや皇族に囲まれて、両親にもそれなりに構ってもらってる。私は皇族だ、と言われたって、完全な部外者ですよ。いいですか、あなたがたは、私の死を持って、救われるんです。もっと、私のことを敬いなさい」

「ご、ごめん、なさ、い」

「泣くな。泣いていいのは、私だけです。この場にいる全員は、泣いてはいけない。泣く資格なんて、これっぽっちもないんだから」

 私は道具を使って言ってやる。エリシーズは泣くのを我慢しようとしても、泣いてしまう。

 バカじゃないの。泣いたって、死ぬのは私なのに。この場の全員が泣いたって、私が死ぬことは変わらない。本当に、最低最悪な奴らだ。

 私は持っていた空のグラスを叩き割ってやる。

「ほら、働きなさい。今、悶絶している奴らは、それなりに罪人です。皇族は処刑、貴族は罪状により決めなさい」

 私が命じてやって、やっと、騎士たちや兵士たちが動き出した。

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