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皇族姫  作者: 春香秋灯
賢者の皇族姫-侯爵と悪女-
146/353

茶のレシピ

 週一の茶会は、本当に大変だ。伯爵家はどうやっても、サツキを出そうとしない。家に入るのでさえ、大変なこととなっていた。

「サツキ嬢、どうにか出来ないかな?」

 彼女にそう言えば、どうにかなるような気がした。それほど、サツキは物事を見通す力があり、賢く、伯爵領のことを誰よりも知っている。だから、また、誰も知らないことを知っているような気がした。

「紙とペンをください」

 少し考えこんで、サツキは道具を求めた。私が指示すれば、使用人が持ってきた。

 サツキは綺麗な図を書いた。それは、邸宅の見取り図だ。

「今、わたくしはここで過ごしています。当主の執務室は二階のここです。わたくしは、この二か所で過ごしています。逆に言えば、秘密裡に連れ出そうとするなら、この二か所から連れ出せばいいことです」

「それじゃあ、誘拐になってしまうよ」

「わたくしが逃げ出したと証言してしまえば、おしまいです。わたくしの悪評はどんどんと、あの父親と義母が広めています。手が付けられない子どもなので、勝手に家を飛び出すことだってあります。そこをマイツナイト様が保護した、となれば、外部は誰も何も言わないでしょう」

「それだと、君の悪評が増えるだけだよ」

「悪評は誉め言葉と思うことにしました」

 強い子だ。私が味方したからだろう。サツキは心の支えを持って、生家での扱いを笑って受け流していた。

 我が家に来る時は、本当に酷いものだ。服や装飾品まで贈って、とやっているのに、全て、サツキの義妹クラリッサが奪ったのだ。この事に苦情を言えば。

「姉が可愛い妹に譲るのは当然だ」

「クラリッサのほうが似合っています」

 というのだ。本当に、最悪な父親と義母だな。ついでに、エクルドまでクラリッサの味方だ。だから、私は贈るのをやめて、我が家に連れてきて、着飾らせたのだ。

 ついでに、サツキの体の治療だ。傷の記録も全てとっておいた。後々、これが役に立つだろう。

「何か、強味となることがあればいいんだが、伯爵家の領地は、実りがいいくらいだし」

 事業を起こして、それをサツキが独占出来るようにしよう、と私は企んでいた。しかし、あの領地は、何もしなくても豊かなのだ。事業を起こす必要がないし、何かするにしても、協力が得られない。サツキ一人で出来ることなど、たかが知れているのだ。

 そう悩んでいる所で、また、サツキは紙を要求してきた。新しい紙を受け取って、サツキは何か書いて、私に見せた。

「今は、誰も知らないですし、これを商品として出してはどうでしょうか」

「茶のブレンドですか? 特に、特別なものではありませんね」

「そうです。ですが、その配分通りの茶は、妖精憑きに好まれるのです」

「………は? どういうことだ!?」

 それは、とんでもない話だった。思わず、立ち上がってしまう。

「我が家で伝わっているレシピです。妖精憑きをお出迎えする時には、このレシピで歓待したんです。秘伝のレシピですが、我が家で妖精憑きをお迎えすることはもうありませんから、だったら、商品として、魔法使いに売り出しせば、帝国御用達になります」

「本当に?」

「やってみればいいです。ちょうど、魔法使いの伝手があります。その方に、このお茶を贈り物として渡したかったのですが、何分、家ではわたくしは不自由でしたので、マイツナイト様にお願いしようと思っていました」

「それは、まあ、やってみればいいけど」

「一般向けは、これです」

 秘伝のレシピがどんどんと出されていく。

「少し、癖がありますが、その癖がたまらない、という人がいます。妖精憑き向けのレシピを高級品として売り出して、一般向けを平民用にすればいいんです。ブレンドしていますが、元の茶葉はそれほど高級なわけではありません。このレシピだけ、外部に漏らさなければいいんです」

「この、妖精憑き向けを高級品にするのはどうして?」

「口が肥えている方は、こちらのほうが好むのです。一般向けは、少し、物足りないと言われます。お茶好きであれば、妖精憑き向けのレシピを好みます。運が良ければ、皇帝に届きますよ」

 まるでこともなげに言ってくるサツキ。彼女が持つ知識は、財産だ。

 サツキの父親も、義母も、義妹も、愚かなことをしている。サツキはもっと、大事にしなければならないのだ。

 サツキはただ、親切心で、私に情報を渡しているだけだ。それを横取りされてもいい、そういう考えだ。最初から、諦めているのだ。

「それで、サツキ嬢の伝手がある魔法使いというのは?」

 そこは、正直、期待していなかった。我が家だって、それなりの伝手があるので、そこを使おう、と考えていたのだ。

「賢者テラス様の弟子ハサンです。彼は、我が家の血族から発現した妖精憑きです」

 とんでもない大物だった。




 それから一か月もしない内に、その茶は魔法使いたちの間で、爆売れした。




 その結果を話しても、サツキは特に喜びもしない。ただ、報告として聞いているだけだ。日に日に、彼女から生気が奪われていっている。やせ細っているので、我が家の茶会が、彼女の貴重な生命線になりつつあった。

「確かに、癖があるけど、美味しい」

「わたくしは、この平民向けのほうがいいですね」

「子どもなんだ、そっちのほうがいいだろう」

 サツキのレシピで作った茶は、確かに、玄人向けだが、美味しい。私も嵌っていた。

 だが、ここから先が進まないのだ。魔法使いたちに売れても、一般受けをしないのだ。

「皇帝陛下も愛飲しているから、もうそろそろ、皇室御用達かもしれないね」

「でしたら、次は新聞で宣伝をしてみてはどうですか? 魔法使いが愛飲しているということを新聞で書くのです」

「どうやって?」

「宣伝料を新聞社に払い、記事を書かせるのです」

「しかし、運が悪いと、魔法使いから訴えられてしまうかもしれない」

「低俗な新聞社を使うんです。魔法使いのことを面白おかしく書く新聞社はいくつかありますよ。そこに書かせます」

「いいのかな?」

「意外と、帝国は悪口でなければ、黙って見逃してくれますよ」

「でも、新聞を読める人なんて、そういない」

「文化人気取りの人が新聞を読みます。そういう人こそ、低俗な新聞を読むのですよ。そして、試しにと飲んでみて、嵌れば、勝手に話していきます。新聞に書いてあったけど、と枕詞にして、どんどんと広がっていきますよ。文字を読めなくても、読めるような顔をして、噂を広げていきます」

 物は試しに、と私はいくつかの新聞社に金を払って書かせた。

 私は低俗な新聞を読んだことがないから知らなかったが、魔法使いのことでも、平然と書いてくれたのだ。しかも、次からは、金の要求なしで、ネタが欲しい、なんて言ってきた。

 魔法使いのことは、帝国中、どこでも知りたいのだ。魔法使いは帝国では偉大な存在なのだ。その魔法使いが普段飲んでいる茶の話だけでも、帝国民は興味を示したのだ。

 そうして、一般向けで作られた茶もまた、爆売れした。ついでに、魔法使い向けの茶は、皇帝が気に入り、皇室御用達となったのだ。そのことを新聞に知らせれば、勝手に記事として書かれ、もう、勝手に茶は売れていった。

 その結果を毎週恒例の茶会でサツキに報告した。

「さすが、侯爵家ですね。お金と人材があるから出来ることです。わたくしでは不可能ですよ。これは、マイツナイト様のお手柄です」

「何をいっているんだ!? 君が言わなければ、あのレシピだって世に出なかった。宣伝だって、君が言った通りにしただけだ」

「ですが、わたくしは言っただけです。提案なんて、誰だって出来ることです」

「私が出来ることなんて、侯爵家の名前を前面に出して売り出すだけだ。それでも、ここまで売れることはない」

「わたくしには名前すらありませんから、このレシピが世を賑わすことはありませんでしたね。侯爵家の、マイツナイト様の力ですよ。そう、卑下しないでください」

 あくまで、私の手柄だ、と言い張るサツキ。そこには、諦めがあった。まだ、彼女は生きようとしていない。ここでやっているのは、私への恩返しだ。

「この、またきたのか!?」

 そこに、エクルドがやってきた。あれほど来るな、と言い聞かせているというのに、やってくる。

 しかも、せっかくサツキを着飾っているというのに、泥をぶつけたのだ。

 私はすぐにエクルドを捕まえ、使用人に拘束させた。

「地下牢に連れて行け」

「兄上、どうして!? クラリッサがこいつにその服を盗られたと」

「これは、私がサツキ嬢に用意した服だ!!」

 私はサツキ嬢の前で、エクルドを平手で叩いた。そこに、私の両親に招待されていたサツキの義妹クラリッサがやってきて、エクルドの前に立った。

「兄が弟に暴力をふるうなんて、酷いです!!」

「誰か、この女を追い出せ」

「わたくしは、招待を受けて」

「私の許可のない招待だな。父上、母上、また勝手にやったんですね。あなたがたはしばらく謹慎してもらいます。部屋から出すな」

「横暴な!!」

「お前は将来、私の義妹となるそうだが、私にいう言葉はそれか?」

「あ、その、あの」

 クラリッサは、誰に口答えしているのか、今更ながら気づいたのだ。サツキとエクルドが万が一にも結婚した場合、私は義兄になる。クラリッサもまた、私を義兄として呼ばなければならないのだ。

「いいか、私の悪評を社交の場で広めてみろ、お前たちがやっていることを城で暴露してやる。証人と証拠は全て揃っている」

 どこかにいるだろう、サツキの父と義母の向かって叫ぶように言ってやった。

 そんなやり取りを目の前で見ていたサツキは、驚いたような顔をしていた。サツキはただ座っているだけだ。

 まるで特別扱いをされているように、サツキの義妹には映ったのだろう。

「男を誑かすなんて、ふしだらな女!!」

 口悪く、サツキを罵った。

 それを聞いて、私はサツキの義妹クラリッサを嘲笑った。

「お前もエクルドを誑かしているだろう。婚約者はサツキだというのに、エクルドはお前にべったりだ。お前もふしだらな女だな」

「わたくしはただ、お義姉様にひどい目にあっている、と訴えているだけです」

「いいか、節穴の両親にエクルドは騙せても、私は騙されない。片方だけ聞いて、それを信じるのは、愚か者だ。声が大きいほうを信じるのは、もっと愚か者だ。女の涙に騙される男もまた、愚か者だ。泣けば、全ての男が味方となると思っているのか? 私は愚か者ではない。泣いた程度では味方にはならない。泣いたって、お前には何も価値がないからな。はやく追い出せ。目ざわりだ」

「お義兄様!?」

「まだ、そうではないだろう」

 嘲笑ってやった。義妹クラリッサは低能すぎる。

 サツキを残して、他の家族は皆、我が家から追い出した。私の両親は部屋に閉じ込めた。外側から鍵をしたから、出られないだろう。エクルドは地下牢だ。後で鞭打ちだ。

 あまりのことに、サツキは恐怖に震える。私の恐ろしい部分を見たからだろう。

「サツキ嬢、あなたには恐ろしい事は何一つしない。あなたは利用価値はあるし、それ以前に、話していて、楽しい」

「利用価値がなくなったら、わたくしはもう、見捨てられるのですよね」

「言い方が悪かった。もう、こんな商売の話はやめよう」

 こんな子ども相手に、随分と酷いことを言ってしまった。私は反省して、頭を下げた。

「すまない。頭に血が上って、酷いことを言ってしまった。サツキ嬢、世間話でもしよう。最近は、どんなことをしているのか、教えてほしい」

「変わりません。当主の仕事をして、あとは部屋に閉じこもって、気が向かれた時に、父と義母、義妹に何かされるだけです」

「外には出られないのかい? 勝手に外に出てしまえばいいじゃないか。部屋にいなければ、呼ばれることもないだろう」

「………そう、ですね」

 考えてもいなかったのだろう。私に言われて初めて、サツキはそのことに気づいた。水を得るために外に出ているというのに、律儀に部屋に閉じこもっていたのは、そう言われているからだろう。

「そうですよね、部屋にいなくたって、難癖つけて、何かやってきますよね」

「エクルドは、君に、何をしている? 話はしているのか?」

 一応、エクルドはサツキの婚約者だ。何もしないわけではないだろう。

「何も、していません。わたくしと話しても詰まらない、とクラリッサの所に行きます。わたくしのことは、見ていると、苛立つそうです」

「なんだそれ。私なんか、両親とエクルドを見ていると、苛立つぞ」

「ふふふ」

 サツキは年相応の声で笑う。やっと、いい顔になった。





 社交に出てみれば、公爵夫人アーネットが、サツキの父と義母を連れて、私の元にやってきた。

「まだ幼い子どもとお茶会をしているとか」

「そうですね」

 早速、遠まわしに悪く言ってきたので、私は平然と肯定してやる。あまりにも平然としているので、アーネットのほうが戸惑った。

「弟の婚約者とお茶会をしているとか。その、幼い子とお茶会なんて」

「可愛らしい子ですね。弟の婚約者でなければ、私が婚約者になりたいと思っています。どうか、アーネット様、お力添えしてもらえませんか? 一目惚れしました」

 笑顔で言ってやる。

 それには、その場にいる者たちはどよめいた。

 私は学生ながらも、侯爵としての仕事もこなし、最近では新事業である茶の販売も乗っていた。だから、私に縁談の話がいっぱいきていたのだ。そこに、私がサツキのことを一目惚れした、なんて言われてしまったら、狙っていた貴族たちは大騒ぎである。

 なにせ、若い小娘がいい、と言っているようなものだ。醜聞だが、逆に言えば、そういう娘を持つ親は、いい機会になるのだ。

 アーネットは迂闊なことを言えなくなったのだ。私を幼い子供を好む男だ、なんて罵ってみろ。それを使って私に縁談を持ち込もうとした貴族たちから恨みを買うのだ。私は別に、それでいいんだ。男は、それもまた、笑い話に出来るのだ。

「でしたら、ぜひ、我が娘クラリッサはどうですか!! 気立てのいい娘です」

 エクルドだけでなく、私をも味方につけるいい機会ととったサツキの父ブロンは間にわって入ってきた。さっきまで、公爵夫人アーネットを味方につけて、私に嫌がらせしようとしていたくせに、本当に、頭がからっぽだ。

「だったら、サツキ嬢にしてください。どうやら、エクルドはクラリッサのほうがいいようですよ。ほら、交換しましょう」

「それはいけません!!」

 ほら、アーネットが邪魔してきた。ブロンは忌々しい、みたいにアーネットを睨む。

「あなたは跡取りで、サツキさんも跡取りですよ。そんな、跡取り同士で婚約だなんて」

「エクルドは家に帰ってきては、クラリッサクラリッサと言ってばかりだ。あいつからサツキ嬢の名前が出たことがない」

「それは、あなたがサツキさんと茶会なんてするから、嫉妬しているのですよ」

「クラリッサの話しかしないのに、嫉妬か。今日はクラリッサが可愛かった、クラリッサとお茶を飲んだ、クラリッサとピクニックした、クラリッサと買い物した、おや、婚約者のサツキ嬢とは、何もしていないようだが、どういうことだ? やはり、サツキ嬢とエクルドの婚約は無理があるんじゃないか。子どもの頃からこれでは、将来は、大変なことになる。今から、婚約解消したほうがいい」

「そんなことありません!! サツキは、家ではエクルド様のことを随分と誉めていますよ」

 慌てて、ブロンはサツキとエクルドの仲がいいことを表に出してきた。それはそうだ。婚約解消されようものなら、侯爵家の見せかけの後ろ盾がなくなるのだ。

 元の目的をサツキの父ブロンは思い出したのだ。ここで、サツキとエクルドの婚約がなくなれば、後ろ盾を失い、サツキの後見人の座を追われることになるのだ。

 だが、そこで終わらせてやらないのが、私だ。

「そういうが、ブロン、お前はサツキ嬢のことを随分悪くいうな。我が侯爵家と繋がることとなるが、親でさえ醜聞を広げるような令嬢との婚約は、どうなんだ? アーネット様が取り持った婚約だから、私は仕方なく飲み込んだが、この噂話を家族からされると、婚約を解消したいと訴えねばなるまい」

「そ、それは、その、つい、悪く言い過ぎてしまいました」

「悪く言い過ぎた、ということは、悪い所がサツキ嬢にあるのだな。私の前では、随分と礼儀正しい令嬢だが、お前たちの前では、本性は下劣ということか。子どもでも女は怖いな」

「………」

「アーネット様、万が一の時は、あなたが責任をとってください。いいですね」

 私は公然の場で、アーネットを巻き込む。逃げられると思うなよ。爵位が上だって、歴史的には我が家のほうが古い。

「そ、そんな、子どもの婚約ですもの。将来はわかりませんわ」

「そうでしょうね。男側は婚約破棄したって、大したことにはならない。だが、女側は婚約破棄されれば醜聞だ。私が言っているのは、女側の醜聞の責任についてだ。もちろん、アーネット様はサツキ嬢を助けてくれますよね。この社交の場でも、サツキ嬢を良く扱ってくれますよね」

 私はサツキの将来の確約をとらそうとしているのだ。

 サツキは可哀想だが、可愛い子だ。何一つ悪いことなんてしていない。周りの下劣な奴らが悪いだけだ。

 公爵夫人は貴婦人の代表であり、貴婦人の味方でないといけない。アーネット、前に出過ぎだ。

「もちろん、友人の娘ですもの。わたくしがしっかりと責任を持ちます」

「それは良かった。私としても、婚約破棄となった時、サツキ嬢のことが可哀想と思っていました。ですが、アーネット様が何もしなくても、私が責任をもって、サツキ嬢と結婚を約束しますよ」

 それは、言外に、誰とも婚約しないことを私が公言したようなものだ。

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