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皇族姫  作者: 春香秋灯
契約紋の皇族姫-外伝 真の皇族-
102/353

死にそうになってばかりです

 神、お前、どこまでわたくしに対して、試練とか苦行とか与えるわけ!? せめて、いい両親を準備しなさいよ!! 最悪!!!!

 皇族の儀式が終わって、すっかり泣きつかれた妹ラーシャの隣りで大人しくしていました。眠くないから。それよりも、色々と準備しなきゃ、とポケットとかに物をいれたりしていると、お兄様イーシャが入ってきました。

「お兄様、今日は大変でしたね」

「明日には、安全な場所に移動しよう。ここも危ない」

 何か感じているのでしょう。イーシャはわたくしを抱きしめて言います。優しいイーシャ。この人が兄で、本当に良かった。

 わたくしもお兄様の背中に腕をまわしてやります。お兄様の体温とか、体臭とか、しっかりと覚えておこう。次、会う時は、変わっているかもしれないけど。

「お兄様、ほら、今日はお疲れでしょうし、ゆっくり寝てください」

「ナーシャ、何も食べてないだろう。ほら、お菓子、持ってきた」

「それは、起きたラーシャに食べさせましょう。わたくしは、気持ち悪くて食べられません」

「大人顔負けなことしておいて、やっぱり、子どもだな」

 色々と緊張したと思ったのだろう。イーシャは笑って、わたくしの頭を優しくなでてくれる。

「明日、一緒に食べよう。ゆっくり休むんだよ」

「イーシャ、口づけしてください」

「………」

 わたくしが三歳になってからずっと、わたくしは、イーシャとラーシャに口づけを強要してきた。両親? しないしない。あれは、ただ親だっただけだから。

 イーシャもいい年頃だ。妹相手に口づけなんて、恥ずかしくてしたくないだろう。だけど、わたくしが目を閉じて待っているので、仕方なく、触れるように口づけする。

 目を開ければ、イーシャは走って部屋を出て行ってしまった。もう、真っ赤な顔が見たかったのに。

 ラーシャはわたくしとの口づけに恥ずかしいなんてない。眠っているラーシャに軽く口づけしてやると、ラーシャの寝顔が笑顔になる。

「可愛いラーシャ、皇族の儀式通過、おめでとう」

 眠っているラーシャには届かないけど、お祝いの言葉を言った。そして、その横で寝たふりをした。

 しばらくすると、外は賑やかになる。何かが押し入ってきた。

「おい、子どもが二人だぞ!?」

「どっちだ!?」

 複数の男たちだ。目を閉じているが、どこかで雇われた、柄の悪い人たちなんだろうな、なんて頭の隅で思っていた。

「おい、どっちの子どもを連れて行くんだ!?」

「どっちって、どっち?」

「わからない」

 声だけでわかる。わたくしの両親だ。驚きだ。実の子どもなのに、どっちが誰か、わからないなんて!? お兄様イーシャだって、きちんと見分けられるというのにぃ。

 酷い両親だな、なんて雇われた人たちも思っているが、口には出さない。でも、黙り込んでいるから、思っているんだね。本当に最低な両親だ!! 遊んでばっかりで、皇族の仕事を皇族教育を受けている最中のイーシャに押し付けて、手柄を横取りして、わたくしの立場を利用して威張り散らして、考えるだけで、最低最悪なことしか出てこない。いいトコって、ないわ。

「もう、面倒だから、両方連れて行ってちょうだい」

「帝国を出たら、殺してくれ」

 やばい!! このままでいくと、ラーシャが道連れだ。本当に最低な両親だ。でも、ラーシャは皇族の儀式を通過しているから、この後、必ず助けられることは決定だ。

 でも、わたくしは起きたふりをする。

「もう、騒がしいですね。眠れません」

「この子よ!!」

「間違いない!!」

 ちょっと生意気な口をきいてやれば、さすがの両親も、わたくしがナーシャだとわかります。もう、ここまでしないといけないなんて。

 そうして、わたくしは汚らしい袋にぽいっと入れられて、荷物のように担がれて、そのままどこかに連れて行かれました。

 しばらくの移動は、もう、最悪です。走っているから、揺れるし、気持ち悪いし、もう、わたくしの扱いは酷いのですよ!! 荷物だから、荷馬車の荷物置きに乗せられるから、乗り心地最悪なんですよ。

 そうして移動して、どんどんと城から離れて行ったのでしょう。帝国は、大昔は広大でしたが、現在は手に終えない領地を切り離してしまったので、そこまで広くありません。だから、帝国の国境沿いって、すぐに到達してしまいます。

 このまま、袋の上から殺されるだろう、そう思っていました。

「う、うう、怖いぃ」

 でも、わたくしだって悪あがきです。ラーシャを見習って、泣いてみせます。憐れっぽく泣いて震えてやります。

「お父様、お母様ぁ」

「可哀想に、実の親に捨てられたなんて」

「バカ、金を貰ったんだぞ」

 仲間割れが起こりそうです。よし、このまま口先三寸で、と泣きながら様子見をしていると、袋から出されました。

 たぶん、信用されていなかったのでしょう。大人の皇族数人が、わたくしの目の前にいました。

 わたくしが憐れにも泣き腫らしている顔を見せてやります。ほら、どんなに偉ぶったって、わたくしは無力な子どもですよ。

「この、口先ばかりのガキが!!」

 蹴られました。

「なんだ、大した力もないじゃないか!!」

 殴られました。

「よくも処刑なんて言ってくれたな!!」

 首を絞められ、投げ捨てられました。

 無力な子ども相手に、やりたい放題です。わたくしは意味もなく「ごめんなさいぃ」と泣きながらいうだけです。どうにか、この場を抜け出せるなら、謝罪いくらだってしてやる。後で覚えていろ。

 一通り、わたくしを痛みつけて満足したのでしょう。大人の皇族たちは笑います。

「ここは、帝国に近い。もっと遠くに連れて行って、殺せ!!」

 もう、ボロボロのわたくしは、そのまま、荷馬車に放り込まれます。袋に入れられません。

 わたくしは、まだ暗い空を見上げて、無駄に泣きます。このまま、殺されるのかな、なんて空を見ていました。

 でも、人って、意外と丈夫なんですよ。

 大人に力いっぱいやられても、ただの暴力です。首を絞められた時は、さすがにひやっとさせられましたが、それだけです。暴力なんて、ちょっと受け流せば、見た目は酷いけど、やり過ごすことは簡単です。ちょっと派手に飛んでやって、満足したのでしょう。

 帝国から随分と離れたところで、わたくしは起き上がりました。

 それには、誘拐兼殺害のために雇われた者たちは驚きます。

「依頼料は全て、受け取りましたか?」

「お前を殺した後、半分貰うことになってる。だから、命乞いは無駄だ」

 わたくしは、服に隠した宝石類の一部を出す。

「わたくしを殺して、帝国に戻れば、そこでお前たちは終わりだ。わたくしの死体を確認する、と言って、そこには、皇族殺害という罪状で、帝国の騎士たちが待ち構えている。明日には、わたくしが誘拐された、と大騒ぎとなっているでしょうね」

「お前は、皇族じゃないと」

「皇帝は、考えを変えたのですよ。わたくしをまだ生かしておこう、と。なのに、勝手に殺したとわかったら、大変なことになる。その罪をわたくしの両親とあなたたに全て押し付けるのですよ」

「そんなっ!?」

「この宝石をさしあげます、わたくしを逃がして、帝国に戻りなさい。わたくしのいう通りにすれば、帝国はまだ平和です」

「どこに逃げるつもりだ? すぐそこの中央か?」

「いえ、わたくしは、辺境に行きます。中央では、帝国から近いですし、何事かあると、真っ先に戦争です。だから、あなたがたは、わたくしを辺境に捨ててください。そうしたら、もっと宝石をあげます」

 わたくしは宝石をもう一つ、出した。この男たちは愚かだ。言われるままに信じて、利用されて、処刑される。

 きっと、わたくしを誘拐して、殺害するのは、はした金だったのでしょう。ですが、目の前に転がる宝石類はそれを上回るものです。

「別に、わたくしを殺して、全て手に入れるでもかまいませんよ。ですが、その結果、帝国が滅びます」

 お前たちの頭の中なんて、お見通しだ。わたくしを殺して、宝石を奪って逃げればいいのだ。だけど、帝国は滅び、小国だって蹂躙される。

「お前を殺した程度で、帝国が滅ぶわけがないだろう!!」

「愚かですね。わたくしを取り戻したい魔法使いたちが暴走するのです。わたくしは、皇族ではありませんが、魔法使いたちにとっては、皇族よりも大事な存在です。皇族どもはわたくしの両親に全ての罪をなすりつけます。わたくしの両親は正直に話すでしょう。わたくしが死んだとなったら、皇族は魔法使いたちによって皆殺しにされます。そして、暴走した魔法使いを抑え込む首輪は永遠に失われます。魔法使いたちは、あなたがたの家族、一族に復讐するでしょう。それは絶対です。隠しても、妖精を使えば、あなたがたのことなど簡単にわかります」

「………そんな、嘘だろう」

「こんな子どもに、何が出来るというんだ!!」

「わたくしには何も出来ません。やるのは、魔法使いですよ」

 皇族の儀式失敗から、神の試練は始まっている。皇族もそうだけど、帝国民も、本当に愚かだ。

 わたくしが出来るのは、選択肢を与えることだ。わたくしの生死と、帝国の生死が、この目の前の帝国民次第なんて、バカげている。

 殺すかな? なんて見ていた。わたくしは、ここで死んでもいいのだ。それもまた、あるがままだ。帝国が滅びたけど、仕方がないよね、と思うだけ。神だって同じだ。人の選択で決まったのだから、傍観するだけでしょう。

 男たちは震えていた。いつの間にか、荷馬車が止まっていた。一人二人で決められることではないから、その場にいる全員で話し合うのだろう。

「おい、どうすれば、俺たちは助かるんだ?」

 何故か、子どものわたくしに聞いてきます。

「え、あなたがたは助かりませんよ。それは絶対です。悪い事をしたのです。金も受け取っておいて、助かろうなんて、愚かです。子どもでも知っていることです。悪いことはしていけません、と」

「この、クソガキ!」

「そういうものです。でも、帝国の延命は出来ます。帝国はまだ、試練の時なのです。わたくしはただ、神に与えられた試金石として動くだけです。面倒なら、わたくしを殺せばいいではないですか。帝国滅べば、そこで終わりです。面倒はなくていいですよ」

「………」

「小国に逃げてもいいのですよ。ただし、魔法使いたちは、あなたがたに復讐するために、絶対に戦争を起こします。あなたが逃げて逃げて、と頑張っても、いつかは見つかり、とんでもない拷問を受けての処刑ですよ」

「こんな、ことになる、なんて」

「知らなかったんだ!?」

 泣くしかない。大の大人が泣き叫んでいる。はした金で受けてみれば、帝国が滅ぶかもしれない、なんて言われる大事だ。

「でも、わたくしが言ったことは、嘘かもしれませんよ」

 そして、さらに揺さぶりをかけてやる。ほーら、揺れる。誰を信じればいいのか、わからなくなってきた。

「さて、帝国を滅ぼすか、延命するか、選んでください。帝国を滅ぼしたいのなら、わたくしを殺せばいい。延命したいのなら、辺境に逃がしてください」

「お前を戻せば」

「わたくしを殺したいばかりの皇族がいっぱいいるのに? 戻れば、間違いなく、わたくしは殺されます。そして、帝国は滅びますよ」

 もう、皇族たちはわたくしを生かしておかない。戻ってきたら、力づくで殺すだろう。殺した後、帝国が滅ぶなんて考えてもいない。

「そんな、お前みたいな子どもがここまでわかっているってのに?」

「わたくしは神から使命を与えられた存在です。生まれた時から違います。皇族は、基本、世間知らずなのですよ。自らが絶対だと思い込んでいます。だから、より上の存在であるわたくしは邪魔なんです。どうにか出来る、と考えていますよ」

 愚か者ばかりだ。だから、神は試練を下したのだ。こんな五歳児を使うなんて、本当に、最低最悪な神だ!! もっと、楽なのにしてほしい。

 悪い仕事を引き受けてしまった彼らは、死ぬしかない。それは絶対だ。筆頭魔法使いアイシャールは絶対に許さない。だけど、彼らの死のお陰で、帝国は延命する。

 誰だって、死ぬのは怖い。わたくしだって、怖いのだ。だって、殴られたりして、痛かったんだよ。死ぬって、もっと痛いし、怖い。

「お前を、辺境に逃がそう」

「ありがとうございます。悪あがきになるかもしれませんが、そこにある宝石を差し出してみてください。運良ければ、助かるかもしれませんよ」

 それから、誰も無言となった。黙々と荷馬車を動かし、辺境へと向かって行った。

 それにしても、本当に酷い大人たちだ。怪我だらけの子どもであるわたくしは放置だ。誰も治療してくれない。お前たちは、処刑されればいいのよ!!





 本当に最低な男ども。わたくしを辺境辺りに捨ててくれた。本当に置き去りですよ。せめて、どっかの小国の近くとかにすればいいのに!?

 何もなしです。わたくしは持っている宝石全て渡したってのに、何も言ってくれない。あんな奴ら、処刑されればいいのよ。生きていたら、絶対に天罰が下るんだから。でないと、おかしい!!

 食べるものも、飲むものも、何もない。天からの恵みとかで雨が降ってきてくれる。でも、それを保存するための道具もないのよね。

 怪我だって酷い。それなりに流したけど、やっぱり痛いし、きちんと治療されていないから、腫れてきたりしてきた。

 ただ、進めとばかりに、何かが背中を押してくる。本当に酷いわね。幼児虐待よ!! 神だからって何やっても許されると思わないでよ!!!

 そうして、ただ水だけ与えられ、押されるままに歩き続けた。何度も朝日を見た。最初は綺麗だな、なんて見ていたけど、どんどんと、うんざりしてくる。

 空腹が辛いけど、辺境って、食べ物が転がっているわけではない。本当は良くないのだけど、土とかを食べて、どうにかお腹を満たした。土だったら、きっと、大丈夫なはず。

 水だけ与えられて、数えきれない朝日と夕日を眺めて、気づいたら、骨と皮だけの両手を見ることとなった。今のわたくしを見ても、誰も、ナーシャだって、わからないよね。

 ところが、突然、緑あふれる世界に入った。歩いていくと、久しぶりの果物が普通に実っている。大丈夫、食べられるものだ。それを食べると、美味しいけど、気持ち悪くて吐いた。そりゃそうだ。久しぶりのまともな食べ物だもの。お腹の中は土やら砂やらで詰まっている。体はおかしくなっている。

「おい、子どもがいるぞ!?」

 久しぶりの人がいる。随分と歩いたけど、そういえば、誰にも会わなかったな。

「こんなガリガリの子ども、一体、どこから」

「ほら、水だ」

「ここだと、病人食はないし、それ以前に、俺たち、生きて出られるかどうか」

 せっかくわたくしを助けようとしてくれる人たちは、同じように生きるか死ぬかみたいです。どこまでも、わたくしは試練を受けないといけないのですか、神!!

 もう、動けないわたくしを抱き上げてくれる人たちは、久しぶりのぬくもりです。それを感じて、わたくしは子どもみたいに泣きました。あ、わたくし、子どもだわ。

「うぇえええー-----ん」

「ああ、泣くな。ほら、一緒に行こう。この子だけでも、どうにか助けよう」

「そうだな。この子は、まだ、死ぬべき時ではない」

 大人たちは、わたくしを代わる代わる抱いて運んで、森の奥へと進んでいきます。

「どうして、森の奥に行くのですか?」

「いや、戻ろうとして」

「違います、逆です」

 どんどんと街? から離れて行っている。わたくしが指さすと、大人たちは半信半疑ながら進んでいく。

 かなり歩いて、暗くなる。そでも歩いて行こうとする大人たち。

「夜は危ないですよ。休みましょう」

「だが、あと少しかもしれない」

「旅人は、夜は動きません。夜は、危ないのですよ」

「そうだな」

「確かに」

 わたくしに指摘されて、大人たちは半信半疑ながら、休むために火をおこした。

 大人たちは、すっかり弱ったわたくしのために、残り少ない食料と水で、食べやすいように煮込んでくれた。

「美味しい」

 泣いてしまう。ものすごく久しぶりの、美味しい食べ物だ。

「どうして、ここにいるんだ? どこから来た?」

「………わかりません。覚えていません」

 隠した。ここで、下手に帝国のことを話すのは、危険だった。どこから、わたくしの情報が流れてしまうか、わかったものではありません。

 もう、ガリガリにやせ細った子どもです。何かあったのは、大人たちでもわかります。だけど、知らない、わからない、覚えていない、と言われると、それ以上、追及はしません。だって、五歳児なんて、上手に説明できないお年頃ですもの。

 そして、朝日が上ると歩き、わたくしが指した方へ行ったお陰か、街に到達したのでした。

 街に入れたことで、わたくしは救われたような気になっていました。だけど、そこにいる住人たちは、蔑むように、わたくしを救おうとした大人たちを見ています。

「狩りが終わったのか?」

 一人の大人が聞いてきます。随分と立派な身なりの人だ。

「あ、いや、子どもが死にかけていて」

 わたくしを見せる大人たち。

「ただの人じゃないか!? おい、誰の家の子どもだ!! まさか、隠していたのか!?」

 物凄く怒る立派な身なりの大人。

 誰も何もいわない。それはそうだ。わたくしは、外から来たんだ。それよりも、ただの人って呼び方が気になる。

「まさか、外から? そんなことはありえない。許可のない者は入ってこれない」

「国王様、森の奥にいたんだ。この子に言われた通りに進んだら、街に戻ったんだ」

「まあいい。その子どもはこちらで保護しよう。お前たちは、狩りに戻れ」

「わかった」

 わたくしの身柄を差し出した大人たち。わたくしは離れたくない、としがみついてしまう。この街に人たちからは、イヤなものしか感じない。

「大人しく、ここにいるんだ。俺たちについてきても、死ぬだけだ」

 そう小声で囁かれると、わたくしは大人しく、離れるしかなかった。

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