第2章~謎の銀髪美少女
早くも2話目を投稿しました!
今後の展開に悩みつつも楽しく書いていこうと思います
ではでは、楽しく読んでいってください!
「えっ?それ字なの??見たこと無い字だけど……。どこの国の人?」
銀髪の女性は不思議そうな顔でこちらを眺めている。
「いやいや、日本語だよ!日本にいるんだから知ってるだろ?」
見た感じ、日本人じゃなさそうだから漢字が読めないのか?
「に…ほんご?初めて聞く名前ね。それと、ここはユラシル大陸のハルメール王国の都市ユティームよ。あなたがいう、にほん?とは違う場所よ?」
不思議そうな顔のままキョトンとした顔でこちらをまだ見ている。
ちょっと待てよ、今ここが日本じゃないとしたら何処だよ。ていうか、さっき俺は母さんに刺されて……。どうなってるんだよ、ここは天国とかか……?
「ねぇーね!君は何でここにいるの?」
考え込んでいる俺に、銀髪の女の子が話しかけてきた。
「いや、それが俺も思い出せないんだよ。さっき母さんにナイフで刺されて……。それから気がついたらここに寝ていたんだ。」
「刺されたのに傷とかも何もないね。ほんとに刺されたの?もしかしたら、ここで居眠りしていただけとかじゃないの?」
「そんな事はありえない。そもそも、君は日本を知らないんだろ?」
とりあえず、もう1度頭の中を整理したい。多分、ここは異世界って事は予想はつくけど、もっと詳しくこの世界の事を知りたい。
「うん。私の知る限り日本なんて国は知らないわ。後、そろそろその君って呼ぶのは止めてくれるかな……。私にはちゃんとしたリアって言う名前があるんです」
胸を貼りながら自慢げに自己紹介を始めた。
「やっぱり知らないか……。ありがとう。リアか、俺は平田 哲弥って言う、よろしく。もう少しこの国の事を知りたいんだけど、教えて貰ってもいいか?」
俺も自分の名前を紹介したところで、また背後の森から木々が揺れる音がした。
びっくりして振り向くと、そこには30人くらいの鎧を纏った兵士の様な人達がこちらに向かって走ってくる。
「リア様発見!傍に不審者1人。リア様を護衛しろ」
1人の呼び声を筆頭に残りの人達が声を挙げながらこちらへ向かってくる。
「うわっ、なんだこれ。てか、不審者ってなんだよ。俺は、痛って、おい、なんだよ!」
最後まで言う前に、鎧の兵士に抑え込まれて身動きが取れなくなってしまった。兵士達はリアを囲む様に並びこちらを睨みつけている。
「不審者確保。リア様ご無事でしょうか?」
兵士の1人がリアの前で跪きながら現状の報告をしている。
「彼は不審者じゃありません。彼は私の……、そう、友達です」
リアはあたふたしながら、俺の身元について話をしてくれている。
「友達ですか?しかし、この男は見たところただの平民。リア様がなぜ平民との接点があるのですか?」
報告をしていた兵士は、俺を睨みつけながらリアに質問をしている。どうやら、リアはそこそこ良い家柄らしい。
「哲弥は、記憶を無くしてここに倒れていたの。不審者ではないわ」
リア自身、納得のいく説明ができたようだけど、その説明だと俺が更に怪しまれてないか……?兵士達も俺と同じ解釈らしくて、今まで以上の剣幕でこちらを睨んでくる。
なにか、喋らないと俺殺されるんじゃないのか?
早く何か喋らないと、でも何を言えば……、そうだ!
「あのー、質問よろしいですか?リアって何処かの貴族のご令嬢とかなんですか?」
こんな兵士がひれ伏す人だ。きっとボンボンの家のお嬢さんだろ。
しかし、俺の質問の仕方が悪かったらしい。俺がリアの事を呼び捨てで呼んだ事が気に食わなかったらしく、空気は悪くなる一方だった。その中でリアに報告をしていた兵士が立ち上がった。
「この方は、ハルメール王国第3王女リア・ハルメール様であらせるぞ」
おいおい、まさかリアって王女だったのかよ……
第2話いかがでしょう?
まだまだ書きたいように書けませんね(><)
いやー
眠い中で書くと自分が何を書きたいのかわからなくなってきますね(笑)
次はお昼にでも書きたいです!
では、また次作に




