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一章 第1話 人魔戦争

 神聖歴500年 グランハイム 魔人大陸




歌が始まった……


 ここは戦場だ、両軍の罵声や悲鳴、地鳴りのような足音や剣を合わせている音が聞こえているというのにこのはっきりと聞こえる歌は何なんだろうか?


 まるでこの戦場がどこかの劇団の舞台になってしまったような錯覚すら覚えてしまう


歌が聞こえる……


 今、私は斬られたというのに痛みすら感じず、戦意が衰えず、むしろ戦意が沸いてくる


 これが例の奇跡の力だというのか


歌が終わりそうだ……


 この歌が終わってしまえば私は演劇で役目を終えた人形のように事切れてしまうのだろうか?


 きっともう少しの間私はこの演目を踊れるのだろう


歌が終わってしまう……


 私の役目もここまでなのだろう、左腕は既に失い、胸には剣と槍が刺さっている


 だがせめてこの戦場の最後を見届けたい


歌が終わってしまった……


 瞼が重い、誰かが空を指指しているが何かあるのだろうか?


 ああ、空から光が落ちてくる。なんて綺麗な光なんだ




 神聖歴500年 歌魔法『星詠み』が発動し、魔人大陸に大量の星屑が落ちた


 魔人軍は大量の星屑により軍の八割を損失し、そして人類は歌姫とイベール連合軍の力により魔人に勝利し、平和を手にいれた

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