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狂室  作者: みづ きづみ
オワリノ編
31/37

28時限目 ダコツオン

ついに、鼻が天井に触れた。

肩と同じ様に、鼻にも圧力が掛かる。

そして、意図も容易く鼻は折れた。

「くっ! くそぉ………」

痛みが身体中を駆け巡っているので、どれがどの痛みか分からない。

頭が白ではなく、真っ赤に染まった。

天井が更に体を押し付ける。

膝、腹、足の指が逆に曲がる。

もう20cmあるだろうか。

もはや何も分からない。

耳に骨折音が響いた。

ボキボキボキボキ。

「っ………………!!!!!!」

最早声など出ない。

腹が押し付けられ、石田は吐血した。

だが、血は(くう)には放出されず、再び口内に戻って来た。

だが、腹は今も天井に押され続けているので次々と吐血を繰り返す。

その血は、解放されずまた戻る。

バキキキキキキキキキキキキキキキ

頭蓋骨が割れた。

バキン。ボキン。ビキキキキキキキ。

あばら骨、足の骨、首の骨が同時に折れた。

 だが、何故だろう。

石田はまだ意識があった。

頭蓋骨はぐしゃぐしゃ。

体は原型を留めていない。

脳ミソも液体の様だ。

それでも、生への執着心が凄いのか…意識があった。

神経は完全に断裂し四肢は、体は無い。

石田はこれから10年間行き続ける。


現在時刻 午後六時四十分

ゲーム開始から約五時間四十分

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