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復讐者達の異界大戦  作者: 悲色
1/1

プロローグ 復讐者達

sid.魔人


うるさいねぇ!

その子黙らせなっ!


すみません、すみませんっ!


ったく。


ざ、ザザ・・・


いや!助けて!

ぎゃー!

いやー!


ザザ・・・


この子をお願いします。


あんたはどうするんだい!


大丈夫です、私は魔・・・


ザザ・・



「おはよう、母さん。」


「シンラ、おはようさん。

朝からお風呂入ったのかい?」


「うん、なんか朝起きたら汗すごくてさ。」

(なんか怖い夢でも見たのかな。)


「そう。

とりあえずご飯食べな!

学校遅刻するよ!」


「は〜い。」


「今日は魔術試験なんだろう?

大丈夫なのかい?」


「大丈夫大丈夫。」

(本当はやばいけど。なんで俺だけ魔術使えないんだろう。)


俺こと獅來(シライ)シンラはなぜか魔術が使えない。

魔力自体は普通の人より多いらしいのに発動できない。


全ての人は多かれ少なかれ魔力を持っている。

魔術を発動するには体に流れている魔力を特殊な金属、魔金属に流すことで魔術を発動できる。

この金属に関しては謎が多く、未だになぜ魔術を発動するのにこの魔金属が必要なのかもわかっていない。


わー

きゃー!

ぎぃゃー!



「なんか外が騒がしいな。」


「シンラ!逃げるよっ!」


「母さんなんかあったのか!?」

顔色も悪くすごく焦った様子の母さんによほどの事件かなんかあったのかと思って聞いた直後・・


バリバリ!ガシャン!

家の窓が突然割れた。


「ようやく見つけましたよ。雷指弾!」

いつの間にか家にいた男の指から僕に向けて電撃が放たれが。


「シンラっ!」

母さんが俺の前に出て電撃が直撃した。


「母さん!母さん!」

電撃が直撃した母さんはかろうじて息があり、俺に向かって逃げてと小さい声で呟いている。


「邪魔するものはもういませんね。それではさようなら。魔人の子よ。雷指弾」

男が俺に向かって指を向けさっきの電撃を放とうとしている。


「なんだよ。なんなんだよっ!」

この男は誰なのか、なんで俺を殺そうとしているのか、なんで、なんで、なんで・・・

そこで俺の意識は失った。




・・・・俺は


俺はあの男の電撃で死んだんじゃ・・・


母さん!母さんは!


体を起こすと目の前に母さんがいた。

「母さん!」

母さんの体がうっすらと光っている。

その光が消えると崩れ落ちるように倒れた。


「シンラ、生き返ってよかった・・・」


「母さん!すぐに救急を呼ぶから!」

母さんを抱きしめスマホから救急を呼ぶため電話しようとしたが止められた。


「シンラ・・私はもう助からないよ。魔力を使い切ったからね・・」


「魔力を使い切ってもまたすぐ回復するだろ!それより体の方が!」


「言葉の通りさ・・全魔力を使って禁魔術を・使ったのさ・・」


全魔力?魔力は使い切っても少しずつ回復していく。

たとえ全て使ったとしても魔術が使えなくなるだけで死とは関係ないはずだ。


「私は・・・も・う・・今までごめんね・・・

机の・・引き出し・に全ての・・・」

そのまま母さんは動かなくなった。


「母さん母さん母さんっ!」

母さんを抱きしめ頭の中がぐちゃぐちゃで何も考えられない。





・・・・・

どのくらい経ったか分からないくらい母さんを抱きしめたまま泣きじゃくり放心していた。


「そうだ。机の中」

ふと最後に母さんに言われたことを思い出し、母さんの机にある引き出しを開けた。

そこには日記帳と腕輪、手紙が入っていた。




・・・・・手紙と日記を読み終わり腕輪をつけて俺は家を出た。




ドッガーンッ!


外にはもう何も存在しない。




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