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E  作者: いーちゃん
75/105

設定資料3

設定資料2より追加・更新記事です。随時追加していく予定です

8/9〈ゼロフレーム〉設定/解禁

[解禁情報②]

[解禁情報③]

[解禁情報④]

 最初はただの作業用ロボットだった。

 それらは時と技術を喰らうたび、飛行能力、火力、そして人を殺せるほどの能力を得てしまう――――。

【あらすじ】

 ASEE、そして統一連合。その巨大な勢力によって、世界は大きく二分されていた。そんななか中立地帯〔第六施設島〕で起こった新型機の強奪事件は、世界を最悪の事態へと運んでしまう。戦争だ。

 極限を超える科学(オーバー・テクノロジー)によって建造された、

 漆黒の機体(オルウェントクランツ)――深紅の機体(アクトラントクランツ)

 全高20メートルを誇るこれら2機と少年少女は、互いを傷つけながらも出会い、恋し、激しい戦いを繰り広げる。

 クリスマスの夜。ミオ・ヒスィが出会ったのは、敵であるはずのレナ・アーウィンだった。

 惹かれあう絆を引き裂くように、戦争という火の粉は彼らへ覆い被さる。

 レナと次に出会ったのは、北極を戦場とした殺し合いの場所だった。

 襲いかかる猛攻とビームの嵐をかいくぐり、〈オルウェントクランツ〉はライフルを直下――氷盤へと向けた。悲痛な叫びを拾う間もなく、ビームの一射は基地を撃ち抜く。

 統一連合・北極基地はあえなく陥落、数百の命を道連れにしてしまう。

「どうして……なんで、こんなに酷いこと……」

 意気消沈するミオ。もうあの機体には乗りたくない――それでも。

「戦わなきゃ、俺の居場所はないんだ。誰からも必要とされない、あの頃に逆戻りだ」

 激戦の末、深紅に破られる漆黒――それでもミオは諦めず、最後の猛攻を遂げた。

 結果はレナの勝利――それと同時に発令された『オペレーション・トロイメライ』はASEEを壊滅に追いやった。

 最後に残った灯が消えるように、命を落としてしまうミオ。それはあまりにも残酷すぎる結末だった――それでも、世界は何事もなく動いてゆく。

 が、事態は一変した。

 それまで身を潜めていた第三勢力セレーネが行動を開始、圧倒的な戦力で世界を相手取ったのである。

「そう……僕だよ。理想の世界にするためには、この方法しかないのさ」

 そこにはもう一人の主人公――ミオ・ヒスィがいた。

____________________

設定資料3

【character】

――――――――――《ASEE》

 ミオ・ヒスィ -Mio Hisuy- M 17

 本編の主人公。

 髪は紺と黒をまぜたような色で前髪が長め、その隙間から刺す視線は鋭い。身長は低くも高くもないが、細身。無口で愛想が悪く、他人から嫌われやすい性格である。

 ASEEの『異端児計画(ミュータント・バベルズ)』によって造られたクローンであるが、同時に最高の神経速度、判断力、素質、冷酷非情さを兼ね備えている世界最強のパイロット。

 北極戦線ののち統一連合軍のエース、レナ・アーウィンと二度にわたって激突、敗北。死亡したとされる。

 搭乗機:〈オルウェントクランツ〉

――――――――――《ASEE》

 イズミ・トモカ -Izumi Tomoka- F 18

 パートナーとしてミオを支えていた。

 栗色のショートヘアを黄色いリボンでまとめている。小柄で華奢な体躯。ミオと対照的に愛想がよく誰とでも付き合え、同僚への挨拶は「おいっすー」。超がつくほどの大食いで、給与の大部分が食費に消えるとか。

 技術面からミオをサポート、さらに「二秒後の未来」を視るという能力により、戦闘中にも口を挟むほどの力量を発揮するが、機密データを漏洩した罪により拘束される。

――――――――――《ASEE》

 オーレグ・レベジンスキー M 48

 初老の軍人でミオの上官にあたり、規律に厳しい。ミオを毛嫌いする。

 ごつい体格にいかつい表情、白髪まじり。

 敗北したASEEを見捨て、第三勢力セレーネに加担。

――――――――――《ASEE》

 キョウスケ・フジバヤシ M 24

 ASEEに所属する科学研究者。

 灰と紫をまぜた色の髪質で、メガネをかけている。冷静沈着で穏やかな性格。

 クローン実験にてミオをつくった経験、多量の失敗作を廃棄しなければならなかった辛さから物理学へ転向、機体エネルギー関連に携わることに。

――――――――――《統一連合》

 レナ・アーウィン -Rena Auwin- F 17

 統一連合軍のエース的存在。。

 燃えるような赤色のロングヘアでスタイル良好、快活さを持ち合わせる。初対面の相手にも注意ができるなど、意外と度胸がある?

 クリスマスの夜、偶然出逢った少年へ恋心を寄せるが――――。

 搭乗機:〈アクトラントクランツ〉

――――――――――《統一連合》

 フィエリア・エルダ・ヴェルクヘイデ -Feelia Erda Vwerkheide- F 17

 黒髪のショートヘア、いたって普通の少女で統一連合の準エース。武家の血を引くためか、口調の丁寧さや礼儀正しさを併せ持っている。

 北極にて受領した〈ツァイテリオン〉を駆り、接近格闘戦を得意とする。

 搭乗機:〈ツァイテリオン〉F型

――――――――――《統一連合》

 イアル・マクターレス -Iar Mctarles- M 18

 フィエリアと同じく準エース。射撃・砲撃戦を得意とする。自称スナイパー? 少し協調性に欠ける性格だが、誰よりも仲間思い――とはレナの評価。短く刈り込んだ銀髪を逆立てていて、身長は高め。

 「金が要る」という彼の真意は……?

 搭乗機:〈ツァイテリオン〉I型

――――――――――《統一連合》

 キョウノミヤ・シライ -Kyonomiya Shirai- F 28

 技術官と軍務官を兼任する女性で、面倒見のよい性格。あわせて統一連合の新鋭機動艦〈フィリテ・リエラ〉の艦長を務め、戦闘の指揮を配する。

 穏やかな風貌・風体をもつが……。

――――――――――《ヤガミ社》

 フェムト -Femt-15- F ??

 ミオによく似た少女。実は彼と同じG2期に産み落とされたクローンで、廃棄されなかった失敗作の生き残り。レーによって暴走する[sErEnE]を単身離脱し、レゼアの率いる企業《ヤガミ社》へ身を置く。不明な点が多い。

――――――――――《ヤガミ社》

 レゼア・レクラム -Razee Reclam- F 19

 淡い緑色のロングヘア。背が高く、顔立ちの整った女性。

 ミオの前パートナーだったが、下半身不随を患ったことでASEEを離脱し、民間企業《ヤガミ・ハイテクニカル社》広報部上位課へ所属――以後、水面下にて反戦活動を繰り広げている。

――――――――――《ヤガミ社》

 クラナ・E・アージクェル -Clana E A-ezekel- F 22

 レゼアによって雇われたボディガード。高い報酬が必要だが腕の立つ仕事人で、銃火器をもちいた直接戦闘に長けている。コーヒーと銃、そして動物をこよなく愛する? 女性。

 紫がかったショートヘア、瞳は金色。長身でスラリとした体型。ガンマニアで知られる。

――――――――――《セレーネ》

 レー -0- M 19

 主人公たるミオの原型となった少年で、紅い瞳が特徴的。ASEE次官であったが、上層部を牛耳ったのち、第三勢力である《セレーネ》を統べ――理想の世界を導くため、再び戦争の息吹を与える。

 搭乗機:〈ラグナロク〉

――――――――――《傭兵》

 戦狂

 傭兵。統一連合本部・北米基地を襲撃する際に《セレーネ》によって雇われた。

 ウィルス機を駆り、七つの武器を巧く使いこなすことで知られるが、年齢や素顔を含めた詳細は不明。

 本編では影の薄い存在だが……?

 搭乗機:〈ヴェサリウス〉

――――――――――《傭兵》

 死喰(しぐらい)

 傭兵。戦狂に次ぐ強力な傭兵で、同時期に雇われる。ウィルス機を駆り、高い戦闘能力を誇る。主に扱うのは大鎌。

 搭乗機:〈リヒャルテ〉

――――――――――《一般》

 イリヤ・マクターレス -Iliya Mctarles-

 イアルの妹。原因不明の衰弱症状により数年間、統一連合本部・北米基地の特別病棟へ入院していた。年齢は13歳くらいで、細い体躯。プラチナブロンドのロングヘア。

 いまだ昏睡状態。


【機体一覧】

――――――――――

〈ヴェサリウス〉

EZH-Raven001[blood]

 傭兵である戦狂の駆る機体で、装甲は緋色真紅にカラーリング。全高20m。

 双剣、双銃、ガンナーを含む7つの武器を巧みに扱うが、主装は槍。全体的に軽量化が施されており、小型のジェネレータ・スラスターのみで空中戦闘を行えるようだ。どうやらウィルス保菌機? で、異常と思えるほどの戦闘力を誇る。

 型番にあるRavenは渇望の意。

――――――――――

〈リヒャルテ〉

DiZH-E_A_T[dEath]

 傭兵である死喰の駆る機体で、全身が暗黒色にカラーリング。全高19m。ビームや実弾兵器を無効化するボロ布のようなマントを装備しており、接近戦を得意とする部分は戦狂と似通う。

 主装は実体鎌で、大きく湾曲した刃先は目の前の敵意さえ一刀両断する。おそらくウィルス保菌機だが、詳細不明。型番は文字化けのようで、とくに意味のない羅列のようである。

___________________new!

〈オルウェントクランツ・ゼロフレーム〉

UEX-E48XXF <ALWENT-QRANTZ_zero=flame>

 空間を跳移(ジャンプ)する――という特異な能力により、大気圏突入/脱出を可能にした最新鋭機。全高二十メートル。動力源や鋭角的なフォルムこそ引き継がれたものの、前搭乗機とは異なる白亜の装甲を持つ。接近/射撃双方の武装に恵まれたせいか、多彩な戦術を誇っているようだ。


 武装:

:可変-バリア強化楯×1

:36mmコンバージェント・レール砲×2門

:PzmBR-56プラズマ・高エネルギーライフル

:PzmBR-72プラズマ・長射程ライフル

:[F.Z.C.B]――フィニティゼロ・コンフリクトバスターキャノン×1門

 動力源:重力[位相]


 なかでも最も際立つのは右背部から脚部までの長さを持つ砲身――有限の零(フィニティ・ゼロ)と名づけられた陽電子砲である。パイロットへ就いたミオ・ヒスィは、その艦主砲を遥かに凌駕した一撃で、初戦にて撃墜数数百にものぼる戦果を上げている。

____________________

【用語一覧】

――――――――――

【チート・ウィルス】

 正確にはシステム・バグとトランセンド・バグとに分けられるらしい。感染した機体は『保菌機』とも呼ばれ、後者の菌には兵器が兵器を喰らうことで成長するという凶悪なものもある。極めて危険な因子で、セレーネ有する無人機はたいてい後者の保菌機であり、厄介な存在となっている。ちなみに前者のウィルスは機体性能を大幅に上昇させる自律型として、戦狂の駆る〈ヴェサリウス〉・死喰の〈リヒャルテ〉にも植えつけられている。

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