デスアンドゲーム
『93話 時間のうつりかわり』
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOに超伝導体現象がおきるとしたら、
時間から時間でも雪がふる冬である。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOにも、おもしろいものがあって、
雪もふる冬にさく桜がある。
そして。
その桜は超伝導体現象どおり、
半導体としても、おもしろく、ちりにくい桜の花をもつ、やっぱり桜。
この雪がふる冬にさく桜には。
ある伝承があった。
【天帝、心は絶氷。】
【天帝、魂がやすらぐ、ちらないと信じられる桜の花。】
【天帝、命は心であり、わかっていてもわからない、時間の雪がふる冬におとずれる桜。】
超伝導体現象そのものは。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOでも質量を持ちすぎた可能性のほうの奇跡とされている。
【つまり。】
【質量を持ちすぎた可能性とは。】
【幸せを望む可能性論である。】
【でも。】
【そこには何の罪もない。】
【そう。】
【天帝は伝承法として残したい記憶でも。】
【けせないし、けしたくないおもいで、という意味合いである。】
【質量を持ちすぎた可能性のほうの奇跡とは。】
【命が生きられるのを雪もふる冬にさく桜。おもいうかべているお話しだった。】
~続く~




