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デスアンドゲーム

『92話 近衛兵このえへいの頼まれごと』




 アリーショが総長 ベルカーナジャの総長執務室へよびだされる。

本当は情報屋ギルド ベルカーナジャで総長執務室に入れたのは初めてだった。



「・・道具屋ギルドに、何かあった?」

アリーショが聞くと、

総長 ベルカーナジャは考えこむように道具屋ギルドがおくってくれたであろう自らのぬいぐるみをなでながら答える。

「アリーショ近衛兵よ。このぬいぐるみのように道具屋ギルドはあるべきだと考え続けた。」

総長 ベルカーナジャは言葉を続ける。

道具屋連盟どうぐやれんめいギルド アリーショはどうかな?」

アリーショは総長執務室をみわたしながら、

道具屋ギルドが過去におくってきた、

情報屋ギルド ベルカーナジャ団員らのぬいぐるみをみて涙ぐんで返答した。

「近衛兵として練兵してきたのは聖女らと仲直りしたいから、なの?」

総長 ベルカーナジャは自らのかたちをしたぬいぐるみをアリーショにちゃんと手渡しをしてしゃべる。

「王座とは墓場ではなく。戦場こそ王座でありたいものだ。理解できぬなら理解するように仲直りだけは、がんばりたい。」




【こうして。】

道具屋連盟どうぐやれんめいギルド アリーショは成立した。】



【総長 ベルカーナジャの情報屋ギルド ベルカーナジャの近衛兵として。】

【女王 ベルカーナジャの歴史上の友である聖女らとの仲直りも達成したアリーショである。】



【どうあっても。】

【道具屋連盟ギルド アリーショは仲直りのおもいでとして。】

【聖女らや同じく団員らのぬいぐるみを大切たいせつにした。】




【そして。】

【本当に道具屋連盟ギルド アリーショは『近衛兵団員として』だが。】

【アリーショを道具屋連盟ギルド アリーショのギルドマスター(最高司令官)と本気で認めた。】









                     ~続く~








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