デスアンドゲーム
『91話 国威発揚(こくいはつよう 説明 国権限)』
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOに、
武家(ぶけ 説明 この場合は将軍家柄)による支配があった年代があった。
そうして。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOにはそのように伝承されている。
外面よく高家(こうけ 説明 偉いお家柄)を語る(かたる)王家に、
むらがる、ただの職業安定所ですらおちこぼれの将軍国だ。
そんな王ごと将軍にも大理想なんて心を持っているお話しですらない。
万人(ばんにん 説明 多くの人々ら)が為の政治はないというが、
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOにはあるといえばある。
社会をくさらせるからくさらせるためだけの政治家であって、
大政治家に、いつになったらなるのだろうか、という政治こそ万人政治国民感情だ。
【宣言されずともわかるなら腐敗政治ではなく腐敗社会には中枢知能を演じきる政治家がいるということである。】
そんな社会に革命思想なんてものは争いの元でほかならない。
技術革新(ぎじゅつかくしん 説明 技術力性能向上)でさえ、
本当の技術力を持っている技術者をくさらせては政治そのものにこびへつらう社会がダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOであった。
【そうしてまでも。】
【お金はお金で社会そのものはかえられず。】
【お金こそ自ら自身をかえる命へのお金でもある。】
【命さえあれば。】
【生きていけるのはお金もあるからであって。】
【お金と命は寿命という平行線だった過去がお話し合いで続くから続くお話し。】
~続く~




