デスアンドゲーム
『88話 はじめまして赤ん坊』
ロードスの名前として生きてる僕は過去にどのように生きていたか。
おもいかえしてみる。
【元の世界】ともよべない、その世界に何が残るのだろう。
【MMO-RPGの架空請求がプロパイダー(説明 インターネット接続会社)ごと二回ほど。】
でるところ(裁判所)にでてもいいのならダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOをやった僕である。
【兄弟やいとこがいて。】
【僕に教育費はかけてくれなかったおもいで、だ。】
【一番上の兄に子供が生まれれば。】
【苦笑いもできない家族愛情とやらは僕に確実にない。】
毒虫の毒(逆真理定説のあとでわかる毒)をもられたのは僕がいらないから、もういらなかったからだろう。
【僕に赤ん坊の記憶はない。】
【僕へきびしい両親家族の記憶もない。】
【どうしてかな。】
【死ほど誇り高い心はない。】
【なぜなら。】
【死はかんたんに恩義(恩讐 説明 むずかしいただの義)を忘れないからだ。】
僕がいた【この世界】とはかんたんに平等として、できていた。
ちゃんと助けるよりも見捨てるほうが、ずっとかんたんだったからだ。
【僕はダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOで。】
【今までのようしゃのない感情を、いいお話しだったと感じている。】
【どうしても。】
【ゆずれない伝え方があるのであれば。】
【命あってからこそ死の伝承法ぐらい、そのお偉い(おえらい)生まれとやらで知っていただろ。】
~続く~




