デスアンドゲーム
『73話 友情の行く末』
「ロードス。貴族だった、で、始めよう。」
マーキュリーが騎士剣(きしけん 説明 ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOでの片刃で耐久力がある大きめの剣)をかまえる。
僕も。
貴族であったから本気の真剣勝負は初めてなので得物(武器)は、
騎士剣(きしけん 説明 ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOでの片刃で耐久力がある大きめの剣)を選んだ。
マーキュリーの初撃は一合(一撃と違う打ち合い)だったが重たかった。
僕は騎士剣で初撃を刃と刃をぶつけて、はじく。
マーキュリーを強いと判断した僕は距離をとった
「マーキュリー。次は一撃だ。」
僕は自然と、ハッタリ(うそ)をしゃべった。
でも。
叫び声からして。
僕は本気なので距離をとった騎士剣による助走(じょそう 説明 助力で走る)で、
力まかせにマーキュリーへ挑む(いどむ)。
力まかせの騎士剣はまた一合(一撃と違う打ち合い)で、
マーキュリーがここまで力があったのかと、僕は騎士剣と騎士剣でにらみあう。
「き、ぞくっかぁー!」
マーキュリーはそう叫び、
力があったので僕の騎士剣は、なぎはらわれそうになる。
僕は少しの肩による体当たりをマーキュリーにして。
なんとかなぎはらわれないように騎士剣をにぎりなおす。
「マーキュリー。次こそは一撃だ。」
僕はおもいっきりさけび、走りながら体当たりまかせの騎士剣をマーキュリーへむける。
「ロードスの、平民!!」
マーキュリーは一撃をうけたような声をあげたが、
騎士剣の刃ではないまったいらの安全部分で僕の頭をハンマーのように叩いた。
【どうやら。】
【実力差はかなりあったようだった。】
【一撃を与えたといっても僕の騎士剣は刃ではない部分でマーキュリーへ攻撃していた。】
【なぜなら。】
【マーキュリーが刃ではない部分で攻撃するように僕へ騎士剣をにぎる手に蹴り(けり)をしていたからだった。】
【なんかのなんとなく貴族争いは僕の頭のおおきな、はれで終わった。】
【なんというか、手加減なしというよりは血がでなくてよかったお話しである。】
~続く~




