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デスアンドゲーム

『9話 天使』



 情報屋ギルド ベルカーナジャに信じがたい情報が流れてきた。

情報そのものが総長 ベルカーナジャが買いとった情報らしい。

そして。

総長 ベルカーナジャの日記は今朝(今日の朝)に書かれていなかった。

ただただ。新入りは知らないのかと。

総長 ベルカーナジャの精鋭団員らに話をはぐらかされた。



「ロードス。実はグラッス師匠も知らないらしい。」

マーキュリーは心配そうに言いながら僕を見る。

前に総長 ベルカーナジャの日記を書きなぐったのが悪かった。

「じゃー。やることは決まってるな。」

マーキュリーの師匠グラッスは。

そう言いながら。

いつもの談話室から退室していった。

「どうなる・・・この情報代金・・。」

僕はそう、つぶやきながら。やることもないので。

グラッスのあとをついていくことにした。

 どうせ負ける相手だったら逃げればいいという考えが僕である。

グラッスは総長 ベルカーナジャを探すのに必死だったので。

僕がグラッスのあとをついていっているのは気づかなかった。

そして僕も。グラッスに逃げられないように必死だったので。

マーキュリーが僕のあとをついていってるとは知らなかった。



「じゃ~。やることは決まってたな。」

グラッスのかけごえで。ささいな食事会が始まった。

・・・いつもの精鋭団員らが入室してこなそうな談話室での僕らの食事会である。

「しかし。総長が総長だったとはなぁ。色気がない、わけだ。」

グラッスは上機嫌で気分よく集まった団員らに言い訳をしていた。


【貧しい者を探したあと。総長ベルカーナジャが登場人物はギルドとギルドの橋渡しで貴族見習いな雇い入れをしていた】




            今でも書きなぐられた日記だとして。

              総長 ベルカーナジャが貧しい人間に語りかけた言葉が僕の心を感動させた。

                【貧しい生まれ、貧しい育ち、豊かな将来、みのりある人生を誇りは覚えている】



                                    ~続く~



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