デスアンドゲーム
『69話 話は最後まで尽きぬ』
【命のゆびわの伝承法が語りつぐ理由あり。】
【死はいつでもそばにいて。】
【死は命と友情は成りたたない。】
【命のゆびわに日輪(天下?)のかげり(くらやみ)あり。】
【命の死の戦いは、死線をこえた先にあり。】
【祈りという信仰を持つ騎士とは、英雄騎士にあり。】
【英雄騎士は『王という主君』をおもいでとする。】
【英雄騎士が挙兵する歴史に王墓(おうぼ 説明 王の墓)は記録される。】
【英雄騎士において不幸は盾にならず。】
【また、おもいでも英雄騎士の剣にならず。】
【英雄騎士が倒れるところに。】
【王だった人間の徳政(とくせい 説明 王としてのうつわはやさしさこそ魅力)の物語を、】
【ひきつぐ騎士団あり。】
【英雄騎士はおもいでにいざなわれるのではなく。】
【英霊の座にいざなわれる。】
【英雄騎士がひきいる過去であり続ける騎士団は聖女の涙より多く『ドラゴンの聖地』を王墓へ持ち運んだ。】
【英雄騎士の名前は重臣のみ知る。】
【重臣が、なつかしむ主君とは民が為の争いにあり。】
【英雄騎士こそ『王が死んでも王だったあかし』であった。】
【重臣ら。】
【せめて『ドラゴンの聖地』の数多くが王墓、】
【みとどけてから過去になった王のように眠る。】
【ここまで語りつくしたのであれば。】
【命のゆびわの伝承。】
【王が王であるための王の生きた誇りであるからこそ聖女の涙をとめた。】
~続く~




