デスアンドゲーム
『68話 国税ギルド』
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOにいるから国もある。
ギルド(むれ)と、おそらく貴族らにとっても。
敵対者になりたくないのが国税ギルドである。
【国】と【王】がダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOにいれば必ずいるのが国税ギルド。
情報屋ギルド ベルカーナジャのやりかたは本当にシンプル(かんたん)である。
敵対したくない貴族らに納税(のうぜい 説明 税金をおさめる)したあとに。
情報屋ギルド ベルカーナジャと敵対関係にある国から。
優先権限を持つ納税(のうぜい 説明 税金をおさめる)する。
敵対関係ではない【国】ごと【王】が情報屋ギルド ベルカーナジャに直接交渉する、しくみだ。
なぜなら。
帝国と連合なら常識のような日常(にちじょう 説明 まいにちのようにあること)として。
世界大戦を争っているのがダンジョンアンドVRR-MMOだ。
【王】に必ずといって存在するのが【参謀(さんぼう 説明 かしこい謀略者)】なので。
国税ギルドをちゃんと動かすというのはどういうことなのか、とわかるのでわかるお話しである。
国税ギルドにも情報屋ギルド ベルカーナジャは納税をするが、
それはそれで【王】に【有能な参謀】がいるからこそ手切れ金(てぎれきん 説明 同盟ではないお金)である。
つまりは。
手切れ金でも国税ギルドに納税すれば。
争いにまきこまれることはない。
あったとしても。
にらみあいで済むというパターン(説明 プログラムテーブルみたいなそうであったらそうなる)だ。
【もちろん。】
【国税ギルドをだしぬかないが、】
【この時間に『王』こそがだしぬいた『参謀』を調略(ちょうりゃく 説明 みかたにつけること)も。】
【当たり前(あたりまえ 説明 常識)のようにやるのが情報屋ギルド ベルカーナジャである。】
【そうだからこそ。】
【情報屋ギルド ベルカーナジャを盟主とする日和見同盟には。】
【連合と帝国の争いですらだしぬける【参謀】が、団員らとして多くいる。】
~続く~




