ダンジョンアンドドラゴン～最終章～

（最終章2話）至高の再生～第25章～

『何もかもが、なくなっていった。その命（いのち）をつないでいった意味でさえも、ない。　1話　栄光か、謀反（むほん）か』

　　ダンジョンアンドドラゴンオリジナルVRR-MMO人工知能＝再現AIファンタジースーパーゲームは生きのこっていた。

多くの、それも、これから先（さき）の、さらに多くのリアルゲームプレイヤーキャラクターがログアウトで生存権をなくした。

　　ダンジョンアンドドラゴンオリジナルVRR-MMO人工知能＝再現AIスーパーファンタジーハイゲームは闘技場（とうぎじょう）。

つまりログアウトで生存権をなくす、か。リアルゲームプレイヤーキャラクターでの医学大技術仮想現実生存権限を失う、話だ。

　　世の常識（じょうしき）は荒れ果てる（あれはてる）が、闘技場（とうぎじょう）で勝ち残っても生存意味はないと同じだ。

闘技場（とうぎじょう）の勝ち方は、かんたんすぎた。闘技場に入りこんだらぬけだせないダンジョンである。生存性の不可能。

　　「ギルティクラン（特別大権威大ギルド）ベルカーナジャへ、闘技場（とうぎじょう）からの勝利で団員軍にならないか？」

　その声（こえ）に乱世（らんせ）を楽しむような口調（くちょう）はなかった。

その声こそ、乱世の光軸　覇帝　ハーンロードを乱世がため大君臨者にした、かつての大ギルド　ベルカーナジャである。

　　「ギルティクラン（特別大権威の大ギルド）　ベルカーナジャは闘技場でさえ、生体ダンジョンのコンプリートゲームだ。」

　　乱世がための大君臨者のしたことは、刑罰（けいばつ）ではなく、加えて重い死罰（しばつ）だったが本当の答えこそ答え。

医学大技術仮想現実（MR）ゲームにしたところで現世は現世で他ならないから現世ダウングレードだった伝説乱世の正解の答え。

『大ギルド　ベルカーナジャは乱世の光軸　覇帝ハーンロードごと戦いながら現世ダウングレードがあるように【生存した】。』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～続く～