デスアンドゲーム
『49話 国軍』
「本当にいいのか?」
【王】が農民すがたの騎士に聞く。
「!後悔は、ない!」
農民すがたの騎士は胸に拳をぶつけ、声をだす。
「!・・・そうか・・!・・・願おう。」
【王】が農民すがたの騎士に騎士甲冑をつけてもらう。
「王よ。この大大城こそ。この胸の墓場。」
農民すがたの騎士は騎士甲冑を【王】につけると、
また胸に拳をぶつけ、声をだす。
「シンゼンホウ 国軍という騎士に国をあずけていて・・・本当によかった。」
【王】は涙をだしきったあとに、
すまぬとあやまる。
そして
大大城を早馬(はやうま 説明 とにかく早い馬)で逃げた。
シンゼンホウとは国とよばれるほどの選帝侯。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOでは。
【王】が選帝侯に選定されるのはめずらしい。
そもそも選帝侯はダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOでは、
【王】のもっと上の存在である。
そして。
シンゼンホウにも必ず二つ名があり、シンゼンホウ 国軍とは国そのもの軍である。
【始まるであろう戦いが始まった。】
【敵軍そのもの全ては。】
【『王』が早馬で脱出(だっしゅつ 説明 ちゃんと逃げれた)したのも知らない。】
【その農民すがたの騎士の騎兵突撃隊の活躍。】
【敵軍そのもの全てはひるみ。】
【あとは補給隊の援護(えんご 説明 助けて助力)のみとなった。】
【脱出した『王』の国は滅ばなかった。】
【だが。】
【『王』の心のそこからの国とよぶ、シンゼンホウ 国軍は。】
【国に家柄(国家)を『王』の胸のうちの心から心まで頼んだ。】
~続く~




