デスアンドゲーム~第二章~
『395話 日和見同盟が日和見同盟である為の理由ネットワークレポートカード』
「ロードス!」
法律国連の一番槍国 ベルカーナジャ・ロードスの人質大臣である貴族大臣をやっていた、
マーキュリーが情報屋ギルド(むれ) ベルカーナジャでの、友情の友に言葉をかけた。
「うーす。」
僕は、なにごともなかったように、言葉で言葉を返礼した。
マーキュリーのうしろには、ほかにも情報屋ギルド(むれ) ベルカーナジャの団員らが、いたからだ。
そもそもにおいて。
法律国連の一番槍国ベルカーナジャ・ロードスが、日和見同盟の正式安定版の、
公認メンバー参加国になったのはきっと王遠の、お話し合い。
【王遠を正式安定版として、実子縁組による親子関係に、】
【情報屋ギルド(むれ)ベルカーナジャのグルグ(総長)と君臨王 グゼルが有言実行、との伝令で、】
【あわてながら、日和見同盟が実子縁組は公認するが、大軍師 王遠を迎えた。】
そうして、こうなったのだから、僕は王遠にも、声をかけてみた。
「ベルカーナジャ・グルグ・王遠になれたのも大軍師の将才を貴族大臣が認めたからだ。」
僕は本当の友情のゆくすえを考えながら、気持ちをこめて母親方のグルグ名前の、
ベルカーナジャ・グゼル・王遠でも名乗れたであろう、王遠そのものに、そう、話した。
「マーキュリー貴族大臣などといった情報屋ギルドベルカーナジャの一員だから、わかるのは許せ。」
王遠は微笑みながら(ほほえみながら)他の団員ら、との話し合いに、もどった。
『心があって、笑顔になるのであれば、』
『きっと、MR(説明 エムアール 医学仮想現実技術力)でグゼルとグルグの本当の子供として、』
『再び生まれて、再び育ち、再び将才という才覚を、みいだされた王遠。』
【僕は今日は今日で、これほど、までに、うれしさを共有して、】
【王遠のお誕生日ネットワークコミュニケーションレポートカードでお祝い日はすごいと、実感した。】
~続く~




