デスアンドゲーム
『27話 銃社会』
かつて。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOにも銃社会があった。
かつての。
ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOでのモンスター社会は銃社会がもたらした。
今でもモンスターには食物連鎖は意味がない。
意味があるのは確かな【モンスターと戦える手ごたえ】である。
達人のような達観(たっかん 説明=たつじんのみ感じられるという霊感のようなもの)。
大砲・戦闘機・軍艦・戦車・爆薬など現代軍事兵器(?)。
何ら意味がなかった自然淘汰(しぜんとうた 説明=しぜんしょうめつする文明らしき文明)である。
モンスターに勝てない社会性ならば社会はすぐモンスター社会である。
【モンスターとの食物連鎖をわかる霊感こそ達観である】
かつての世界大戦の亡霊。
それらが【新しいギルド クラン】である。
銃社会はどんなに強い軍事兵器だろうが。
全人類社会を救ってはくれなかった。
もう一つの世界大戦の亡霊がある。
【もう。勝てるはずがない『モンスター ドラゴン』である。】
どう負けたのかもわからない。
どうやっても勝とうともできない。
全人類社会は何度も。
モンスター社会と戦っていたのである。
【達人とは【王】のみあらず。モンスター相手に確かな手ごたえのある一撃をできる人間であった】
~続く~




