(最終章20話)りんごの木(き)の下(した)で~第207章~
『全現実生体系の全人類。リアルタイムストラテジーであり、スーパーアドバンテージ。全人類のわくぐみ 2話 救われない(すくわれない)罰の、見つけ方』
「日輪。日輪様がお待ち(おまち)になっております。絶対零度であり、永久凍土でもある大聖女様のドメインでも、わかっております。」
「このまま、戦場のエンシェントヴァルキュリアのゼロが続く履歴なら水槽の脳の絶対になりますよ?」
見つかってしまった。黒色現世における、上下の掟そのもの本人。
避難民を素体でも神様になった。神様才能力をもつ器なら、もっともすごい大存在だろう。
男の僕は足のくるぶしを見られた。人体のなぞでも、くるぶしとはもっとも硬い(かたい)軟骨だとされている。
つまり、男の僕がゴールをめざせない場合。スタート(ゲーム大説明 この場合のもどる、始まりなど)。その生存率の変動制でも血液の動脈も新しく完成する。
そして、アメシロテウスから無理にわたされた古傷。歩きすぎのうおのめであり、魚の肉のめでもある、たらのめでも、かくせない。それは男の僕のテーブル。加えて重い散歩でいうアキレス腱の皮膚炎だから、かくせたはずだった。
「日輪様のもとへ、もどってもらいます。上下の掟を身代わり(みがわり)にできませんよ?」
「なぜなら日輪様は、覇対応の日輪や日輪エネルギー体でも、さがしてました。身代わり(みがわり)と違います。その上下の掟のエネルギー体である全権勅使だから、お迎え(おむかえ)です。」
【日輪として、この世を守り続ける絶対は実在しない。その日輪様も寿命なら国々(くにぐに)を滅ぼす(ほろぼす)。PKするなら、その日輪様を助ける大証明エネルギー体のこの世にされる。そんなムダを、もう1人、本当にふやすのか?】
~もともとの祝福は、もとどおりの幸福という返答も、ない。この場合の、日輪履歴ごとに、続く~




