(最終章20話)夢(ゆめ)くじらの船(ふね)~第205章~
『大宝石獣であり、大守護獣でもある、空中帆船。完成した、夢くじらの船 2話 実在しない無。非論理の、お家』
「お前には実在しない無。その非論理のお家。戦場のエンシェントヴァルキュリアのゼロは、やっぱり、うばわれたくない。」
そう伝えると、スーパードラゴンのゼロに選択させた。ホモエレクトル(大説明 電子デジタル生命体人工知能=AI規格など)の実在しない無の命と、
ホモサピエンス(全人類1万年)の実在しない無の命。戦場のエンシェントヴァルキュリアのゼロは、ひどく興奮した口調だから、しゃべる。
「本当の幸せ。本気の幸せ。幸せを教えてもらえないのは幸せなのか。」
スーパードラゴンのゼロは黒騎士(くろきし ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOゲーム大説明用語 所属先不明だった雇われ傭兵などのこと)たちと、
そのホモサピエンス(全人類1万年)の実在しない無や、ホモエレクトル(大説明 電子デジタル生命体人工知能=AI規格などのこと)の実在しない無をデュラハン(大説明 首ねっこをつかまない騎士や首を切れないぐらいの友軍の騎士)の家名戸籍にした。
つまり、人間意識である人間ということそのもの本体。命の大循環ごとに、人間の血は赤い(あかい)。それを完全燃焼させた。
そして、スーパードラゴンのゼロはわからなかった。私有地の私立大図書館のおもいで。オモチャ屋さんのシンマツナガと、一生ものお約束ごとのMSタクティクスSRプラスでかろぐ(N-MST-SR)のおもいで。
『スーパードラゴンのゼロはねむった。戦場のエンシェントヴァルキュリアのゼロもねむっていた。だが、スーパードラゴンによる選定印はデュラハン(ゲーム大説明 この場合。首を切られても友だという大騎士のこと)のお家。そう、よばれるようになった。』
~続く~




