デスアンドゲーム
『233話 光の中につつまれていく心の闇こそ。ひらめく光』
「あーあ。」
僕は、なんとなく空にむかって、
ゲームオブゲーム(ゲーム現実かゲーム現世)になってしまったダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOを、みあげる。
「そう、なげくな、ロードス。」
貴族大臣をなんとなくなれてきたというマーキュリーが言葉を、僕にかける。
「ダイバースーツ(加えて重い警察権限を持つダンジョンアンドドラゴンVRR-MMO)が、つくるのは、よくできるよなぁ。」
僕の言葉にマーキュリー貴族大臣は、そうなんだよ、と言葉を返答しながら、しゃべる。
「ロードス。グラッス師匠貴族大臣も、かなりむずかしそうに法律国連の一番槍国 ベルカーナジャ・ロードスで働いてる。」
そうである。
僕は前から聞いているが、
マーキュリーはグラッス貴族大臣を兄というよりはグラッス師匠貴族大臣と、よんでいる。
【状況はあまり、かわってはいないが、】
【大きなバウンティングハントが、多くなってきたということだ。】
「平民大臣なら、もっと大変そうだよなぁ。」
僕のその一言で話は終わったが、
実際は君臨王の法律国連の一番槍国 ベルカーナジャ・ロードスは労働力財政だけは手抜かりない。
【ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOは、】
【いつもどおりといえば、いつもどおりの生体CPUなどで動作しているが、】
【問題なのは生体CPUなどのプレイヤーキャラクター(ネットワークプレイヤー)の多さでもある。】
【ダンジョンアンドドラゴンVRR-MMOはなんだかんだしゃべっていても、本当は大人気なのかもしれない。】
【そうだとしても日和見同盟は盟主 ベルカーナジャが本気でよく働いている。】
【エーフォース共有合同舞踏会も盟主 ベルカーナジャ頼りこそ、ぬけだせそうにない。】
~続く~
 




