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(最終章20話)ア・ロード・ディアー・カテルーシャ編~第204章~

『竜と人の物語生物ものがたりせいぶつ。グランシェミレーゼ。ブラッディミレーゼ。ブラッドセイント(またプリースト)方面の家系図生物かけいずせいぶつ 5話 業務命令ぎょうむめいれい表面態度ひょうめんたいど





  「お前に、どうしても、うばわれたくないものはあるか?ゼロの生きる証明いきるしょうめいにはある。お前がわからないのは、」

「人間意識だけじゃない。アルビノ(ゲーム大説明用語 この場合のかみいろが色素変更などのこと)のうすい赤色あかいろかみの女。」

「最初によびだしたのに、お前そのものへ、こいしてる。それをまだ、かくしてる。お前も、ちゃんとしゃべったよな?チェスボードゲームはかならず、負けるコミュニケーション。」



  『スーパードラゴンのゼロのこの場合の移動速度いどうそくどはない。人間意識をうばわれたように戦うほか、歩くと走るもない。』

『だから二つふたつなゆめクジラ。大きいくもにかくしたゆめくじらであり、子供など、移動いどうする遊び場所あそびばしょ空中くうちゅう利用りようした移動速度いどうそくどだ。』



  「お前にどうしても伝えたいことがある。ゼロは人間意識もない。ただし、お前だけは、うばわれない。それに、お前も、」

「ゼロにこいを続けてる。かくすことではない。ゼロでも恋愛人れんあいびとには大告白だいこくはくする。連続れんぞくした、お祈りと同じ。こいだ。」






 なんとなく、同じことをしゃべれる相手がほしかった。そういう女性のゼロも悪くない。戦場せんじょうのエンシェントヴァルキュリアのゼロが、

未来みらいであり、死後しごの世界のため、スーパードラゴンのゼロをよびだした。それでも、ゼロはプラスマイナスゼロと違う。

生きられるゼロだ。お話し合い相手にちゃんとなれないスーパードラゴンのゼロは、いつか、年老いて(としおいて)、朽ちる血統くちるけっとうだとわかってた。

つまり、悪くない気持ち(きもち)だけじゃない。いのち大循環だいじゅんかんもゼロではない。かんたんに終われる(おわれる)いのちと違うゼロも恋しい(こいしい)気持ち(きもち)。




                   ~続く~








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